稲作農家の方向けのニュース。
https://www.ctv.co.jp/news/articles/05v9rv9ks93pk6f6.html
大きく成長すると大人の手ほど、ソフトボール球サイズになる水田の天敵、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)。ショッキングピンクの卵が、水田の稲やコンクリート壁面にびっしりへばりついている光景がある。
稲作農家の存亡に関わる脅威になったこの害虫を、300円かからない費用で、日100匹以上を軽く捕獲できる新しいアイデアの捕獲器が開発。捕獲したタニシは茹でて食することもできる。元々、串焼きにして食べるために持ち込まれたものだった。ペットのえさにもなる。
30年以上前、農業研究家、宇根豊などが積極的に活用を呼び掛けた時代があったが全て裏目に出て大変なことになり、今年は房総半島の水田がかなり壊滅的に被害を受けている。
これまでは、人力で駆除するか、天敵の高価なスッポンを水田に入れるか、あるいは農薬が効くも、非常に高くつき、今年のように長雨で雨量が多いと薄まってしまい、流れ出てしまう。『スクミンベイトR3』は燐酸第二鉄であるので、有機JAS適合資材として認可されてもいるが、安い価格ではない。
メタアルデヒドを主成分にする、「スクミノン」や「ジャンボたにしくん」は、住友化学などから販売されているが、化学的な農薬そのもので、使った場合、特別栽培米にならない。