おはようございます!
ついこの間新年を迎えたと思ったら、早くも一月も後半になりました。
早いものですねー。

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さて、今日は、月経と便通の関係について。
女性の皆さん、月経前はお腹が張って便秘がちになり、月経が始まった途端、お腹の痛みと共に便通が急によくなり、急に下痢気味に・・・、ってこと、ありませんか?
これには、実は理由があるのです。

排卵があると、卵巣から「黄体ホルモン」が出ます。このホルモンは、体温を上げ、体に水をため込む働きがあります。尿の出が悪くなり、便秘になったり、眠くなったり、イライラしたりなど、体調が悪くなりがちです。それがひどくなると、PMS(月経前症候群)といって治療が必要な場合もあります。

この状態は、月経がはじまって黄体ホルモンが出なくなると、すっきり解消し、便秘も改善され、尿の出もよくなります。また、月経時には、子宮を収縮させて月経痛をひどくさせたり、腸を収縮させて下痢をさせる作用のある「プロスタグランディン」という物質(ホルモンの一種)が増えるのです。
ですから、月経前の便秘、月経後の便通は、女性の体のリズムから考えれば、理に適ったことなのです。

月経時、痛みの強い方は、早めに鎮痛剤を飲んで、痛みに対処されることをお勧めします。
できれば、プロスタグランディンの働きを抑える作用のあるイブプロフェンなどの鎮痛剤を飲むと、効果的です。

月に一度の月経は、憂鬱な時期ですが、女性の大切な機能でもあります。うまく付き合っていきたいものですね。


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