激震のカトリック

教皇、マキャリック枢機卿を解任

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 バチカン市国の元首でもあり、カトリックの最高指導者、ローマ教皇フランシスコ1世は、現役のバチカン枢機卿、セオドア・マキャリック(Theodore McCarrick)に対し、長きにわたる未成年や成人に対する性的不正行為を認定、枢機卿としての職の他、司祭としての資格も剥奪、一切の典礼、宣教活動を禁止する処分を下した。枢機卿がこのような処分を受けるのは史上初。
  
 http://time.com/5531153/pope-francis-defrocks-cardinal-sex-crimes/

 カトリックの司祭として事実上の終身刑に等しく、今後、マキャリックは一切の司祭職としての力を持たない「ただの人」となる。

 日本のマスコミは全く報じていないが、世界の各紙も重要ニュースとして報じ、カトリックの電子サイト、Crux(John Allen編集長) も詳細を報じている。

https://cruxnow.com

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 教皇フランシスコは、明日、21日から司祭の性的虐待問題会議=Summit on Clerical sex abuse を開催し、この問題について断固たる意思で臨むことを決めていたが、まさか会議開催の前日に枢機卿に厳罰を課すとは予想されておらず、非常に驚きを持って受け止められている。

 昨年秋、カルロ・ビガーノ大司教・元バチカン駐米大使が教皇フランシスコに公開書簡を出して醜聞、不祥事の隠蔽に教皇が荷担していると批判したことが大きなニュースになったが、このカルロ・ビガーノ自身が保守的、伝統主義的なカトリック司祭。世界指折りの性的虐待問題が発生したアメリカ司教区で活動していた当事者でもある。改革派の現教皇フランシスコに反撃の狼煙を上げた形になったが、教皇はそれに最大級の厳格な対応で応じて答えを示したことになる。

 明日からのカトリックサミットは非常に激しい論争、衝突になることが予想される。







 

フランス 聖ヨハネ会解散事件

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 ローマ教皇、フランスの司祭が修道女を性奴隷にしていたと認める AP通信 2019年02月6日
 
 https://www.bbc.com/japanese/47140076
 https://www.bbc.com/news/world-europe-47134033
 https://www.cbsnews.com/news/pope-francis-priests-nuns-sexual-slavery-abuse-saint-jean-order-france/

 教皇としてアラブ諸国を初めて公式訪問したフランシスコ1世。100万人以上のキリスト教徒がいるアラブでの歴史的な外交が報じられるが、笑顔で祝賀ムードという状況ではない。教皇はカトリック神父による性暴力をこの歴史的な中東訪問中に公式に認めて説明している。

 教皇自らの説明では、カトリックの男性聖職者がカトリックの修道女を性的に暴行する問題が継続しており、中には性奴隷扱いしていたケースもある。カトリックの性的スキャンダルは主に男の子に対する児童性愛(ペドフィリア)として露呈することが多かったが、司祭による成人修道女の性的暴行をバチカンや教皇が公に認めるのはこれが初めて。被害に遭っていたシスターが所属していたのは、フランスを拠点にしていた聖ヨハネ修道女会(the Community of St Jean)。神父・司祭たちが修道女たちを「性奴隷」扱いしていた事案まで出てきて、前教皇のベネディクト16世はこの女子修道会を解散・閉鎖させている。

 https://en.wikipedia.org/wiki/Community_of_St._John

 前の教皇、ベネディクト16世(ヨゼフ・ラッツィンガー首席枢機卿)が、カトリック教皇として950年ぶりに生前勇退しフランシスコ1世に立場を引き継いだ理由は、保守派の教皇が選出されたことで世界中で一挙に噴き上がったカトリックの性的スキャンダルに対応できず、全く手に負えない状況になって教皇を続けられなくなったことに起因している。形式上の理由は高齢による健康上の理由とされたが、実際はそうではない。ベネディクト16世自身がアメリカやアイルランド、ドイツ司教区などで発生した性的スキャンダルの隠蔽に荷担した当事者の一人でもあった上、実兄のゲオルグ・ラッツィンガー枢機卿もまた修道院所属の少年聖歌隊員に対するスパルタ教育・暴行事件を引き起こした当事者であり、到底、改革や問題解決の主軸として指導性を発揮できる状況ではなかったためである。ベネディクト16世がフランシスコ1世にこれらの問題について託したい、頼むと話して引き継いだとバチカンの側近たちは伝えている。

 引き継いで即位したフランシスコ教皇は、5日、専用機内で同行した記者団に対しての会見で

 「教皇ベネディクトは勇気をもって、女性修道会を解散した。というのもこの修道会の女性たちは、修道会を創設した神父たちによって性的奴隷と言える状態に置かれていたので」

 と述べている。その上で、カトリック教会として継続してこの問題に取り組み続けているものの、司祭による修道女の暴行は「今も続いている」と話して強く批判している。教皇の説明によれば、修道女への性的虐待は「特定の、主に新しい修道会」で行われているというが、ここまで教皇自身が対外的に説明して非難することは前代未聞。また、被害を受けた女子修道会だけがベネディクト16世によって閉鎖させられ、加害者の司祭たちが野放しになっている現状を丸ごと引き継がれたフランシスコ1世は全てが難しい舵取りとなっている。
 
 2017年秋からアメリカで始まった「#MeToo」運動によって爆発的に火がつき、以前よりも多くの女性シスターが性的虐待の経験を明かすようになり、2018年11月、カトリックの修道女が集まる国際組織が、自分たちの発言を食い止める「沈黙と秘密の風習」を非難し、バチカンが出版している雑誌は2月号で、司祭に暴行された修道女が人工中絶を余儀なくされるケースもあると告発記事を掲載した。こうしたことは極めて異例。

 バチカン教皇庁のプレス(Vatican press)、アレッサンドロ・ジソッティ報道官(Alessandro Gisotti)が明らかにした修道会は聖ヨハネ修道女会だけであるが、他にもこうした被害を受けた修道女会が世界各地に存在するという話はいくらでもあり、公式に次々、事件として認定されていく可能性が高い。

 教皇フランシスコは自身の年齢と健康状態を考えれば自分に残された時間はそう長くないと考えており、不退転の決意でこの問題に取り組む決意を示して、守旧派、保守的な枢機卿・大司教たちと全面対決する状況になっている。
 
 日本ではこのニュースがほとんど報じられず、また、報じられても修道会の名などが匿名のままになっていて非常にわかりにくい。この問題に限らず、日本のマスコミは実名報道が非常に弱いが、国際的に比較して、報道機関として用いている尺度、基準が甘すぎておかしい。

 なお、バチカンでは教皇の指示によって21日から性的虐待防止会議が開始される。

サレジオ会 イタリア人神父 小児性的虐待事件

 サレジオ会という修道会がある。サレジオ高専などミッション系の学校を運営するなど広く日本国内で活動しているが、このサレジオ会所属のイタリア人司祭が、かつて日本で信徒の少年相手にペドフィリア、小児性愛事件を起こしていた事件があった。当時、日本の大司教だったペトロ岡田武夫神父がこの相談を受けて対応に当たった経緯がある。

 被害者の男性は現在62歳。すでに刑事事件としての時効は成立しており、また、当該司祭もその後ローマに帰国してすでに逝去している。この事件について、被害者男性が実名で説明した記事が最新号の文藝春秋3月号に掲載される。

“バチカンの悪夢”が日本でもあった!
カトリック神父<小児性的虐待>を実名告発する 広野真嗣
http://bunshun.jp/articles/-/10659

 執筆したのは広野真嗣。五島列島のカトリック史などをドキュメンタリー、ルポルタージュで執筆してきたジャーナリストである。

スポットライト 世紀のスクープ

スポットライト 世紀のスクープ


4月15日から劇場公開されている映画。新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を基礎にしている。


監督は「扉をたたく人」のトム・マッカーシー。リアリズムを追及して映画化。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞している。


2002年、アメリカの「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを晒す記事を掲載した。CBS60ミニッツなどのドキュメンタリーも含めて以前からちらほらと報じられたりしていた話であったが、これはアメリカの大司教、ローマバチカンの枢機卿が直接に関与して隠蔽した事件であっただけに大ニュースになった。

 カトリック社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになり、莫大な損害賠償を支払うことにもなった。記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫した描き出しで実録ドラマ映画になっている。

 監督のマイケル・キートンは、第87回アカデミー賞受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活しているが、今回の作品もそれに続く鬼気迫る内容になっている。

 

バチカン 教会内法廷を創設

 カトリックのフランシスコ1世は、聖職者による性的虐待を隠蔽した司教らを罰する「教会内法廷」を創設することを承認した。この改革では、子供を性的に虐待した聖職者をかばったり、虐待の訴えに迅速に対応しなかった疑いのある司教は、「司教職務の乱用」として教会法により罪を問われることになる。これまでロジャー・マホーニー大司教、ウィリアム・レヴェダ枢機卿、前教皇のベネディクト16世(ヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿)やその兄、ゲオルグ・ラッツィンガー枢機卿などがこうした隠蔽工作に強く関わってきたことがわかっている。


 また、これらの新体制を効果的に実施するため、フランシスコ教皇は、バチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)の中に新しい法律部門を設立することを命じた。教理省は元々、異端対策のために創設された省庁で、ベネディクト16世がこの教理省長官を務めてきた。


 長くこの虐待問題を糾弾してきた「聖職者による虐待被害者ネットワーク(Survivors Network of those Abused by Priests、SNAP)」のバーバラ・ブレイン(Barbara Blaine)は、


 「児童性的虐待を犯し隠している司教に、別の司教が対応する限り、ほとんど変化は起きない」

 と冷ややかに見ている。


 http://www.snapnetwork.org


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 これまでに児童性的虐待を隠蔽したことを理由として職を解かれた司教はいない。しかし、フランシスコ教皇はこれまでになく非常に強い断固たる意思を示してこの問題にメスを入れると見られている。




ローマ法王庁:性的虐待の法廷新設 隠蔽の司教裁く

Mainichi 6月11日


カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)は10日、神父らによる児童への性的虐待を隠蔽(いんぺい)した司教を裁く法廷を新設すると発表した。性的虐待は近年、カトリック教会を揺るがしたスキャンダルの一つ。フランシスコ・ローマ法王の諮問委員会が法廷設置を求める勧告を出し、法王が受け入れを決めた。


 性的虐待を隠蔽したり再発防止を怠ったりした司教は、教会法によって「聖職乱用」の罪を犯したとみなされる。バチカン報道官によると、疑いのある司教はまず法王庁内の担当部局で調査され、裁判にかけられるかどうかが判断される。


 司教を裁く新たな法廷は、カトリック教会の教義と道徳を担当する法王庁教理省内に設置される。法王が新法廷の担当者を任命し、今後5年間の審理状況を踏まえた上で、将来的な対応を検討する。


 バチカンによると、2004〜13年の10年間に3420件の虐待被害の申し立てがあり、848人の聖職者が資格を剥奪された。だが、隠蔽した司教の責任を問い、処分を下す組織的な司法制度は整っていなかった。国連・子どもの権利委員会はカトリック教会には虐待関与の聖職者をかばい、隠蔽する「沈黙のおきて」があると批判してきた。


 新法廷設置について、諮問委員会に参加している虐待被害者は「前向きな一歩」と評価。一方、米市民団体「司祭による虐待被害者の会」は「加担した司教の追放と隠蔽抑止につながればよいが、そうなるかどうかを判断するのは時期尚早だ」との声明を出した。

アイルランドの国民投票 同性婚が合法に

7d6ea999.jpg 大英帝国と国境を接しているアイルランド。古くからの、そして、欧州に残る数少ないカトリックが圧倒的に多い国であるが、23日、同性婚合法化の是非を問う国民投票が行われ、世界初の合法化婚姻制度を持つ国家となった。州単位、市単位で認めるものではなく、国家単位で許容される。カトリック教会にとっては痛手になったが、時代の流れが大きく変わっている。


 国全体の投票率は比較的高く、60%を超えた。ダブリン城の敷地内には、多くの同性婚支持者が集まりシンボルである虹色の旗を振った。


 「パンティ・ブリス(Panti Bliss)」の芸名で女装芸人をしているロリー・オニール(Rory O'Neill)。この運動を先頭を切って引っ張ってきた。アイルランドはカトリック教会が今も政治・社会的に大きな影響力を持ち、1993年まで同性愛、96年まで離婚が違法だった。母親の命が危険にさらされていない限り妊娠中絶が法律で禁止されている。レイプで妊娠した未成年であっても同じであった。こうした同性婚の合法化は地殻変動級の衝撃である。

 
 ダームイッド・マーティン(Diarmuid Martin)司祭はダブリン司教であるが、

 「教会はあらゆる面で徹底的に現実を把握する必要がある。われわれは若者たちの心から離れてしまったのだろうか?」


 とむしろややうろたえ気味に動揺している。同性愛者の権利は「結婚の定義を変えることなく尊重されるべき」という主張で一定の譲歩をしながら投票では反対票を投じるよう呼びかけていたが、結果は惨敗だった。アイルランドのカトリックで児童性愛虐待や、司祭の同性愛問題がこの四半世紀以上、継続して出続けていることも大きな逆風になった。


 閣僚に入っているレオ・バラッカー(Leo Varadkar)保健相は同性愛を初めて公言した閣僚であるが、「社会的革命」に近い今回の憲法改正を喜び、諸々の法律改正に繋げていくことになる。




 
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性的虐待被害 教皇が直接謝罪

 ローマのカトリック教皇、フランシスコ1世は7日、未成年の時に神父から性的虐待を受けたドイツやアイルランド、英国の男女被害者6人とバチカンで面会、被害者のためにミサを立て、「罪と重大な犯罪」に対して謝罪の意を伝えて「許しを求めたい」と直接話した。現役の教皇が性的虐待の被害者と会うのは初。


 教皇は

 「教会幹部の一部が、被害者家族らの通報にすぐに対処しなかったという怠慢の罪に対しても許しを乞いたい」

 と話した。

 これは具体的に、先々代の教皇、ヨハネ・パウロ2世や、先代の教皇、ベネディクト16世。また、ウィリアム・レヴェダ、ロジャー・マホーニーら枢機卿を含む、世界各地の被害問題に当たった関係者のことを指している。


 児童への性的・暴行虐待問題やカトリック修道院内での同性愛強要問題は、25年以上前から報道されて問題になっていたが、先々代の教皇の時代から首席枢機卿として補佐していたベネディクト16世(当時はヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿)が教理省長官などを歴任しており、彼自身の実兄(ゲオルグ・ラッツィンガー)が問題の当事者になっていたこともあって問題の解決を妨害する組織的な隠蔽行為に走り、問題がより一層深く拡大した過去がある。


 これらの暗い過去を一掃するべく、現教皇のフランシスコ1世は、すでに500人近い神父・司祭を聖職から追放するなど、厳しい対応をとっており、今回、教皇庁が設置した性的虐待問題に対応する諮問委員会の招待でバチカンでこうした機会が設けられた。
 

 世界各地で発覚した性的虐待問題をめぐり、教皇庁はまだ、一部で聖職者らをかばっているとの批判を受けているが、教皇は性的虐待は絶対に許されないと厳しく非難し、徹底追及の手を緩めないという方針を出している。


 長くかかったこの問題も四半世紀を経てようやく総括と清算に近づきつつある。
Roman Catholic Sex Abuse Cases in the United StatesRoman Catholic Sex Abuse Cases in the United States

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Catholic Sexual Abuse Scandal in the United StatesCatholic Sexual Abuse Scandal in the United States

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Abuse by Members of Roman Catholic Orders: Abuse by Members of Roman Catholic OrdersAbuse by Members of Roman Catholic Orders: Abuse by Members of Roman Catholic Orders

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Catholic Sexual Abuse Scandal in AustraliaCatholic Sexual Abuse Scandal in Australia

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Father and ME
著者:Eamonn Flanagan
HarperCollins Religious(1995-08-30)
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マイケル・オコーネル司祭

16ed12ad.jpg マイケル・オコーネル司祭  Michael OConnell

 アメリカ東海岸、シカゴの聖アルフォンサス教会の司祭、マイケル・オコーネルが児童性的虐待をしたのではないかという訴えがあり、現在、調査が始まっている。彼はイエズス会や神言会のような修道会所属ではなくアメリカの教区司祭。この教区はアメリカでも有数の古い歴史がある教区。現在、教区のトップ、ショーン・グールド司祭が公式の書簡を発表している。
 


http://abclocal.go.com/wls/story?section=news/iteam&id=9353506



Chicago pastor under investigation for child sex abuse
Monday, December 09, 2013


Father Michael O'Connell (from St. Alphonsus Church website)



Fr. Michael O'Connell, the pastor of St. Alphonsus Church, one of Chicago's oldest Roman Catholic parishes, is facing an allegation of child sex abuse, the ABC7 I-Team has learned.


Fr. Michael O'Connell, the pastor of St. Alphonsus Church at 1429 W. Wellington in Chicago's Lakeview neighborhood, has "voluntarily" stepped aside according to the administrator of the parish, Rev. Shawn Gould.


Pastor O'Connell "is no longer residing at the parish," Rev. Gould told the I-Team. The parish also has an elementary school, Alphonsus Academy and Center for the Arts.


In a letter to parishioners obtained by the I-Team, O'Connell was said to have "stepped away from the day-to-day administration of the parish pending an investigation of an allegation against him of sexual abuse of a minor." While there are no details of the case under investigation, Gould states that the "allegation has not arisen from an event related to St. Alphonsus Parish."
Before being assigned by the Archdiocese of Chicago to the Lakeview church on July 1, 2012, O'Connell was pastor at Our Lady of the Woods in Orland Park for 15 years.


The Archdiocese of Chicago said in a statement that "an allegation that he engaged in sexual misconduct with a minor almost 20 years ago while at his previous parish."


The statement said the Archdiocese of Chicago takes all allegations of sexual misconduct seriously, but stressed that their action is "not a judgment of guilt," and that according to church law, O'Connell remains the pastor of St. Alphonsus Parish.

Below is a full text of the letter send to parishioners:

Dear Parishioner,
I am writing to share with you news that we received late this week.

Fr. Michael O'Connell has voluntarily stepped away from the day-to-day administration of the parish pending an investigation of an allegation against him of sexual abuse of a minor. This allegation has not arisen from an event related to St. Alphonsus parish.

For the present, pastoral care of the parish has been entrusted to me.

The investigation is ongoing and will take some time.

We will be communicating with families of our Religious Education and school programs with suggestions for how to best discuss this situation with children, as well as making other resources available to them.

Yours in Christ,

Rev. Shawn D. Gould
Administrator
St. Alphonsus

フィラデルフィア ジョン・P・ポール司祭が児童虐待で辞任

8fdae6a8.jpg アメリカ、北東部、フィラデルフィアのカトリック教会で、ジョン・P・ポール司祭が、児童への虐待が発覚して辞任。地元で大きなニュースになっている。

 

Pastor resigns following sex-abuse allegations


A pastor of a Northeast Philadelphia Catholic church who was accused of sexually abusing children 45 years ago - and not charged with any offenses after a recent investigation into the allegations - has resigned, according to parish officials.

The Rev. John P. Paul, pastor of Our Lady of Calvary since June 2000, has moved out of the parish rectory, according to a memo posted on the parish school's website.


Read more at http://www.philly.com/philly/news/breaking/20131111_Pastor_resigns_following_sex-abuse_allegations.html#D5WicxPcIwWbE4T3.99


Our Lady of Calvary School


11023 Kipling Ln, Philadelphia, PA 19154 U.S.A.

Tel :+1 215-637-1648


http://www.ourladyofcalvary.org/

http://www.vaticancrimes.us/2013/11/philadelphia-alert-catholic-priest.html

http://abclocal.go.com/wpvi/story?section=news/local&id=9320683

独リンブルク司教区 テバルツ・ファン・エルスト

0f94206d.jpg ドイツの西部にリンブルクという街がある。ここに赴任した司教のテバルツ・ファン・エルスト司教(53)が、自身が居住する住居建設に約3100万ユーロを費やして大きな問題になっている。日本円で40億円を超える金額になる。


 ぜいたくな生活が公に知られ、新住居を人間の鎖で囲まれてデモを受けて批判を受けている。この司教は2008年1月、リンブルクに赴任し、その後に住居の工事が始まった。司教は2012年1月、インドのスラム街を訪れた際、移動の飛行機はファーストクラスを利用。貧しい人の救済活動のためのインド訪問だった。
  

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カトリックの司祭は結婚できず、また個人名義の財産を保有することができない。死後は財産を家族などに遺言で残すこともできず、司教区や修道会に寄贈するという遺言書を全員が書いている。司教区や修道会に秘密裏に別の遺言を書き残し、秘密にだれか身内の人に預けておくということは物理的にはあり得るかもしれないが、聞いたことがない。

 
 今回の豪邸は、司教区を担当する司教として司教区の財産になる「公邸」のようなものを建築する際に発生したことだが、司教区の財産を支出するに際して内部のチェックや承認の手続きがかなり甘かったらしく、具体的にどの様な手続きで行われたのかが不明だが、豪邸の建設工事の大部分が司教区の許可なしに進められた。完成後にその立派な現物を住民の人たちが見てから3100万ユーロという金額がわかったらしい。ドイツには「教会税・宗教税」があり、宗教に何ら属していない無宗教であることを行政に正式の手続きを踏んで届け出ると免除されるが、通常は国民に広く課税されている税がある。また、このため、宗教上の活動や資産は公の金と無関係ではないため、国民の怒りを買っている。



 ドイツ司教会議(ドイツのカトリック教会の最高機関)は教皇と対応を協議すると表明し、テバルツ司教自ら教皇を訪問して説明する予定だというが、リンブルク司教区の司教を解任され、他の閑職に更迭されるものと予想されている。現在の教皇フランシスコは「貧しい人たちのための教会」を掲げ、司教が豪華な新車を乗り回す姿を見ると情けなくなり、許し難いことだと説教で述べ、教会の改革を訴えてきた。今年3月に就任した教皇はバチカン内の専用住居に入らず、他の聖職者らと寝泊まりを続けるなど清貧を続ける生活を実践している。


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ヘルムート・シューラー神父

720a7e27.jpg Fr. Helmut Sch���ller  ヘルムート・シューラー神父

 1952年12月、ウィーン生まれ。



 カトリック教会に、

 「不従順への布告、神父たちのイニシャチブ」


 という運動をしているグループがある。リーダーはオーストリアのカトリック教会のシューラー神父。カトリックの改革運動を引っ張っている。合わせて300人以上の神父たちが

 女性聖職者の任命
 
 離婚・再婚者の聖体拝領許可

 など7項目の改革を要求、教会指導部への不従順を呼び掛けている。


 http://www.catholictippingpoint.org/helmut


 http://votf.org/page/a-catholic-tipping-point-conversations-with-fr-helmut-schuller/18095

 
 http://www.futurechurch.org/newsletter/events/helmut-schuller/




 これに対してカトリックのアメリカ・ボストン大司教区のショーン・パトリック・オマリー枢機卿が、シューラー神父の大司教区立ち入り禁止処置を決定。対立している。

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 宮崎駿のような顔をしたこのショーン枢機卿ら、大司教区側の説明によると


 「教会の教えに反する聖職者の教会施設使用などを禁止する通常の処置」


 であるという。

 

http://www.cardinalseansblog.org

https://twitter.com/CardinalSean

http://www.facebook.com/pages/Sean-Patrick-OMalley/351363568312286?fref=ts


http://www.bostoncatholic.org/Cardinals-Corner/Content.aspx?id=48


https://en.wikipedia.org/wiki/Se%C3%A1n_Patrick_O'Malley



 
 シューラー神父は7月17日、マサチューセッツ州のデドハムの教会で改革派聖職者の統合を呼び掛ける講演をする予定だったが、教会への立ち入りが禁じられたために中止になった。


 
 シューラー神父はボストン教区だけではなく、米国内の各地の教会で改革を呼び掛ける講演シリーズを計画している。同講演シリーズには「カトリック教会の転換点」というタイトルが付けられている。



 「イニシャチブ」側によれば、デドハムでの講演は会場を変えて実施されるという。講演は16日から8月7日まで米国内15カ所で計画。講演場所もカトリック教会からバプテスト教会やメゾジスト派教会などの施設を利用する。


 現在、カトリックでなされている多くの制約は、実は中世期に始まったものが多く、古代教会時代からの伝統はない。司祭の独身制についても、元々、初代ペテロを含めて古代教会時代には教皇に家族や子どもがいるのは通常であったが、その後、カトリック教会が力をつけてくると相続時に財産争いが頻発するなどして対立、戦乱の要因になった。そこでおよそ1000年ほど前から独身制にされたものと歴史的にはわかっていて、古代教会時代から一貫して独身男性が教皇職を継承してきたわけではない。


 また、信徒の離婚・再婚については、本人の責任ではないやむを得ない理由もあり、一律に聖体拝領を禁じるのは、古代教会からの伝統に照らしても正当ではない。また、古代教会では、女性聖職者の任命としては、少なくも助祭は紛れもなく存在して活動していたもので、女性の司祭、助祭は教会の伝統に反するものではない。現在は女性が終身助祭(男性ならば既婚者でもなれる)にもなれない状況にある。

コンクラーベ 継続中

4e019837.jpg 次期ローマ教皇を選ぶコンクラーベが継続中。まだ決まっていない。通常は教皇にはイタリア人が就任するが、このところ連続してポーランド人のヨハネ・パウロ2世、ドイツ人のベネディクト16世と非イタリア人が続いた。伝統主義者、前教皇ベネディクト16世は兄弟(ヨゼフ・ラッツィンガーとゲオルグ・ラッツィンガー)で虐待・暴行・隠蔽事件への関与があって火だるま状態になったため、そのような「旧体制」を大きく刷新することが期待されていて、それが投票にも影響している。


 衰退が著しい欧州ではなく、ブラジルやアフリカからの選出も期待され、今回はイタリア人、ブラジル人、ガーナ人の争いと言われているが、ヨハネ・パウロ2世の時も全くの本命外れから決まっているように、あまり「予想」が当てにならないこともある。今回、イタリア人でミラノ大司教、スコラ枢機卿は非常に改革派の人物であり、イタリア・欧州から教皇が選ばれたとしても前体制とはバチカンの空気が一新されることになる。 


 ウィリアム・レヴェダ、ロジャー・マホーニー枢機卿らが隠蔽に荷担した国内の大規模な性的虐待事件で壊滅的な打撃を受けたアメリカでは、より透明な教皇庁の運営を求めていてアメリカの枢機卿らもスコラ枢機卿を支持していて、欧州からも教会の権威主義を批判してきたオーストリア人、シェーンボルン枢機卿もスコラ枢機卿を支持している。逆に、同じイタリア人ながら、急進的な改革に対抗するイタリア人枢機卿グループは、ブラジル人、サンパウロ大司教のシェレル枢機卿を推している。

 
 かつては7年も8年も次期教皇が決まらなかった時代もあり、そのため「鍵をかける」という意のconclave が始まった。投票の秘密と自由は絶対的に守られ、パンと水を中心にした質素な食事と、投票のための黙考や投票権を持つ枢機卿同士の相談の時間、休息日を十分とりながら、決まるまで延々と続く。よく言われるだじゃれの「根比べ」というのはあまり実態に合っていない面がある。


 部外者は退出して下さい。 Extra Omnes.


 とラテン語で宣言されてから扉が閉まり、携帯電話の電波も届かないフロアシートが敷き詰められたシスティーナ礼拝堂で始まっている。


 80歳以下の枢機卿たち = cardinals が投票できる。

 その一覧はこちら
 http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_living_cardinals

 
 クリックすると、誕生日順番に並んでいて写真などが見られる。白人、黒人、アジア人、ヒスパニック系など国籍・民族も多様である。
The Catholic Church (What Everyone Needs to Know)The Catholic Church (What Everyone Needs to Know)
著者:John L. Allen Jr.
Oxford Univ Pr (T)(2013-04-17)
販売元:Amazon.co.jp

ヴァチカン物語 (とんぼの本)ヴァチカン物語 (とんぼの本)
著者:塩野 七生
新潮社(2011-06)
販売元:Amazon.co.jp

バチカン・シークレット---教皇庁の秘められた二十世紀史バチカン・シークレット---教皇庁の秘められた二十世紀史
著者:ベルナール・ルコント
河出書房新社(2010-06-18)
販売元:Amazon.co.jp

バチカンの素顔 (ナショナル・ジオグラフィック)バチカンの素顔 (ナショナル・ジオグラフィック)
著者:バート・マクダウェル
日経ナショナルジオグラフィック社(2009-06-11)
販売元:Amazon.co.jp

Keith O'brien オブライエン枢機卿 コンクラーベを辞退

29a58696.jpg 第265代ローマ教皇、ベネディクト16世(85歳、本名・ヨゼフ・ラッツィンガー)の後継教皇選びが始まる。アメリカなど、欧州以外の枢機卿グループが連携を模索しており、多発したバチカンスキャンダルに対するローマ教皇庁の隠蔽体質への不満が噴き出している。アメリカのカトリックは、児童性愛の不祥事で大揺れになったが、その問題に深く関わっていたのがベネディクト16世でもあった。アメリカはこの問題以降、カトリックの人口、勢力が大きく減少。地域的には壊滅的な衰退に陥った州もある。


 
 コンクラーベ準備のため4日からバチカンで開かれている枢機卿会議。前教皇、ベネディクト16世の元執事が、バチカンのスキャンダルを記した秘密文書を外へ公開し、それが素材になって出版にまで結びついた事件(バチリークス)があった。教皇は昨年のクリスマスに実刑判決を受けたこの元執事、パオロ・ガブリエレに迅速な恩赦を与えて事件の幕引きを図ったことで、さらに深い疑惑を向けられるようになった。


 

 その後、内部調査でバチカン内に同性愛者が多数存在していること、不透明な資金運用があったこと、クレジットカード決済がそれによって一時停止されたことなどが連続し、アメリカの枢機卿は記者会見などを通じて詳細な内部調査結果を説明するようローマに圧力をかけてきた。ヨハネ・パウロ2世の首席枢機卿・教理省長官時代を含めて長くバチカンの中心にいたベネディクト16世に対立する枢機卿は、前回のコンクラーベ時よりも大きな勢力になった。今回のコンクラーベは12日から始まるが、選挙権のある80歳未満の枢機卿が投票権を持つ。選出には3分の2以上の支持が必要で北米(14人)、中南米(19人)、アフリカ(11人)、アジア(10人)、イタリア(28人)などの欧州組(60人)がある。欧州も一枚岩ではなくまとまってはいないとされている。


 この世界117人の枢機卿のうち、インドネシアの枢機卿が病欠した他、イギリスのキース・オブライエン枢機卿(Keith O'Brien)が性的に「不適切な行為」があったことで辞退し115人で行われる。74歳のオブライエンは、神学生に対する性的虐待で告発されている。スコットランドの枢機卿(74)だが、彼についてはその問題ある素行について、バチカンが以前から知っていたと疑われている。オブライエンは当初、虐待を否定。しかし、枢機卿会議開幕直前の3月3日になって「ふさわしくない性的行為」があったと認めて謝罪している。

 

 非常に異例の任期途中で教皇を退くことになったベネディクト16世は、こうした諸問題への対応で疲れ切ってしまい、体力の低下もあって何もできなくなっていった。問題の隠蔽や責任逃れではなく、透明な調査や情報公開、問題の解決に尽力して疲労した人ではない。光ある晩年とはいえない教皇としての働きであった。
コンクラーベの謎―ヴァチカンの権威に挑むコンクラーベの謎―ヴァチカンの権威に挑む
著者:小河原 通
けやき出版(2006-03)
販売元:Amazon.co.jp

ナショナル ジオグラフィック[DVD]バチカンの素顔ナショナル ジオグラフィック[DVD]バチカンの素顔
日経ナショナル ジオグラフィック社(2009-08-12)
販売元:Amazon.co.jp

清瀬市 東星学園のいじめ

e67b2e1e.jpg  大矢正則校長 
東星学園 幼稚園 園長
東星学園 小学校・中学校・高等学校 校長
 

 東星学園は、創立者がヨゼフ・フロジャック司祭。清瀬に1933年、結核患者のためのサナトリウムを建設し、療養農園として「ベトレヘムの園」を設立し、その子弟を預かる学校として始まった。



学校法人 東星学園   
カトリックミッションスクール

http://www.tosei.ed.jp


 清瀬市唯一の私立校、東星学園。幼稚園から高校までを持ち、都内唯一の男女共学、中・高一貫校。

 

東京都清瀬市梅園3丁目14−47

Tel:

042-493-3203 東星学園小学校

042-493-3205  東星学園中学校・高等学校



 東京都清瀬市にあるカトリックのミッションスクールで私立の中高一貫校、東星学園で相次いでいじめ問題が隠されていたことがわかった。

 続きを読む → http://d.hatena.ne.jp/religious/20120920


フロジャク神父の生涯 (1964年)
著者:五十嵐 茂雄
緑地社(1964)
販売元:Amazon.co.jp
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ベタニア修道女会とフロジャク神父
著者:清水 須巳子
清水弘文堂(1991-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

DELIVER US FROM EVIL(後編)  今夜放映

e554110a.jpg 

 この作品の「主人公」である、失職した司祭、Oliver O'Grady



 この彼を匿ったことで被害が飛躍的に拡大し、後に強い批判を受けることになったのがアメリカのカトリック、ロジャー・マホーニー大司教である。

http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/51170679.html

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2255064/1790605



 2012年3月30日 23:30〜24:30 TOKYO MXテレビ 9ch

今夜、再放送。

http://en.wikipedia.org/wiki/Deliver_Us_from_Evil_%282006_film%29

http://www.deliverusfromevilthemovie.com/

http://en.wikipedia.org/wiki/Oliver_O%27Grady

http://en.wikipedia.org/wiki/Roger_Mahony#Sexual_abuse_cases


 松嶋×町山未公開映画を観るTV「DELIVER US FROM EVIL」


 DELIVER US FROM EVIL(前編)

 http://www.matsumachi.com/


「Deliver Us From Evil(悪から我らを救い給え)」


 http://blog.livedoor.jp/ten_years_after/archives/51267865.html

 

DELIVER US FROM EVIL
2006年アメリカ
2006年10月13日アメリカ公開


監督、脚本:エイミー・バーグ
製作:エイミー・バーグほか
音楽:Mick Harvey
出演:Monsignor Cain
   オリバー・オグレディ
   Cardinal Roger Mahoney
   Nancy Sloan
   Marie Jyono
   Bob Jyono
   Ann Jyono
   Jane De Groot
   Case De Groot
   John Manly
   Mary Gail Frawley O'Dea
   Bill Hodgman
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート
Deliver Us from EvilDeliver Us from Evil
著者:Tom Holland
Warner(1998-12)
販売元:Amazon.co.jp
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フロム・イーブル 〜バチカンを震撼させた悪魔の神父〜 : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]フロム・イーブル 〜バチカンを震撼させた悪魔の神父〜 : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]
アニプレックス(2011-02-23)
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Deliver Us From Evil(悪から我らを救い給え)

e554110a.jpg この作品の「主人公」である、失職した司祭、Oliver O'Grady。

 2012年3月30日 23:30〜24:30 TOKYO MXテレビ 9ch

今夜、再放送。

http://en.wikipedia.org/wiki/Deliver_Us_from_Evil_%282006_film%29

http://www.deliverusfromevilthemovie.com/

http://en.wikipedia.org/wiki/Oliver_O%27Grady

http://en.wikipedia.org/wiki/Roger_Mahony#Sexual_abuse_cases


 松嶋×町山未公開映画を観るTV「DELIVER US FROM EVIL」


 DELIVER US FROM EVIL(前編)

 http://www.matsumachi.com/


「Deliver Us From Evil(悪から我らを救い給え)」


 http://blog.livedoor.jp/ten_years_after/archives/51267865.html

 

DELIVER US FROM EVIL
2006年アメリカ
2006年10月13日アメリカ公開


監督、脚本:エイミー・バーグ
製作:エイミー・バーグほか
音楽:Mick Harvey
出演:Monsignor Cain
   オリバー・オグレディ
   Cardinal Roger Mahoney
   Nancy Sloan
   Marie Jyono
   Bob Jyono
   Ann Jyono
   Jane De Groot
   Case De Groot
   John Manly
   Mary Gail Frawley O'Dea
   Bill Hodgman
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート
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イタリアのマフィア経済が拡大

aab36b48.jpg イタリアのマフィア経済が拡大

 続きを読む → http://d.hatena.ne.jp/religious/20120111

ヘルムート・シュラー

 続きを読む → http://d.hatena.ne.jp/religious/20110908/p1

Deliver us from evil

08be3898.jpg 東方正教会や国教会、聖公会、プロテスタントでは一定の制限がある場合もあるが聖職者の結婚・離婚が認められているが、カトリックでは結婚(妻帯)が認められていない。そうした理由からか、司祭による性的不祥事としては女性信徒に対するそれよりも少児性愛が長く深刻な問題をもたらしている。数年前から主に欧州を中心に世界中の司教区で問題が表になったことで服役したり処分された司祭が大規模な件数になった。

 ある司祭がかつて犯した自身のこの犯罪について良心の呵責に苦しみ、自身が出演してドキュメンタリー映画を通じてそれを告白し、これが大きな反響を呼んだ。「フロム・イーブル」という名で日本では出されている。この性癖がある者であること、被害者が続いたことを知りながらこの司祭をかばい続けた教会。その後30年間、司祭は子供たちに虐待を続けることになり、被害が広がることになった。この映画では罪を告白した司祭本人だけでなく被害者たちのインタビューも収録されている。
 
 児童性愛虐待の歴史は4世紀以来あるとされ、国・司教区によっては司祭の数%以上がこれに該当していたこともあったという。アイルランドなどではそれが近年特に大規模に明るみに出て大問題になった。十数年前からの問題になっているアメリカでは累計でこれまでの被害者が10万人を超えると言われている。こうしたことから欧州や北米では教会が存続の危機に瀕する衰退期に入っている。


 Deliver us from evil

 ※ 12歳未満の年少者の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要

 2006 / アメリカ / 101分

【監督】Amy Berg(エイミー・バーグ)

【製作スタッフ】
 Ray Baldwin(レイ・ボールドウィン)
 Michael Brown(マイケル・ブラウン)
 Amy Berg(エイミー・バーグ)
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CajaSur カハスール

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昨日、ニューヨーク・ダウ平均は欧州経済が不安視され大幅に落ち、今日はそれが東京市場にも飛び火した。ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、南ア、インド、韓国ウォンなど全ての通貨に対して円だけが抜きんでて高い。日本への原料輸入にはプラスだが、逆に製品の輸出産業が多い日本にとっては打撃になる。

 急に相場が動揺した理由は、CajaSur(カハスール)というスペインにある小さな地方貯蓄銀行が経営破綻したことに市場が反応したためである。国全体が破綻危機にあるPIIGSの一つ、スペインの中央銀行(スペイン銀行)が22日、このカハスールを直接管理下においている。別の中小銀行ウニカハとの合併を目指していたが、これが破談になり自力再建できなくなったからであった。

 今後、カハスールはFROB=銀行再編基金から5.5億ユーロの資金調達を受けてすでに提出済みの存続計画に沿って経営の建て直しを図る。スペインの金融機関総資産に占めるカハスールの割合はたった0.6%。そのため今回の破綻処理措置で銀行システムに影響はない。しかし、このように小さな金融機関の破綻にさえ世界の金融市場が神経をとがらせて反応していることは、現在が世界的に深刻な金融危機にあることを改めて証明している。

 カハスールはスペインのコルドバが本拠。スペインで影響力を持つカトリック教会が運営している。1864年設立で貯蓄銀行として歴史が古い。だが、昨年の収入は4億2600万ユーロに対して、5億9600万ユーロの赤字を出していた。ここは相互持合であったが、金融バブルに時に調子に乗ってしまい好景気に沸いた。融資を5倍以上に拡大、スペイン国内のローンの半分近くまで占めたことがあった。それらがまとめてどっと不良債権になったことになる。

 公的資金での救済計画で当局管理下に置かれたのは初事例。新聞やテレビの記者たち、カメラマンたちが本店前に押し寄せて撮影し、預金顧客に取材したりしている姿がこの2,3日、見受けられている。

日本でも佛教系の駒澤大や立正大が国際金融マネー投資に手を出して大損害を出した。金融や経済に強いとされていた慶応大でさえ500億円以上の大損害を出している。金融のプロではない教会組織、寺院組織などが互助的な規模を超えてこうした金融拡大路線に手を出すと多くが失敗に終わる。

ゲオルグ・ラッツィンガー

81f65984.jpg ヨゼフ・ラッツィンガー(教皇ベネディクト16世)とゲオルグ・ラッツィンガー。
 
 1498年に創設されたオーストリアの少年聖歌隊がルーツであり、ハプスブルク家に由来するウィーン少年合唱団。日本にもファンが多かったが比類のない歌唱水準を誇ったかつての時代とは異なり80年代後半から急激に合唱団の運営面における世俗化が進み、外貨獲得のため年間を通じて非常に多くの海外公演を行うようになって選曲も古典曲から外れて質が低下、現在は音楽的評価が下がってしまった。そのウィーン少年合唱団でこの3月、所属する少年団員に対する性的虐待疑惑がわかり合唱団は過去、栄光の時代を経験していた時期からかなり多数の虐待があったことが報道された。この報道以来、合唱団の評判は地に落ちている。

 この直後、カトリック教会の司祭や修道女による性的・身体的虐待事件が堰を切ったように報じられ始めた。初めはそれ以前に報じられてきたアイルランド大司教区での虐待問題が蒸し返されたが、以降、ノルウェー、オーストリア、スペイン、マルタなどあちこちから噴き出し始めついに現教皇ベネディクト16世の故郷、ドイツでも大きな虐待があったことが発覚してから混乱が世界に押し寄せる津波となった。

 今回の一連の事件はウィーン少年合唱団事件がある程度の引き金になった可能性はあるが、最大の理由は現在の教皇自身が隠蔽に関与したと疑われていること、そして、教皇の実兄であるゲオルグ・ラッツィンガー枢機卿の問題が含まれたからである。第265代ローマ教皇、ベネディクト16世の本名はヨゼフ・ラッツィンガー。教皇になる前は教理省長官、首席枢機卿など要職を歴任。兄ゲオルグとは全く同じ時期に同じ場所で司祭に叙階されており、同じバイエルンやレーベンスブルクで教鞭をとるなど二人三脚的に歩みを重ねてきた兄弟である。現教皇ベネディクト16世は前教皇ヨハネ・パウロ2世時代、早くから教理省長官に就任、側近中の側近として事務方を統括して活躍している。2002年に首席枢機卿になってからは事実上、最高レベルの意思決定は彼が行っていた。というのも当時のヨハネ・パウロ2世は持病のパーキンソン病が悪化、歩行や会話、読み書きにも非常な困難が伴い始めており、事務的、行政的な事柄をほぼラッツィンガーに任せていたからである。今世紀に入ってからアメリカで社会問題になり多数の逮捕者、服役者、追放された司祭が発生した大規模な性的虐待事件についても早くからその隠蔽を指示していたと報じられており、真相の徹底的な究明と関係者への厳しい制裁とはほど遠い状況であった。

 こちら参照 http://www.guardian.co.uk/world/2003/aug/17/religion.childprotection

 両兄弟の母国ドイツに名門の少年合唱団、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊がある。2005年4月にベネディクト16世が教皇に就任した時には祝賀コンサートを行った。現在は、クリスティアン・ティーレマンが指揮をしているが、元々この聖歌隊を30年間以上首席指揮者として指導してきた人物がいる。それが兄のゲオルグ枢機卿であった。ゲオルグ自身が性犯罪を犯したことはないが、このレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊の少年団員にも性的虐待、肉体的虐待が行われていたことが発覚し、それをゲオルグが30年以上も全く知らなかったということは絶対にありえない、と被害者やかつての内部関係者が証言して問題に発展している。
 
 ゲオルグは殺到する取材に個別に対応することを基本的に拒否しているが、自身がかつて少年らの顔を平手打ちして体罰を加えていたことは認めて謝罪している。あくまで聖歌隊内に性的虐待が蔓延していたこと、継続的に多くの被害者を生んでいたことは知らなかったと答えているがその信用性に大きな疑問符がつけられているだけでなく、ゲオルグやゲオルグ以外の関係者から教皇ベネディクト16世(弟ヨゼフ・ラッツィンガー)も情報をもたらされていたはずだと指摘されている。ラッツィンガー兄弟は非常に相互の信頼、尊敬が深く、こまめに情報交換をする親しい間柄であることが知られている。ベネディクト16世はミュンヘン大司教などドイツ国内の大司教を歴任していたが、ここレーゲンスブルク大学で神学の教授も務めた神学博士であった。レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊問題を何も知らなかったはずはない。

 ゲルマン民族としておよそ950年ぶりに教皇に就任したベネディクト16世は、かつては新進気鋭の進歩的な神学者だった時代があったが、40歳代からは非常に保守的な立場を堅持するようになった。彼の編纂・編集したカトリックのカテキズムにはまだ、ラッツィンガー首席枢機卿だった時代のベネディクト16世の思想が色濃く反映されている。(こちら参照 http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/19495213.html
 
 かつて何度か書いたことがあるが、ベネディクト16世はアメリカで大規模に発生した性的虐待事件について、当時のアメリカでその対応の責任者でもあり、ロジャー・マホーニー大司教らとともに事件の隠蔽に走った超保守派、ウィリアム・レヴェダ枢機卿をバチカンの教理省長官に抜擢している。アメリカ人枢機卿がバチカンの教理省長官に着任するのは史上初。政治力、軍事力が抜きんでたアメリカからカトリックの要職を務める司祭が出ることはさらに世界の均衡を崩す可能性が高いため、これまで暗黙の不文律としてアメリカ人がバチカンの高位につくことは避けられてきたが、それを敢えてひっくり返しての抜擢であった。(こちら参照 http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/51190812.html
  
 また、アメリカ大統領選挙で民主党のジョン・ケリーが中絶問題に寛容すぎるということで異例の聖体拝領停止処分を科すなど厳しい対応をとり、共和党ジョージ・ブッシュの後押しをすることになった。元々、ベネディクト16世はジョージ・ブッシュ一族と親しく党派的な行動も強い。(http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/50919955.html)。教皇就任後に多く失言を行い、エキュメニズムや他宗教との対話を水浸しにしてしまったことでも知られ、中でも不適切な引用の演説をしたことでイスラム教徒の激しい怒りを買ったことが大きなニュースになった。誤解だと弁明したが、イスラムは邪悪だという下りのメッセージであり誤解されてもやむを得ない軽率に過ぎる「説教」だっただけでなく、実際は本音が油断でこぼれただけではないかと言われた。 (こちら参照 http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/50749339.html
 
 1970年、フランス人、マルセル・ルフェーブル大司教(後に破門されて死去)によって作られ、第二バチカン公会議の典礼改革を認めないピオ10世会という非公認の修道会に在籍するリチャード・ウィリアムソン司祭(英国人、ユダヤ人虐殺否定論に立つ)らを破門から解いてしまい、同じくホロコースト否定論を公然と唱えるゲルハルト・マリア・ワーグナー司祭をオーストリアのリンツ補佐司教に任命したり(直後にワーグナーが自主的に辞任)して同じカトリック世界からも強い非難を浴びた。元々、ベネディクト16世自身がこれに先んじて、もはや逆戻しは不可能に近い完全ラテン語による旧ミサ(トリエントミサ)の広範囲な復活を認めててこ入れを始めた時からこれらの「暴挙」は予想された事態であった。また、世界中から猛烈に非難されたイスラエルのガザ空爆の後、イスラエルのホロコースト博物館などイスラエル訪問を行ったことで強い批判も浴びた。イラク戦争の開戦を決定した英国首相、トニー・ブレアが英国国教会からカトリックに変えた時には自ら何度か直接会う機会を設けているが、カトリックに重要な要人が加わるに際してイラク戦争についての助言をすることはなく、それゆえ、ブレアは今に至るまでイラク戦争を正当な開戦決定だったと強弁を継続している。

 前教皇の側近だった時代からベネディクト16世は多く時代錯誤の不適切な言動をとり続けて来たが、こうした全ての歴史の上に今の火だるま状態に陥った教皇がある。カトリック教会2000年の歴史で指折りの激震を招いた当事者であり、これら長年の悪弊と腐敗を否が応でも一掃しなければならない非常事態に直面している。老齢の上にスキャンダルのまっただ中に教皇本人とその近しい人たちが多く存在する現状、ベネディクト16世への自主的辞任を求める声がバチカン内外から上がっている。もし、病気などの理由によらずに教皇が任期途中で辞職するということになれば、終身制が原則のローマ教皇職にあって初めての事態となる。
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