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代理出産・卵子提供コーディネーターブログ

ハワイ・マレーシア・台湾での卵子提供と着床前診断、アジア・ヨーロッパでの代理出産を提供しているコーディネーターのブログ。

凍結

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緩慢凍結法

みなさんこんにちは。調節卵巣刺激を行い採卵をした場合、投薬により内膜が薄くなるため移植時期をずらす、複数個採卵ができるといったところから、卵子や受精卵が凍結保存されます。

cryopreservation

調節卵巣刺激には手法が様々ありますが、凍結保存法にも手法が複数あります。

凍結保存の手法は以下があります
・緩慢凍結法
・超急速凍結法

それぞれの特徴を少しご案内したいと思いますが、本日は緩慢凍結法についてご案内いたします。

緩慢凍結法においては、プログラムフリーザーとよばれる機械を使用して、マイナス30℃になるまでゆっくりと(0.3℃/分ずつ)冷却します。

冷却する過程において凍結保存液中の水が氷晶形成されます。

そうすると、凍結保存液中の凍結保護物質の濃度が上昇。

凍結保存液中の水が氷晶形成することにより、浸透圧に差が生じ卵子や受精卵は脱水収縮。

卵子や受精卵が脱水収縮すると冷却過程における細胞内の氷晶形成が防げる。

これが緩慢凍結法の利点だそうです。

ただ一方で、以下の懸念もあるといわれています。
・凍結保護物質濃度の上昇に伴う細胞毒性の影響
・細胞外に形成される氷晶により物理的損傷

緩慢凍結法では2時間ほど時間を要するそうですが、超急速凍結法では15分程度で終わるそうです。次回以降、超急速凍結法についてご紹介したいと思います。

弊社メディブリッジでは卵子提供プログラムや代理出産プログラムをご案内しております。
ご検討の方はぜひお問い合わせください。

ご検討の方はぜひ以下よりお問い合わせください。

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宇宙に凍結精子?

こんにちは。
夏の風物詩といえば花火大会ですが、先週は多くの場所で真夏の夜空に大輪が咲き乱れたのではないでしょうか?
夜空に浮かび上がる見事な花火は、いくつになっても心躍るものですね。

fire-works

さて、宇宙で保管された凍結精子を用いた実験が行われるそうです。

ISS「きぼう」日本実験棟、宇宙での生殖細胞保存による影響を調査

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟で、生命科学分野「ほ乳類の繁殖における宇宙環境の影響(スペースパップ)」の実験を開始したと発表した。

実験は、ISSに、凍結乾燥させたマウスの精子を打ち上げて、ISSで長期間冷凍保存し、その後、地上に戻して顕微授精(顕微鏡下で精子を卵子内へ注入する)する。そして宇宙保存精子による受精率、放射線の影響、DNA損傷(修復)率、初期発生の正常性、最も重要な産仔の出産率(子どもが産まれる率)を調べるもの。

実験は、人類の長期的な宇宙滞在による影響を把握する基礎データを得るとともに、宇宙での生殖細胞の保存が可能であることを検証、宇宙空間や月面など厳しい環境下、遺伝資源の究極的な保存手法としての可能性を探る。

実験の試料であるマウス凍結乾燥精子を入れたサンプルケースは、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)に搭載され、8月4日に種子島宇宙センターからの打ち上げ後、8月10日午後10時43分に「きぼう」日本実験棟船内実験室にある冷凍冷蔵庫の冷凍区画に、カレン・ナイバーグ宇宙飛行士により保管された。

実験用に、合計3セットのサンプルケースを打ち上げた。今後、2年の間に経時的な変化を調べるために、1セットずつ3回に分けて回収する計画。最初の回収は、米国のドラゴン補給船運用3号機(SpaceX-3)を使用する予定。

今回の実験テーマは「きぼう」船内実験室第2期利用に向けた候補テーマ募集(2009年度実施)に若山照彦山梨大学教授が代表提案者として応募し、選定されたもの。


宇宙での生殖細胞保存の可能性を追求しているとは、驚きですね。
どのような実験結果が出るのか楽しみです。


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凍結細胞から日本産トキが復活?

こんにちは。
最近、よくiPS細胞に関連するニュースを見ますが、今日は、そのiPS技術を用いて日本産のトキを復活させる計画があるそうです。

toki


日本産トキ復活計画…凍結細胞からiPS技術で

日本固有種が絶滅した国の特別天然記念物トキを、凍結保存してある細胞を使って復活させる取り組みを国立環境研究所(茨城県つくば市)が始めた。

あらゆる細胞に変化できる性質を持つiPS細胞(新型万能細胞)の技術を用い、日本産トキと同じ遺伝子を持つトキの誕生を目指す。

同研究所に保管されている日本産トキ最後のオスで、1995年に死んだミドリの皮膚細胞と、最後のメスで、2003年に死んだキンの皮膚細胞を使う。大沼学研究員によると、計画では、まず皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入してiPS細胞を作製する。これを中国産トキの受精卵(胚)に移植、日本産トキと同じ遺伝子の精子や卵子を持つトキを生み出す。

そのうえで、成長したオスとメスを交配させ、全身が日本産トキと同じ遺伝子の細胞を持つトキを誕生させる計画だ。中国産トキの性質を受け継ぐトキが生まれる可能性もあるが、一定の割合で日本産トキの性質を持つトキの誕生が期待できる。


iPS細胞(人工多能性幹細胞)とは、万能細胞の一つでさまざまな細胞への分化が可能なため、再生医療・創薬への応用が期待されています。
そのため、難病患者からiPS細胞を作って解析することによって、発症原因や治療の糸口が見つかると考えられています。
また、iPS細胞を患者自身の細胞から作ることができるので、iPS細胞から分化した細胞を患者に移植しても拒絶反応が起きにくいとも考えられています。

iPS細胞から精子や卵子を作りだす研究も進展していますが、iPS細胞のニュースから目が離せませんね。



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増える「二人目不妊」、原因は?!

おはようございます!
先週の台風が通り過ぎたあとの東京は、涼しく過ごしやすい週末となりました。
猛暑でバテ気味の体を休めた方も多いのではないでしょうか?

さて、今日は「二人目不妊」についてお伝えします。
二人目不妊とは、二人目の子どもが授かれない、ということを指しますが、こういったケース、実は近年非常に増えています。
infertility

弊社がご提供している卵子提供に関するご相談でも、「二人目ができないので、卵子提供を検討している」という方はたくさんいらっしゃいます。
一人目は出産されているのに、二人目が授かれないのは、いったいどうしてでしょうか?

これは、多くの場合、年齢による卵巣の変化が引き起こす不妊です。
昔は、20代に結婚し、二人目くらいまで20代のうちに産むのが一般的でした。そのため、女性が最も妊娠に適している年齢に、二人目、三人目の出産が可能だったのです。
ところが、近年は晩婚化が進み、出産適齢期を過ぎてから結婚する女性が増えています。そのため、結婚してすぐに子づくりに取り組んでも、一人目の出産が済み、子育てが一段落して二人目を望んだときには、すでに卵巣機能が低下しており、妊娠しにくい状態になっているのです。

このような状態にならないようにするには、当ブログでも再三お伝えしているように、妊娠に適した年齢のうちに、子づくりを行うことが一番です。
とは言いながら、なかなか若いうちから出産期まで計算に入れて人生設計をする女性は少数派です。

もし、晩婚で、一人目の子育てが終わるころには卵巣機能が心配、という方は、一人目の妊娠の前に、体外受精で受精卵を多く確保し、凍結しておくことをお勧めします。子宮は卵巣に比べ、年齢の影響を受けにくい臓器であると言われています。ということは、問題は多くの場合、受精卵の質の問題なのです。この問題は、少しでも早いうちに受精卵を作っておき、少しでも質のよい受精卵をとっておけば、妊娠の確率は上がります。

昔と違って、今は妊娠に関する技術も様々なものがあります。
妊娠・出産は時間の経過に影響されるものですから、それぞれのステージに合わせて、最善の方法をとれるよう、情報を知っておくことも大切ではないでしょうか。


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