8f75f206.jpg 安里繁信

 こちら、沖縄タイムスの新聞記事で違法な労務管理が露呈した物流企業、会社名は「(株)あんしん」である。物流企業としては沖縄県内で最大手の一つ。グループ企業の一つとして動いており、これをまとめているのがシンバホールディングス株式会社という持ち株会社である。

 http://anshin.symba.jp

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 「あんしん」という言葉は、「安心」ではなく「安信」をひらがなに開いたもの。かつて「安信輸送サービス」という社名であった。現在は二代目、 安里繁信が安里享英とともに代表取締役を務める。沖縄を二分した選挙になった知事選では安里繁信は仲井真の支援者として大きな役割を果たしている。チラシにも安里の顔写真付きで出ている。


727534ad.jpg安里亨英



 さらに、近時、「098TV」という番組を沖縄テレビで毎週日曜日に放送(24:45−)している。30分番組であり、テレビで放送されたものがYoutubeにも多数アップロードされている。


 「#14 鬱からのリワーク」

 がその動画集の中に含まれているが、自身が雇用する従業員が違法な労務で鬱を患い、会社内で自殺を図った立場ながら、こうした番組を公開している感覚が理解できない。


 安里繁信は沖縄県コンベンションビューローの理事に就任。3期前の会長であった。安里繁信の後、上原良幸になり現在は平良朝敬が務めている。また、国立劇場の前に豪華なビルを建てるなど、近時、急激に業績を拡大した追い風を受けて沖縄の表舞台に顔を出している。近い将来の政界進出を考えているともいわれる。

 
 今回、安里のブラック経営を8月に労災認定したのは、沖縄労働局・労働基準監督署。被害者である男性の弁護士はのぞみ法律事務所の高塚千恵子弁護士である。

 
 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=134336

 総合物流業の沖縄県内企業に勤務する男性従業員(42)=沖縄本島南部=が自殺を図ったのは長時間労働が原因だったとして、妻との携帯メール459通を証拠に、沖縄労働局労働基準監督署が8月末、労災認定したことが分かった。男性が労基署に提出した意見書などによると、自殺未遂をした2014年3月29日の直前1カ月間の残業は162・5時間で、過労死の目安とされる月80時間を大幅に超えていた。


 男性は高校卒業後、20年余り同企業に勤務。中間管理職の「主任」に昇格し、固定給になった05年以降は残業代はつかなかった。タイムカードなどの出退勤時間を記録するものがなく、毎日の出退勤時に妻へ送っていた携帯メールの履歴が勤務実態を把握できる唯一の証拠で、労基署が長時間労働による災害を認定するかが焦点だった。


 男性は14年3月29日午前8時半に出勤後、午前10時に同社内のトイレで右手首を十数カ所切り自殺を図った。繁忙期に慢性的な人手不足が重なり、メール履歴によると出勤4時間前の同日午前4時半すぎまで残業していた。


 ドライバーや顧客管理など幅広い業務を任されていた男性は、月100時間前後の残業が続き、10年には職務上のストレスや過労でうつ病を発症したが、業務内容は大きく変わらなかったという。


 男性の申請代理人を務めたのぞみ法律事務所の高塚千恵子弁護士は「うつ病など精神疾患の場合、労災認定のハードルは高い。今回はメールを端緒に労基署が十分な調査をしたことで認定につながった」と指摘。一方で企業側は沖縄タイムスの取材に「コメントを差し控えたい」とした。(篠原知恵)