20191005

 誤認逮捕問題をめぐる愛媛県警の調査結果について、被害者の女子大学生が4日、コメントを出した。濡れ衣の冤罪被害に遭った女子大学生は、「自白の強要がなかった」と県警内部の調査で公式に結論付けられたことで今後も同様の取り調べが行われるのではないかと批判している。

 これほどの粗雑な見込み捜査による自白強要が露呈することは珍しく、それにもかかわらず、県警が公式に責任を認めない点に、日本の警察、捜査機関の権力行使に非常に問題が残っていることが良く解る。

 

 誤認逮捕問題について愛媛県警は3日、調査結果を公表し、取り調べの中で、就職に対する不利益を示唆したり、自白すれば取り調べが終わると発言したりしたことを認めましたが、「自白の強要はなかった」と結論付けました。

 これに対し、女子大学生は4日、、弁護士を通じて

 「これらは脅しともとれる発言であり、私としては自白の強要をされたという認識に変わりはありません」
  
 とコメントしました。
 
 また、女子大学生は、担当刑事から誤認逮捕について説明を受けた際、「普段通りの取り調べだった」と言われたことを明らかにし、

 「私が受けた取り調べがいつもどおりの取り調べであり、今回の調査で自白の強要にあたらないと結論付けられてしまったことで、これからも同様の取り調べが行われてしまうことを危惧しています」

 と県警の姿勢に疑問を呈しました。女子大学生からの指摘について県警刑事企画課は、「直接こちらに届いていないのでコメントできない」と話しています。