妊娠を望む方が注意しなくてはいけないことの一つに、風疹があります。
今年は風疹が大流行しており、厚生労働省の発表によれば、3月の時点ですでに昨年の報告件数を上回っており、平成20年以降最も早いペースで患者数が増えているとのこと。

rubella_vaccine

特に首都圏、近畿地方での件数が多いようですが、妊娠中の女性が風疹にかかると、赤ちゃんにも風疹ウィルスが感染し、出生後に後遺症が出ることがあります。
いわゆる「先天性風疹症候群」です。
先天性風疹症候群の代表的な症状としては、下記3つが挙げられます。

(1)先天性心疾患
  軽度の場合は自然治癒するケースもあります。自然に治癒しないケースでは、可能な時期に手術による治療を行います。
(2)白内障
 手術が可能になったら、濁り部分を取り除く手術を行うことになります。
(3)難聴
 どの程度なのかによっても治療は異なります。人工内耳を使用することもあります。

厚生労働省の発表では、昨年10月から今年8月11日までに、16人の先天性風しん症候群の患者が報告されています。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、妊娠を希望する方は、早めに予防接種を受けることをお勧めします。

風疹の予防接種を受けた場合、摂取後2か月間は避妊しなくてはいけません。
不妊治療中の方も同様に、摂取してから2ヵ月経過してからでないと、治療をお受け頂くことはできません。

もし、妊娠中に風疹に掛かってしまった場合、かかりつけの産婦人科医に速やかにご相談ください。
先天性風疹症候群のリスクは、妊娠週、風疹の症状、ウイルス量等により異なるとされていますが、妊娠4〜6週ではほぼ100%で何らかの先天性風疹症候群の症状が見られるとされ、7〜12週で80%、13〜16週で45〜50%の割合になるという報告もあります。
17〜20週では6%に低下するそうですから、どの時期に掛かったのかによってもリスクは異なります。

いずれにしても、妊娠を希望する女性そしてご家族も、早めに予防接種を受けることが望ましいですね。


記事が良いと思われましたら是非クリックをにほんブログ村 マタニティーブログ 海外不妊治療へ

Copyright:c  2008-2013 MediBridge Inc. All Rights Reserved