2010年04月

かえるを茹でる方法

水からかお湯からか?
もちろん水から。ぐらぐらのお湯だとカエルはびっくりしてジャンプ!!
水からだと少しづつ暖かくなっていい湯だなぁといううちにぬけ出られなくなって湯がかれてしまう。
大きな変化には気づくが、小さな変化には対応できない。
教育業界も、この変化が20年かけて少しづつ少しづつおこってきた。
一番顕著なのが、この業界でトップの大学。
400万人いた大学志望者が300万人と減った。100万人も減ったにもかかわらず、大学の数は200近く増え、競争が激化した。私立大の4割近くが赤字。しかも、リーマンショックによる株の暴落が大学の資産運用を直撃し、169億も慶応義塾大学では損失を被った。(日経BP 2010.3.8データ)
もちろんこれからも出生率は見込めず、景気回復も!?危うい。
こんな中で、教育産業に位置する英会話スクールも、ノバに始まり、ビンバンブ、ジオスと業界は揺れている。
私なりに考えて、直営校のみでの展開は、400店舗の壁があると思う。質と量のバランスがくずれるのが、お店の拡げすぎで、質が低下して、お客様が減り、経営が厳しくなる。FCだと、ある学校は3万店以上、それぞれにオーナーがいるので、自分の店を守りつづける力が保たれる。ただ、FC展開にはそれなりのノウハウと実績がいるので、どこでもというわけにはいかない。
メガブルーバードではどうか?
30年来のノウハウがあり、直営校とFC校とバランスがある。しかも、毎年々新しいプログラム、テキスト等を進化させていく戦略をとっている。
英語教授法は、ネイティブだからOKではない。
話すことと、教えることは別の技術。テキストも大量生産してしまえば、新しく作り変えることは、企業にとって、経費がかかる。20年前のテキストで今も教えている学校があるのは、あまりにも子供達がかわいそう!!
この競争の激しい時代に、生き残っていくためには、理由がいる。生き残る価値があるものだけが、それは大きさやコマーシャルによる知名度だけではない。
メガブルーバードにとっては、それなりに、質が問われるいい時代がやってきたと思う!!
ふと朝の通勤の電車で考えた。もし私が死ぬとき、後世に残る人生に何も残せないとしたら、何もしてあげることができない人生だったら最高に悲しい。だからたぶん、つり広告に”死ぬときに後悔する25の・・・”本のお知らせがあったからかな。少し深刻になってしまいました。もうすぐゴールデンウィーク。ゆっくり仕事しよう。

スピーチコンテストの選考が終わった

スピーチコンテストの選考が終わった。
まず、エントリーする子供達がビデオに内容を入れて、プロジェクトの講師が、ファイナルに進む人を決める。
競争することがあまりない現代の子供達を全員パスさせることなく、セレクトしていくことは大変難しい作業となる。どの子も甲乙つけがたく・・・・・。
審査は難航し、決定した後も、割り切れない気持ちが残る。ファイナルのスピーチコンテストは、5月9日青山大学のホールに全国から集まって、トロフィーをかけてコンテストが行われる。2才から17才くらいまでの、幅広い年齢の子供達で、英語だけでなく、パフォーマンス性やプレゼンテーション能力も必要である。エントリーできて良かった、と肩をなでおろす。
まもなくファイナルに向けて進んでいく、5月9日までカウントダウンでよりグレードUPにとりくむ。
私も明日から、大学での講義が始まる。
子供達に負けてはいられない。初めての経験で、プレッシャーと、やっぱしやだなぁと、心の奥では思っている。
大学での講義も何回か数をこなすと慣れてくるのもわかってるけど、そこまでは自分をだましだましやるしかない。
はじめてのことや、自分の能力よりも上のことをするときは、いつもこのストレスがまずついてくる。
やーめよ、と安きに流れれば、楽でいいけど、動きを止めると、あんまりいいことない。やっぱチャレンジしよう、やるしかない。
大きく息を吸って、身を引き締めて、よしやるぞ!!

マザーテレサ生誕100年

考える時間を持ちなさい
祈る時間を持ちなさい
笑う時間を持ちなさい

それは力の源
それは地球でもっとも偉大な力
それは魂の音楽

遊ぶ時間を持ちなさい
愛し・愛される時間を持ちなさい
与える時間を持ちなさい

それは永遠につづく若さの秘密
それは神が与えてくれた特権
自分勝手になるには一日は短すぎる

読書をする時間を持ちなさい
親しくなるための時間を持ちなさい
働く時間を持ちなさい

それは知識のわき出る泉
それは幸福へつづく道
それは成功への価値

施しをする時間を持ちなさい
それは天国へと導く鍵

コルカタ「子どもの家」の壁にある看板より
マザーテレサ生誕100年

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