bleach今週に入ってから、新規に感染者と判明している人たちの年齢層が下がっている。佐川急便の配達員、こども園のスタッフ、デイケアのケアワーカーなど、50歳代以下の感染者が増えてきた。山梨大病院に入院している20歳代の男性は髄膜炎を起こして髄液からコロナVが検出。世界的にも非常に稀な症例になった。

 未だにPCR検査が十分に、迅速にできず、検査を希望しても検査までたどり着けないという患者が続出。日本以外の世界各国でこうした無様な「感染防止対策」が実行されている先進国は他にない。厚労省、感染研がちょうど今年度、感染症防止に向けた巨額の公共事業を予算請求していることもあって、自分たちの立場が弱まることを嫌って厚労省の業界、許認可権限、指導力を低下させないために、全国の医・薬・看系大学研究室や製薬・バイオメーカー、病院、研究機関にすでに多数用意されているPCR検査機を活用せず、一般の診療所から直接検体を送って迅速検査ができていない。

医療保険適用がなされたばかりだが、「帰国者・接触者相談センター」の数が少なく検査の効率、スピードが上がっていないため、看護師が8回目の受診でようやく陽性と診断されたといった事案が相次ぐことになる。イタリアはすでに4000人近い感染者数、フランス、ドイツもあっという間に1000人を超えた。にもかかわらず、なぜ、日本の感染者数だけが508人(クルーズ船は除外)なのだろうか。普通に見積もれば、死者数、重症者数から逆算して、すでに感染者数は少なくとも3000人以上、感染までに至らず自己免疫で抑え込んでいる保菌者は10万人以上いるはずである。

 市井の社会は全く信用ならない与党政府の説明に業を煮やして、パニック気味の消毒大作戦が始まっている。除菌・殺菌・消毒のアルコールは売り切れ。高値で転売が続く。ピューラックスのような漂白剤系の消毒薬も売り切れ。これらの入手が必須の医療機関から悲鳴が上がる。ピューラックスは次亜塩素酸ナトリウムであるため、キッチン用のハイター、泡ブリーチといった名前の一般台所用製品でも成分はほぼ同じ。金属への錆、色物の漂白作用があることは同じであるため、注意がいるが、パニックになって買い占めに走る必要はない。しかし、世の中は大慌てになっていて歯止めが効かない。

 総理、政権、閣僚、政府、官僚政府が劣化すると緊急事態時に動揺をきたす。今がその典型例の時期である。