サウジアラビアの南に位置するイエメンで、「神の愛の宣教者会」が運営する高齢者のための施設がテロリストによって襲撃され、4人の修道女と12人の入所者が殺害された。マザー・テレサが創立した宣教者会。

 イエメンでは、1998年にも会の3人のシスターが殺害されている。イエメンでは、イスラム教シーア派(主にペルシャ語圏のイラン、イラクやシリア系)が、元々のイスラム教正統であるスンニ派の政権に対して反政府活動を展開し、シーア派の一つ、フーシ派(ホウシー派)が台頭して急激に治安が悪化している。隣国サウジアラビアはこれを押さえ込むために非常に躍起になって軍事介入を広げている。