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 中国から日本に帰国する直前、空港で拘束され、今日、解放された北海道大学の岩谷將(Iwatani Nobu)教授。日本に戻る際の搭乗前チェックで、ウイグル地区の写真を多く撮影していたファイルが見つかって身柄を拘束された。

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080779562/


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https://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.dd1c540f3503f804520e17560c007669.html?fbclid=IwAR3nSYbA2ZZjgxljwj3bhmN2yE00nZTddBBZRB4GmY0uad6MKTLh6iYRdFE




 大学教授というが、元々は防衛研究所教官。しかも日中戦争の戦史と中国共産党の公安・情報組織研究など、諜報活動分析が専門の防衛省職員。風景写真家でもないこうした人物がウイグル地区の撮影禁止区域で撮影した写真を多く持っていることがばれれば命が危ないことはわかりきっている。あまりに軽率で無謀な行動であったと批判されて当然の危険な行為で、中国政府は常に日本では中国政府の立場で発言している東洋学園大の朱建栄さえ疑いをかけて長期間、拘束したことがある。

朱建栄

 今回、政権・政府の中国に対する強い働きかけや、香港の動乱、習近平の来日が計画されているなどの事情があったが、これらがなければ、通常はこのように解放にまで漕ぎつけられることはない。たまたま非常に幸運だった解放だった。

 共産党政府の過酷な人権侵害、強権的支配に苦しむウイグルやチベットの人たちは、命がけで外へ情報を伝えている。そのために落命した人は数えきれない。世間知らずの学者が犯した、認識が甘すぎる大きな失態。いくつもの偶然が重ならなければこの解決はなかったことである。


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