こんばんは!
今日は不思議な研究成果が発表されたお話です!

この度、Don Ingberさんが画期的な医療技術を開発しました。どんな治療かというと電磁石を使って、血流の中から敗血症を引き起こす原因となる細菌を吸いだしてくれるという医療機器なんです。

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研究室のテストで、Ingberさんのチームはドナーの血液に敗血症の原因として最もポピュラーな菌カンジダ・アルビカンスと、プラスチックでコーティングした酸化鉄のビーズを混ぜました。このビーズは、直径が人間の髪の毛の100分の1ぐらいの幅しかなく抗体でカバーされているんですけど、これが菌を見つけ出し、菌に付着する役割を果たします。

次に、このミックスされた血液を透析のような機械を使って流します。この時、電磁石がビーズと、ビーズにくっついて来た全ての病原体を血流の中から引き上げて、食塩水の中に処理してくれます。

この機器は、血流中の菌を80パーセント取り除くことが出来るので、残りの菌は薬を使って2〜3時間もあれば除去できてしまうそうです。

現在、Ingberさんの治療法は動物でテストして安全か否かを確認しなくてはいけない段階ですが、かなり期待できそうですよね。それにもしも、この菌に有効だったら癌細胞を体から取り除いたり、幹細胞の採取に使用したり、いろいろ応用が効きそうですよね?

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