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代理出産・卵子提供コーディネーターブログ

ハワイ・マレーシア・台湾での卵子提供と着床前診断、アジア・ヨーロッパでの代理出産を提供しているコーディネーターのブログ。

新しい医療

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大豆イソフラボンの威力!?

連日雨が続き、気分も晴れませんね。
台風も接近しているようで、まだまだ雨は続きそうです。
風邪をひかないよう気を付けて頂くのもそうですが、雨で滑って転んだりしないようお気をつけ下さい。
さて、今日は大豆イソフラボンが不妊治療への有効性を示す、という興味深い記事(2008年)を見つけましたので、ご紹介させて頂きます。

AglyMax


子宮内膜の着床期の環境にターゲットを絞った研究で、大豆イソフラボンが着床に重要とされるサイトカインの産生を促すことで、不妊治療への有効性が示唆されたとするものです。
まずは、サイトカインという体内の生理活性因子について、説明させて頂きます。
サイトカインは、免疫、炎症、造血反応などの生体防御反応において中心的作用を持つとされており、着床の過程においても、母体内では免疫学的応答を示すことにより、サイトカインが産生されているそうです。
そしてそのサイトカインが着床に有利な環境形成に重要な役割を担っているとされています。
サイトカインの一種であるLIFとTGF-βはヒトの子宮内膜上皮細胞において、着床に必須なサイトカインとして重要な因子だとされています。

また、サイトカインは妊娠の維持にも関与しているものと考えられています。
M-CSFというサイトカインは、習慣性流産患者では正常人女性よりも低値を示すということが知られているのです。

そんな中、大豆イソフラボンがLIFとTGF-β産生を促し、不妊治療への効果を示すとする研究結果が発表されたのです。
武庫川女子大学とニチモウの共同研究で、ニチモウ株式会社とニチモウバイオティックス株式会社が開発した「AglyMax」という食品サプリメント、着床に重要な役割を担うLIFとTGF-βの分泌を促す作用があるとして、2008年に英国の権威ある内分泌医学誌[J.ENDOCRINOLOGY]誌に掲載されました。
「AglyMax」という食品サプリメントは、発酵大豆胚芽抽出物で、吸収性の優れた大豆イソフラボンです。

食品サプリメントとして、科学的検証がなされることは少なく、その意味において非常に興味深い記事ではないでしょうか。
「科学的に証明」とされることと、「医学的に有効」とされることは、同義ではないのかもしれませんが、1つの新しいご情報までにご紹介させていただきました。

http://www.nichimobiotics.co.jp/news/080331.pdf


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卵子を使わずに新生児マウス誕生? 英国とドイツの研究

こんにちは。
今週はお天気が崩れがちですね。来週は連休ですが、また台風が来るようです。
お休みにあたってしまわないとよいのですが・・・。

9月

今日は、卵子を使用せずに新生児マウスを誕生させたという研究成果のニュースをご紹介します。

卵子を経ずに子孫誕生、マウス実験で初めて成功 研究


【9月14日 AFP】われわれは皆、大人になって、ある種の論破できない事実を受け入れるようになる──例えば、水は湿っている、地球は丸い、子どもをつくるには卵子と精子が必要、などだ。
 だが、このほど発表された研究によると、この最後の「事実」は正しくないのかもしれない。英国とドイツの研究チームが13日、卵子ではない細胞の一種と精子を結合させ、新生児マウスを誕生させることに世界で初めて成功したと発表したからだ。

 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文によると、この魔術のような方法を通じて誕生したマウスは健康で、正常な寿命を持ち、そして従来の方法で子孫をもうけることもできたという。

 論文の主執筆者で、英バース大学(University of Bath)のトニー・ペリー(Tony Perry)氏は「胚発生が起きるように精子を再プログラム化できるのは、卵細胞だけだとこれまで考えられていた」と述べる。そして、「精細胞によって受精した卵細胞しか、哺乳類の生きた子どもの誕生をもたらすことはできないという定説が、初期の発生学者らが1827年頃に哺乳類の卵細胞を初めて観察し、50年後に受精を観察して以来ずっと支持されてきた。しかし、われわれの研究はこの定説に異を唱えるものだ」と続けた。

 細胞には2種類のタイプがある。卵や精子などの「減数分裂する」生殖細胞と、体の組織や臓器の細胞の大半が含まれる「有糸分裂する」細胞だ。
 哺乳類の生殖には、結合して胚を形成するための卵と精子が必要とされている。

 だが、研究チームは今回、マウスの子をつくるのに、減数分裂の卵細胞を用いず、「単為発生胚」と呼ばれる有糸分裂細胞の一種を使用した。
 単為発生胚は、極めて初期段階の単細胞胚で、受精を経ずに形成される。今回の研究では、マウスの卵細胞を化学的に活性化して単為発生胚を作製した。
 研究チームは、この単為発生胚が2つの細胞に分裂する直前に、胚を受精させるための精子の核を胚に注入した。
 こうしてつくられた子マウスの生存率は、通常のマウスの4分の1だった。

■生殖に革命?

 研究はまだ初期段階とはいえ、将来的には、他の種類の有糸分裂細胞、例えば皮膚細胞などが、子孫をつくるために使われる可能性があることを、今回の研究は示唆している。
 そうすると、男性の同性愛者、高齢女性、不妊で悩む夫婦などが、両親のDNAを持つ子どもをもうける可能性も開かれてくる。
 ペリー氏は、AFPの取材に「どの有糸分裂細胞でも、同じ方法で精子を再プログラム化できたらと考えてみてほしい。そうなれば、卵細胞は不要になるだろう」と語り、そして「これは、生殖に革命をもたらすかもしれない」と付け加えた。

 だが現在のところ、単為発生胚を作製するには卵細胞を必要とする。哺乳類では、単為生殖は自然に発生することはない。単為発生胚が偶然に形成されたとしても、その成長過程で死んでしまう。
 ペリー氏は、卵細胞から作製する必要のある単為発生胚を、将来的には複製することができるようになるかもしれないとしながら、これは「卵細胞のこの機能が過去のものになる」ことを意味すると続けた。



弊社メディブリッジでご紹介している卵子提供プログラムは、自身の卵子では受精卵を作製することができない患者様に、ドナーの卵子を用いてお子さんを授かっていただくことを目的としていますが、このような研究のような方法で卵子を用いずに子どもの誕生が可能になれば、第三者ドナーの力を借りずに出産が可能になります。

夢のような話ですが、ぜひ人間でも実現してほしいですね!


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子宮移植を受けた女性が出産!スウェーデンで

こんにちは。

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本日は昨日の台風から一転、天気が良くて気持ちよかったですね。

先週の記事になりますが、世界で初めて生体子宮移植の女性が出産したとのニュースがありましたのでご紹介させて頂きます。

生体子宮移植の女性が出産 世界初、母子共に健康

AP通信は3日、スウェーデンで出産目的の子宮移植手術を受けた女性(36)が先月、世界で初めてとなる出産に成功したと報じた。出産に立ち会ったスウェーデンのイエーテボリ大の医師の話として伝えた。
やや早産だったものの母子共に健康で、既に退院。子どもは男児だというが、女性の名前など詳細は明らかにされていない。


子宮移植はこれまでサウジアラビアやトルコでも行われたが、出産例はなかった。今回の成功は生体子宮移植の可能性を大きく広げる一方、生命倫理上の議論を呼ぶ可能性もある。

出産に成功した女性は卵巣を有していたが先天的に子宮がなく、60歳代前半の知人女性から昨年子宮の提供を受け、出産準備を進めてきたという。

子どもの父親はAPに対して「これまで厳しい道のりだったが、僕たちには今、素晴らしい赤ちゃんがいる。本当にかわいらしいんだ」と喜びを語った。

賛否両論はあるかもしれませんが、先天的に子宮がない方等へは希望が持てる事例なのではないでしょうか。
今後可能性が広がる事を期待します。

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ハイブリッド卵子とは!?

こんにちは!
東京は昨晩から濃い霧が一面に広がったと思ったら、今日はとても暖かくなりました。

今日は節分。
節分とは「季節を分ける」意味があるそうなのですが、その通りの日となりましたね。(笑)

さて、今日は今注目されている不妊治療の一つ。
ハイブリッド卵子について。

ハイブリッド卵子


ハイブリッド卵子とは、生殖医療を目的として使用される方法の一つで、ヒトの卵子から染色体だけを取り出して別の卵子に移植します。
そこで作成された卵子を「ハイブリッド卵子」と今のとこと読んでいます。

こちら独立行政法人「医薬基盤研究所」で成功したそうです。
この研究が進めば、新しい卵を採る(卵子を採る)技術となりますね。

ただ、この技術では、染色体のみ移植するため、若い卵子の細胞質にもともとあるミトコンドリアなどはそのままです。

そのため、「ハイブリッド卵子」には、
(1)移植された高齢女性の染色体と、
(2)若い卵子にあったミトコンドリアDNA

という「2人の母」の遺伝子情報が含まれることになるようです。

ということは、卵子はどちらに帰属するのか??
将来、ハイブリッド卵子で生まれた子供が、法的にどのような立場になるのか、これからの課題でもあるようです 。

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子供のアレルギー予防には妊娠中のナッツ摂取

☆メリークリスマス☆
もう、すっかり日本でもお馴染みの「メリークリスマス」ですね。
よろこびいっぱいのクリスマスになりますように

christmas


さて、妊娠中にナッツ類を食べると、子供の食品アレルギー予防となる可能性があるそうです。

妊娠中のナッツ摂取、子供のアレルギー予防に役立つ可能性

妊娠中にピーナツやツリーナッツ類を多く食べていた母親の子供ほどナッツアレルギーを持っている確率が低い可能性があることが、新たに発表された調査で明らかになった。

 ナッツや牛乳、魚介、卵といったアレルギー誘発性食品を幼いうちは食べさせないようにしても食品アレルギーの発現を防ぐことはできないというのが医療専門家の共通する見解だが、米ハーバード大学医学大学院小児科の臨床准教授で論文の第1著者のマイケル・ヤング氏は、米医学誌JAMAペディアトリクスに23日に掲載された調査論文はそれを裏付けていると指摘している。

 今回の発見は裏を返せば、妊婦のピーナツやツリーナッツ摂取とその子供のナッツアレルギーの発現との間に関連性があることを示している。ヤング氏によると、妊娠中や妊娠前後1年以内のナッツの摂取量が多い母親の子供ほど、ナッツアレルギーを発現するリスクが低い可能性があるという。ただし、今回の調査は妊婦の食事とその子供のナッツアレルギーの因果関係を立証するものではない。

 論文では妊婦にナッツの摂取を推奨しているわけではない。また、そうするには単に被験者の妊婦が摂取したものを追跡するのではなく、被験者を複数のグループに分け、グループごとに食事を決めて調査を行う研究が必要だ。

 今回、ボストンのダナ・ファーバー/ボストン・チルドレンズ・センター&血液疾患センターのリンゼー・フレージャー氏率いる研究チームは、1990年1月1日〜94年12月31日に生まれた人で、母親が妊娠中またはその前後の食事について報告していた8205人のデータを分析した。そのうち140人は09年までにピーナツやツリーナッツアレルギーを発現していた。論文によると、医師にナッツアレルギーの診断を受けたと自己申告したケースについては、全て2人の小児科医がそれぞれ独自に詳しく調査した。

 ヤング氏によると、米国では子供のピーナツアレルギーの有病率が近年、爆発的に増加している。論文によると、1997年の有病率は0.4%だったのに対し、2010年は1.4%と3倍以上に増えている。また、ピーナツアレルギーとツリーナッツアレルギーは重複していることが多く、子供がピーナツやツリーナッツを初めて摂取したときに判明するのが通常だという。論文では、クルミ、アーモンド、ピスタチオ、カシュー、ピーカン、ヘーゼルナッツ、マカダミア、ブラジルナッツをツリーナッツと定義している。


まだまだ調査が必要とのことですが、今後の良い報告を期待いたします。


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男性用の経口避妊薬

こんにちは。
「和食」が無形文化遺産に登録されることが決まりましたね。
今年は、富士山も世界文化遺産に登録されて、嬉しいニュースがいっぱいですね。

男性用経口避妊薬


さて、今日は今までの常識を覆すような、驚きのニュースをお伝えいたします。

男性用経口避妊薬の開発に一歩前進、マウス研究

【AFP=時事】男性用の経口避妊薬(ピル)の開発を目指すマウス実験で、オスの生殖機能を一時的に失わせる実験に成功したとする豪モナシュ大学(Monash University)などの共同チームによる研究論文が、3日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。

チームはオスのマウスの遺伝子を組み換え、精子が生殖器の中を移動するために不可欠な平滑筋細胞の中の二つのタンパク質の生成を阻害した。その結果、健康には問題がなく通常の生殖行為を行っても、メスを妊娠させないマウスになった。

平滑筋細胞の二つのタンパク質の生成を止めることで、精管内から「精子を移動させろ」との指示を平滑筋が受け取らない状態を生じさせた。その結果、オスのマウスの精嚢(せいのう)には精子が蓄えられていたとしても、射精された精液の中に精子が存在しないため、妊娠は起こらない。論文によると、精子の長期的生存やオスの健康にも影響を及ぼさないという。

これまで男性用避妊薬の開発に関する試みは、ホルモンを対象にしたり、精子の機能を抑えようとしたりするものだった。これらはオスの性行為を妨害しうるだけでなく、長期的で回復不可能な不妊状態を起こす可能性すらあった。対照的に今回の研究は精子形成そのものには影響しないため、長期的な副作用がなく服用を止めれば生殖能力が回復する薬剤の開発が期待できるという。

豪メルボルン大(University of Melbourne)や英レスター大学(University of Leicester)とともに研究に取り組んだモナシュ大のサバティーノ・ベンチュラ(Sabatino Ventura)氏は、今回の実験で遺伝子操作を用いた過程を化学的に再現することが次のステップだとしており、男性用経口避妊薬の開発は今後10年以内に可能だろうと述べている。


こういった研究が進めば、避妊だけでなく、無精子症など妊娠を妨げている分野の画期的な発見・新薬開発も見込まれるのではないかと思います。
幅広い分野における研究の発展を、心から期待します。

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進む子宮移植の研究、スウェーデン・イエーテボリ大

こんにちは。
今週末9月8日(日)は、東京目黒駅周辺で毎年恒例の「目黒のさんま」祭りが開かれます。
さんまの無料配布と、寄席も無料で参加できるこのイベント、毎年大勢の方でにぎわいます。
お近くの方は、目黒の秋空の下、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?

さて今日は、子宮移植に関するニュースをお伝えします。

Goteborg_transplant_uterus

子宮移植、国内でも研究会 欧州では出産目指す試み

【下司佳代子】子宮がなくても子どもを産みたい――そんな女性たちの望みをかなえる子宮移植の研究が活発だ。スウェーデンでは9月、世界初の出産を目指して受精卵を戻す手術が行われる。ただ医療として社会に受け入れられるのかは不透明だ。動物実験を進める日本の産婦人科医らは研究会を立ち上げ、応用に向けた議論を始める。

 ヒトの子宮移植は、生まれつき子宮がない女性や、子宮頸(けい)がんで子宮摘出を受けた女性らのために考案された。女性本人の正常な卵巣から卵子を採って体外受精し、できた受精卵を凍結保存しておいて移植子宮に戻し、妊娠・出産を目指す。

 スウェーデン・イエーテボリ大のチームは昨年9月以降、女性9人に、実母らの子宮を移植してきた。9月には、最初に手術を受けた2人に、受精卵を移す計画だ。


今年はトルコで子宮移植を受けた患者が妊娠したというニュースがありました。
残念ながらこのケースでは、妊娠継続はしなかったそうですが、子宮移植の技術は、子宮がん等により子宮摘出を受けた患者への新しい治療方法として注目を浴びています。

今後、子宮移植の研究が進めば、子宮摘出を受けた患者でも、妊娠・出産が可能になる
欧州では妊娠を目指す試みが早くも始まっているとのこと、今後の研究が期待されますね。

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クローン技術でES細胞を作製

こんにちは。
妊婦の採血だけで胎児に3種類の染色体の病気があるかどうかが分かる新型出生前診断を、4月の導入開始から1か月間で441人の妊婦が受けたそうです。
注目を集める新型出生前診断ですが、想定を上回る需要なのではないでしょうか?

blastcyst

さて、iPS細胞から精子や卵子が作製されたと話題になりましたが、今日はクローン技術でES細胞が作製されたニュースをご紹介いたします。

人クローンES細胞作製…日本人研究者ら世界初

【ワシントン=中島達雄】同じ遺伝情報を持つ細胞を作る「クローン技術」を使って、様々な細胞に変化する能力を持つ、人のES細胞(胚性幹細胞)を世界で初めて作製したと、米オレゴン健康科学大の立花真仁(まさひと)研究員らが15日、米科学誌セルに発表した。

患者と同じ遺伝情報を持つ心筋や神経細胞などを作り出せれば、山中伸弥・京都大教授が作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)と同様に、再生医療に応用することが可能になる。

研究チームは、健康な女性が提供した卵子から、遺伝情報の入った「核」を取り除き、別人の皮膚細胞の核を移植。
150個ほどまで細胞分裂させた「胚盤胞(はいばんほう)」という状態に育て、ES細胞を作製した。
マウスやサルでは成功していたが、人では核移植した卵子を胚盤胞まで育てるのは難しかった。
既存の手法を改良し克服した。

クローン技術を応用したES細胞は、2004年に韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授(当時)が作製に成功したと論文を発表したが、のちに捏造(ねつぞう)と判明した。

          ◇

今回作製した胚盤胞を子宮に移植すれば、クローン人間が生まれる可能性がある。
しかし動物実験の場合、胚盤胞まで育てても流産率は高く、胎児の奇形も高頻度で見られる。
国立成育医療研究センター幹細胞・生殖学研究室の阿久津英憲室長は「クローン人間作りは胎児だけでなく、妊婦も危険にさらすことになる。倫理的に許されないだけでなく、技術や安全の面でもクローン人間は現実的ではない」と指摘する。


生殖医療の技術の発展は目覚ましいものがありますが、同じ遺伝情報の胚盤胞が作製されたのであれば、クローン人間の誕生も可能性があるということになります。
クローン人間誕生は倫理的な問題もありますが、ES細胞は体を構成するさまざまな種類の細胞になりうる能力があるため、今後の技術の発展から目が離せませんね。

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子宮移植に加え妊娠の成功に期待高まる

こんにちは。
今日、5月1日はフランスでは愛する人や大切な人にスズラン(muguet: ミュゲ)を贈るという習慣があります。
そして、スズランを贈られた人には幸運が訪れるとも言われています。
香り豊かで愛らしく可憐なスズランを贈られた方は、きっと素敵な日になりますね。

valley

さて、先日、子宮移植手術を受けたトルコ人女性が体外受精により妊娠したニュースをお知らせ致しましたが、今日は、子宮外移植に関してさらに詳しく書かれている記事をご紹介いたします。

死亡した女性から子宮移植受けた女性が体外受精で妊娠に成功

「もし神様が許すなら、私たちの子供をこの胸に抱かせてほしい…」

そう話す彼女の存在が、不妊に悩む世界中の女性たちの希望となっている。4月12日、トルコ・アンタルヤの大学病院が、亡くなった女性から子宮移植を受けたトルコ人女性、デルヤ・セルトさん(22才)が体外受精により妊娠したことを発表した。移植された子宮での妊娠は、世界で初めてのことだ。

セルトさんは卵巣こそあるものの、生まれつき子宮がなく、2011年8月に同病院で子宮移植の手術を受けていた。術後には生理も始まり、1年半かけて子宮が正常に機能していることが確認された。

そこで卵巣から卵子を取り出し、体外受精を試み、受精卵を子宮に戻したところ、無事に着床。現在妊娠3週で、経過は順調だという。セルトさんのように、先天的に子宮のない女性は世界で5000人に1人の割合で存在するといわれており、子宮移植自体は彼女が世界で2例目だ。

初の移植は2000年、サウジアラビアで行われた。このときは生きたドナーからの移植、すなわち生体移植だった。26才の女性に対し、閉経後の46才の女性の子宮を移植したが、生理こそ始まったものの、手術から99日後、患者に深刻な血栓が発生し、失敗。子宮を取り除かざるを得なかった。

それだけに、子宮移植に加え妊娠にも成功したということは人類史上初のことであり、世界中の医療関係者大注目のニュースなのだ。昨年9月には、母子間での子宮移植がスウェーデンで成功している。この夏にもすでに保存してある受精卵を戻す計画もあり、このケースへの期待も高まっている。医学博士の森田豊氏はこう語る。

「これは、もともと子宮がないかただけでなく、なんらかの病気で子宮を摘出した女性も、自分で妊娠、出産できる可能性が出てきたことを意味するもので、医学界にとって大変大きな一歩なんです。なにしろこれまでは、子宮がんなどで子宮を摘出した女性が子供を望む場合、体外受精をした上で他人の女性の子宮を借りる、いわゆる“代理出産”を選ぶしかなかったわけですから…」

今回のように、「移植した子宮で妊娠させる」という医療技術が確立されれば、妊娠をあきらめざるを得なかった多くの女性たちが救われることになるだろう。しかも、方法は体外受精だけにとどまらない。

「子宮移植後も卵管が問題なく機能していれば、自然妊娠だってできる可能性があります」


トルコ人女性の出産が成功すると、子宮に疾患を抱えているたくさんの女性達に、希望を与えることになります。
そして、新たな不妊治療の道となるかもしれませんね。


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新型の出生前診断は従来の診断法より誤りが少ない?

こんにちは。
ゴールデンウイーク前半の3連休は好天に恵まれましたね。
行楽地には観光客が集まりますが、潮干狩りを楽しまれている方も多いのではないでしょうか?
暖かい日差しの下、それぞれ思い思いにゴールデンウィークを楽しみましょう。

clam

さて、今日は新型出生前診断についての記事をご紹介いたします。

新型出生前診断:命の判断、慎重に 新潟大病院で「臨床研究」始まる

妊婦から採血して胎児の遺伝子を検査し、3種類の病気の有無を調べる新型の出生前診断が、4月から新潟大病院で始まった。一般の診療ではなく全国14病院と共同で行う「臨床研究」の一環だ。検査は採血だけで負担が軽く、従来の診断法より誤りが少ない。それでも「陽性」(病気の可能性が高い)と診断されれば、確認には流産の可能性が増す「羊水検査」が必要だ。費用は約20万円かかる。「病気の子の中絶が増え、差別の拡大につながらないか」との声も出ている。【高木昭午】

 ◇3種の病気検査
新型診断で調べる病気は「21トリソミー」(ダウン症)、「13トリソミー」「18トリソミー」だ。いずれも、生まれた子はさまざまな障害を負う。

診断を受けられるのは、妊娠10〜16週の女性だ。さらに今回、新潟大などは対象を▽3つの病気のどれかの子を妊娠した経験がある▽出産予定日に35歳以上−−などの人に限った。こうした人は、胎児がどれかの病気である率がやや高く、約0・5%以上になる。

妊婦の血を調べる出生前診断は従来、1回数万円で行われてきたが、ダウン症のない子の10人に1人弱を「陽性」と誤るなど正確さに欠けた。新型は米国での検査実績で、ダウン症のない子を「陽性」と誤った率が、約1000人に1人。逆にダウン症の子を「陰性」とした率は、100人に1人弱だった。

新型診断の場合でも、「陽性」が本当に病気かを確認するには、「羊水検査」が必要だ。この検査では子宮に針を刺すため、300人に1人程度が流産するとされるが、「新型診断の長所は、誤った陽性が比較的少なく、不要な羊水検査を減らせること」と新潟大病院総合周産期母子医療センターの生野寿史(はいのかずふみ)助教は話す。
 
 ◇差別助長懸念も
一方で、出生前診断には「病気と分かったらどうするか」という問題がつきまとう。病気と知って産むなら、病状によっては出生直後から特別な治療が必要だ。また、診断が広がって「病気の子は中絶が当然」などの風潮を招けば障害者差別の拡大にもつながりかねない。このため日本医師会や日本医学会など5団体は3月、新型診断について「まず臨床研究として認定施設で慎重に開始されるべき」と声明を出した。

病気の子が生まれたら、新潟大は新生児集中治療室(NICU)などで治療する。「診断と出生後の支援が両方できる病院が必要だと考え研究に参加した」と生野さんは話す。
一方で心配の声も上がっている。ダウン症の長男(30)ら息子4人の母親で臨床心理士として遺伝相談に携わる玉井真理子・信州大准教授(52)は「検査を受ける人が増えると、その人たちにそんな意識はないのに、障害者を『(母親が)勝手に産んだのが悪い』という目で見る風潮が生じるのではないか」。

 「13トリソミーの子供を支援する親の会」(会員70人)の会長を務める主婦(53)は「次女が患者だが16歳になり支援学校に通う。この病気は短命といわれ苦労も多いが胎児の命を簡単にあきらめないで」と訴えている。

13トリソミーと18トリソミーの子は心臓病などがあることが多く、運動能力や知能の発達が遅れる。1年生きる率は1割以下とも言われるが、手厚く治療すれば2〜3割ともいい、成人した人もいる。ダウン症は人により心臓病や成長障害が出るが、学校の支援クラスなどに通う子が多い。俳優や芸術家になった人もおり、平均50年から60年生きる。
 
 ◇陽性…誤判定も、2次検査必要
新型診断で「陽性」と判定されても、胎児が本当に病気である確率は、妊婦の年齢などで大きく違う。
この検査は健康な胎児を、約1000人に1人の率で誤って「陽性」と判定する。受診者約1000人に一つの「黒星」が付くとも言える。

一方、例えば妊婦が35歳だと、胎児1000人のうちダウン症の子は約3人。この全員が陽性になれば、白星(正しい診断)三つで「3○1●」になる。陽性が本当に病気の率は約75%だ。

妊婦が40歳だとダウン症の子は1000人に12人程度。「12○1●」で、本当に病気である率は9割を超す。一方、25歳だとダウン症の子は1000人に1人。〇と●が一つずつで、率は5割だ。

さらに18トリソミーは患者が少ない病気で、35歳の妊婦1000人に病気の子は1人弱。○一つ弱に対して●一つになる。

こうした事情は出生前診断に限らず、がん検診やHIV検査など、大半が健康な受診者からわずかな患者を見つける検査に共通だ。相当に正確な検査でも一度で「病気です」と断定はできず、2次検査が必要になる。


昨日、「出産」をテーマにしたTBS系特番『テレビ未来遺産“いのちの輝きSP”生命誕生ドキュメント 夫婦の葛藤と決断…私どうしても産みたい!』の放送がありましたが、それぞれの方の考え方や抱える葛藤はさまざまと思います。
弊社では、卵子提供プログラム及び代理出産プログラムをご提供しております。
ご検討中の方は、是非一度、弊社メディブリッジまでお問い合わせ下さい。


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