季節の切り抜き帳 〜 Clipping of Season 〜

移り変わる季節と日々の暮らしの記録

カテゴリ: 江國 香織

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4022512296ヤモリ、カエル、シジミチョウ
江國 香織
朝日新聞出版 2014-11-07

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
虫と話をする幼稚園児の拓人、そんな弟を懸命に庇護しようとする姉、ためらいなく恋人との時間を優先させる父、その帰りを思い煩いながら待ちつづける母ー。
危うい・バランスにある家族にいて、拓人が両親と姉のほかにちかしさを覚えるのは、ヤモリやカエルといった小さな生き物たち。
彼らは言葉を発さなくとも、拓人と意思の疎通ができる世界の住人だ。
近隣の自然とふれあいながら、ゆるやかに成長する拓人。
一方で、家族をはじめ、近くに住まう大人たちの生活は刻々と変化していく。
静かな、しかし決して穏やかではいられない日常を精緻な文章で描きながら、小さな子どもが世界を感受する一瞬を、ふかい企みによって鮮やかに捉えた野心的長篇小説。

江國さんらしい美しい装丁、しかしタイトルは?
恋愛小説家らしからぬタイトル、さて如何なる内容かと楽しみにしていました。
とても大人しく、しゃべることが苦手な幼稚園児・拓人、彼は小動物と喋ることが出来た。
ヤモリやカエルと意思の疎通が出来る少年、虫愛ずる姫君ならぬ、虫愛ずる若君・拓人くんが、何とも愛らしい。
そして、そんな弟の理解者でしっかり者の姉・育美の存在もとても良い。
しかし彼らの両親が実にダメな夫婦。
恋愛体質でたまにしか帰ってこない夫、夫の不在中、心乱れる母。
母親の危なげな行動、父の無責任ぶり、育美ちゃんがしっかりするはずだわ。
拓人は、こんないびつな家庭環境だからこそ、虫愛ずる若君になったのかなぁ。
隣人、ピアノ教師、墓守の男、大人達のざらついた日常に反し、拓人の世界は澄んで美しい。
カエルの葉っぱと姉・育美の話がとても良かった。
結論は何?何が書いてあったの?と聞かれると非常に困る作品。
江國さんらしい美し文体と世界観が無ければ成立しない作品。

3
4041104106はだかんぼうたち
江國 香織
角川書店2013-03-27

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
桃*35歳独身、歯科医。6年付き合った恋人と別れ9歳下の鯖崎と交際中。
響子*桃の親友。
元走り屋の夫や4人の子供とせわしない日々を送る主婦。
山口*60歳目前に家族を捨て響子の母・和枝と同棲。だが和枝が急死し途方に暮れる。
鯖崎*桃の恋人。やがて響子にも惹かれはじめ桃にその気持ちを公言する。
出逢い、触れ合ってしまう“はだかんぼう”たちは、どこへたどり着くのか。
年下男性との恋。親友の恋人との逢瀬。60歳目前での同棲…。
心に何もまわない男女たちを描く長編恋愛小説。

とっても江國ワールドな作品でした。
あらすじを書いたら、何それ・・・と、下卑たものに思われてしまいそうだけれど、文章も感情表現も見事。
登場人物が非常に多く、場面もバンバンと切り替わっていくのですが、誰だっけ・・・とか、これはどっちの人だっけ・・・などと迷うことが一切なかった。
書き分けも見事でカット割りの多い、映画を見ているようで違和感がありません。
鯖崎には、全く共感出来ず、彼を捨てきれない桃に対して苛立ちも感じました。
桃のママにも・・・
物語の終わり方も、え・・・ここで・・・という最近の江國さんらしい終わらせ方で、もやもやは残るのですが、何とも「はだかんぼうたち」というタイトルが秀逸で、もうこれに尽きるという内容でした。
装丁のイラストもとても素敵。

3
4592750101すきまのおともだちたち
江國 香織
白泉社 2005-06

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
庭で育てたレモンの木からレモネードを作り、針仕事で暮らしている「おんなのこ」。
両親は最初からなく、車も運転できる古びた「お皿」と住んでいるー。
仕事で訪れた街で道に迷い、帰れなくなった新聞記者の「私」は、客として彼女たちにもてなされることになるのだが…。
けっして変わらないものが存在し続ける、そんな場所で出会った、小さな女の子との、いっぷう変わった長い長い友情の物語。

今日は江國香織さんのお誕生日、作家さんのお誕生日に作品を読もう!という【作家さん誕生日会】イベントに参加しての読書。
大人の小説を書く江國さんですが、絵本の翻訳も多く、絵本も描いていらっしゃいます。
これは以前から気になっていたので・・・
こみねゆらさんのイラストが江國さんのこの物語の世界観にピッタリ!
新聞記者の女性が旅先で迷子になり、不思議な町に迷い込む。
一人暮らしをしている「おんなのこ」
「おんなのこっていうのは、そういうもんでしょ」という、風変わりな女の子のキャラクターがとても良い。
そして、こみねさんが描く少女が本当にピッタリ。
少女と一緒に暮らす激情家な「お皿」の存在もとても良い。
何を読み取るか、とか、何を伝えようとしているのか・・・などと考えず、どっぷりと世界に浸って読んだほうがいいんじゃないかな。
変わらないもの、思い出・・・
読み終えて、心にそんなものがふわりと残りました。
素敵な読書でした。

3
4103808101ちょうちんそで
江國 香織
新潮社 2013-01-31

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【内容情報】
取り戻そうと思えば、いつでも取り返せるー闇の扉を開く新しい長編。
いい匂い。あの街の夕方の匂い
人生の黄昏時を迎え、一人で暮らす雛子の元を訪れる様々な人々。
息子たちと幸福な家族、怪しげな隣室の男と友人たち、そして誰よりも言葉を交わすある大切な人。
人々の秘密が解かれる時、雛子の謎も解かれてゆく。
人と人との関わりの不思議さ、切なさと歓びを芳しく描き上げる長編。
記憶と愛を巡る物語。

介護付きマンションに一人暮らす雛子。
ミルク紅茶にビスケット、部屋に流れるピアノ曲、架空の妹・飴子との会話・・・
江國さんらしい世界観にどっぷりと浸ります。
雛子が何をして、何故、今ここに一人で暮らしているのか・・・
彼女のもとを訪れる客人達との会話から、一枚一枚ベールが捲られ、彼女のことが段々を見えてきます。
そして・・・
え、ここで終わるの?
飴子は?亜美とは何を話すの?
そんなことを読みたがるのは週刊誌的な発想なのでしょうか・・・
う〜〜ん、江國さんの文章も世界観も好きなんだけど、最近、どうもスッキリとしないんですよね・・・

3
4103808098犬とハモニカ
江國 香織
新潮社 2012-09-28

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
空港の国際線到着ロビーを舞台に、渦のように生まれるドラマを、軽やかにすくい取り、「人生の意味を感得させる」、「偶然のぬくもりが、ながく心に残った」などと激賞された、川端賞受賞作。
恋の始まりと終わり、その思いがけなさを鮮やかに描く「寝室」など、美しい文章で、なつかしく色濃い時間を切り取る魅惑の6篇。
【目次】
犬とハモニカ/寝室/おそ夏のゆうぐれ/ピクニック/夕顔/アレンテージョ

表題作「犬とハモニカ」は、川端賞受賞作だったのですね。
様々な人が行き交う飛行場という場所、そこには様々なドラマが・・・
舞台設定としては問題なし、そこに江國さんの美しい表現が加われば、これはもう鉄板モノ。
何てことはない話、事件も起きないじゃないか・・・とおもわれる方もいらっしゃるのかな?
江國さんの美しい表現を堪能してくださいませ。
私も飛行機を使っての旅行直後に読んだので、空港や飛行機内の感じがリアルに楽しめました。
「寝室」の若い恋人に捨てられそうなオッサンの感情も見事に描かれていました。
「おそ夏のゆうぐれ」「夕顔」「アレンテージョ」が既読だったので、やや物足りなさも。
江國さん、素敵な長編をお待ちしております。

2
4093863105金米糖の降るところ
江國 香織
小学館 2011-09-28

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ブエノスアイレス近郊の日系人の町で育った佐和子とミカエラの姉妹は、少女の頃からボーイフレンドを“共有すること”をルールにしていた。
留学のため来日したふたりだったが、誰からも好かれる笑顔の男・達哉に好意を抱く。
しかし達哉は佐和子との交際を望み、彼女は初めて姉妹のルールを破り、日本で達哉と結婚。
ミカエラは新しい命を宿してアルゼンチンに帰国する。
20年後、佐和子は突然、達哉に離婚届を残して、不倫の恋人とともにブエノスアイレスに戻る。
一方、妹のミカエラは多感な娘に成長したアジェレンと暮らしていたが、達哉が佐和子を追いかけ、アルゼンチンにやってくると…。
東京とアルゼンチン・ブエノスアイレス、華麗なるスケールで描く恋愛小説。

大好きだった江國さんの作品。
しかし、今回はチラリと見た内容情報で読むのを躊躇してしまいました。
アルゼンチンを舞台にした、いかにも江國さんらしい大人の女の恋愛・・・だと思うのですが・・・

何がダメって『姉妹のルールは好きな人を<共有すること> 』のキャッチコピーがひっかかってしまったんです。
読んでみて、やはりこの部分にひっかかりを感じてしまいました。
オシャレな暮らしをする都会的な夫と、彼を愛しながらも心が少し冷めかけた妻・・・このあたり、とても江國さんらしいです。
しかし、斬新さが感じられなくなってしまったことが悲しいです。
これは私が歳を取ったせいでしょうか。
以前は江國さんの小説を読むと今自分がいる場所とは全く違った世界に連れていってもらえたのに、何故か今は自分は相変わらず此処にいて、覚めた目で作品を読んでしまいました。

若い娘達が『男を共有する』という話は若いから許されるのであって、40を過ぎた姉妹にそれをやられると、どうにもう〜〜〜んでした。
達哉のアルゼンチンに来てからの行動も、あまりにもティーンエイジャーから成長していなくて・・・
姉がずっと妹と夫の行動に拘っているのは解るのですが、案外、仲良さそうな姉妹、裏でドロドロしたものを抱えていそうで怖いです。
たぶっちゃんも、何年で捨てられるのかな・・・
彼女たちの生き方をいいな・・・と思えなかったのが実に残念でした。

3
4163736808やわらかなレタス
江國 香織
文藝春秋 2011-02

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【内容情報】
食事の幸福がなかったら、人生はどれほど味気なくなるだろう。
小説、旅、身辺のよしなしごとを繊細にかろやかに描きとめた随想集。
【目次】
あたたかいジュース/お正月のこと、あるいはまたしてもあたたかいジュース/お買物の顛末、あるいはししゃものから揚げあっさり炒め/鱈のこと/節分のこと/フライパン問題と目玉焼き/外は雨/さすらいのウェイターのこと/最近の至福/ニューヨーク・大雪とドーナツ〔ほか〕

食べることをとても大切にされている江國さん。
特に主食にされている果物に対する思い入れが凄い。
主食にするほど贅沢に季節の旬の果物を食べられる状況は非常に羨ましいです。
「チーズと塩と豆と」の裏話もファンには嬉しい。
先日読んだ「作家の口福」で、きちんと食べて美しい骨を残す…ということが書かれていました。
これは是非、合わせて読むことをオススメします。
本作ではご主人とのエピソードがいくつか書かれていました。
そのこともとても印象的です。
さらりと読めてしまうエッセイですが、今の江國さんの日常を実に良く表していると感じました。

4
4087713660抱擁、あるいはライスには塩を
江國 香織
集英社 2010-11-05

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
三世代、百年にわたる「風変わりな家族」の秘密。
東京・神谷町にある、大正期に建築された洋館に暮らす柳島家。
ロシア人である祖母の存在、子供を学校にやらない教育方針、叔父や叔母まで同居する環境、さらには四人の子供たちのうち二人が父か母の違う子供という事情が、彼らを周囲から浮いた存在にしていた。

桐島家の長である祖父・竹次郎、ロシア人の祖母・絹。
彼らの長女・菊乃は聡明で奔放、夫・豊彦は温厚。
菊乃と豊彦の間には父の違う長女望、母の違う卯月、そして光一、陸子の4人兄弟。
そして風変わりな伯父・桐之輔と出戻りの美しい叔母・百合。
洋館で暮らす10人の桐島家の物語。

物語は光一、陸子、卯月の3人が突然、学校へ通わされる話から始まる。
桐島家では学校に通わせず、家庭教師に勉強を教わっていた。
しかし末っ子・卯月の母である麻美の希望で公立小学校へ突然通わされる3人。
優雅に高潔に暮らしてきた彼等にとってそこは動物園の折の中の様だった。
桐島家で育った母や叔父伯母の知らない学校という場は、想像以上に恐ろしく彼らを翻弄した…

このシーンから物語を始める…なんて江国さんは巧いんだろう。
風変わりなこの一族の暮らしを浮き彫りにする見事なオープニング。
彼ら独特の暮らしぶりが興味深く、一気に物語に引き込まれていく。
家族各々に語らせ、その時代と家族の変化を伝える各章の構成も見事。
たまに家族以外の人に語らせるスパイス使いも素晴らしい。
光一の恋人・涼子の章も、寿司屋の親方の章は外から描くことで、桐島家の独特の価値観を際立たせる。
家族外に暮らす実の父、母がいたり、彼らと交流があったり、その不思議な関係を夫婦は自然と受け入れ、子供たちもそれが普通として暮らしている。
デパートの外商が訪れ、仕立てられた服を着て暮らす、外から見ればとても風変わりな暮らしをする彼ら。
しかし、彼らにはそれが当たり前の暮らしで正しい価値観である。
嫁いだ百合はその違いに戸惑い、学校に行かされた子供たちは恐怖におののく。
4人の兄妹達が成長し、家を出る者、残る者、そして逝く者…と描かれた三世代の物語。
角田さんの描いた『ツリーハウス』とはほぼ同時期の三世代の物語なのに全く違う。
この作品は本当に江国さんらしく、美しくとても面白かった。
初出が女性誌連載だったので、あまり期待していなかったのだが素晴らしい作品でした。
でも、これは連載よりも単行本で一気に読んで正解。
美しく編まれたドイリーが裏を返すとバラバラにほぐれ、切れ切れになっている…という装丁も作品にぴったりで実に見事。

3
4062161052真昼なのに昏い部屋
江國 香織
講談社 2010-03-25

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【内容説明】
せめて、きちんとした不倫妻になろう。
満ち足りているはずの生活から、逃れようもなくどんどんと恋に落ちていく。
恋愛を、言葉の力ですべて白日の下にさらす、江國作品の新たなる挑戦!
私は転落したのかしら。でも、どこから?
会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、
家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。
大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、
二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。
時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、
ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた――。
恋愛のあらゆる局面を、かつてない文体で描きつくす意欲作!

とても綺麗で江國さんらしい素敵な装丁。
翻訳を含めて多くの絵本に携わっている江國さんらしい柔らかな口調で物語が進行します。
無駄なおしゃべりや、くだらない時間の使い方をすることなく、「自分がきちんとしていると思えることが好き」と自分自身を律して生きてきた美弥子。
夫との暮らしを大切にし、夫に何でも話し穏やかで素敵な夫婦生活だと思われた。
ジョーンズさんは純粋な美弥子さんに惹かれ、彼女とのお喋りを楽しむ。
二人でのフィールドワーク、今まで普通に見えていた街角に小さな発見や煌めきを見つける美弥子。
しかし、夫は美弥子とジョーンズとの関係を邪推し、頭から淫行と決めつけ美弥子を罵ってしまった。
美弥子は家を飛び出し…

ご主人の気持ちもわかるけれど、これは夫の罵りが無ければ進行しなかったんだろうな〜。
自分を律してきた彼女だから、夫に指摘されて初めて恋だと思い込み、一歩踏み出してしまったのでしょう。
な〜んとなく解ります。
きちんとした不倫妻になろう…というのも真面目な彼女だからこそ…。
籠の中の小鳥ちゃんは、外の煌めく大自然に飛び出してしまったんですね。

でも彼女は本当に幸せなのかしら…
これからも幸せでいられるのかしら…
知らなかったからこそ幸せ…っていうのも人生にはあるように感じます。

少なくともジョーンズさんにとっては籠の中にいたピュアな小鳥ちゃんの方が魅力的だったようです。

綺麗な装丁とおとぎ話のような文体でありながら、描かれている内容が濃い…ってところが、とても江國さんらしい作品でした。

3
4036430602雪だるまの雪子ちゃん
偕成社 2009-09

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【内容情報】
雪子ちゃんは、野生の雪だるまの女の子です。
雪深い山の村に、ある日、ひとりで空からふってきて、画家の百合子さんの家のおとなりの小屋で暮らしはじめました。
好奇心旺盛で、いつでも前むきな雪子ちゃんの毎日には、生きることのよろこびがあふれています。
童話作家としてそのキャリアをスタートした著者が、長年あたためてきた初めての長編童話に、オールカラーの銅版画による挿画を添えた宝物のような1冊です。

野生の雪だるまの雪子ちゃん。
心の中だけに家族の記憶を抱いて生まれてくる野生の雪だるま。
お父さんの言葉が印象的。

江國さんらしい言葉の選び方が好き。
山本 容子さんのフルカラーの銅板画の挿絵も素敵。
表紙も氷の結晶模様と思っていたら、目を凝らせば雪子ちゃんがいっぱい。
読書メーターの感想で、カバーの下にもイラストがあるとのこと。
図書館本なのでラッピングの隙間から覗いたら春の花が…。
ああ、なんて素敵な装丁なんでしょう。
お洒落で大人な江國さんと山本さんが、頭を突き合わせて
『こんなのどう?』
『あら素敵…、うふふ…』ってお二人の会話を想像しただけで
嬉しくなってしまう。

優しい気持ちになれた素敵な本でした。

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