こんにちは。
妊婦の採血だけで胎児に3種類の染色体の病気があるかどうかが分かる新型出生前診断を、4月の導入開始から1か月間で441人の妊婦が受けたそうです。
注目を集める新型出生前診断ですが、想定を上回る需要なのではないでしょうか?

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さて、iPS細胞から精子や卵子が作製されたと話題になりましたが、今日はクローン技術でES細胞が作製されたニュースをご紹介いたします。

人クローンES細胞作製…日本人研究者ら世界初

【ワシントン=中島達雄】同じ遺伝情報を持つ細胞を作る「クローン技術」を使って、様々な細胞に変化する能力を持つ、人のES細胞(胚性幹細胞)を世界で初めて作製したと、米オレゴン健康科学大の立花真仁(まさひと)研究員らが15日、米科学誌セルに発表した。

患者と同じ遺伝情報を持つ心筋や神経細胞などを作り出せれば、山中伸弥・京都大教授が作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)と同様に、再生医療に応用することが可能になる。

研究チームは、健康な女性が提供した卵子から、遺伝情報の入った「核」を取り除き、別人の皮膚細胞の核を移植。
150個ほどまで細胞分裂させた「胚盤胞(はいばんほう)」という状態に育て、ES細胞を作製した。
マウスやサルでは成功していたが、人では核移植した卵子を胚盤胞まで育てるのは難しかった。
既存の手法を改良し克服した。

クローン技術を応用したES細胞は、2004年に韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授(当時)が作製に成功したと論文を発表したが、のちに捏造(ねつぞう)と判明した。

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今回作製した胚盤胞を子宮に移植すれば、クローン人間が生まれる可能性がある。
しかし動物実験の場合、胚盤胞まで育てても流産率は高く、胎児の奇形も高頻度で見られる。
国立成育医療研究センター幹細胞・生殖学研究室の阿久津英憲室長は「クローン人間作りは胎児だけでなく、妊婦も危険にさらすことになる。倫理的に許されないだけでなく、技術や安全の面でもクローン人間は現実的ではない」と指摘する。


生殖医療の技術の発展は目覚ましいものがありますが、同じ遺伝情報の胚盤胞が作製されたのであれば、クローン人間の誕生も可能性があるということになります。
クローン人間誕生は倫理的な問題もありますが、ES細胞は体を構成するさまざまな種類の細胞になりうる能力があるため、今後の技術の発展から目が離せませんね。

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