もちろん水から。ぐらぐらのお湯だとカエルはびっくりしてジャンプ!!
水からだと少しづつ暖かくなっていい湯だなぁといううちにぬけ出られなくなって湯がかれてしまう。
大きな変化には気づくが、小さな変化には対応できない。
教育業界も、この変化が20年かけて少しづつ少しづつおこってきた。
一番顕著なのが、この業界でトップの大学。
400万人いた大学志望者が300万人と減った。100万人も減ったにもかかわらず、大学の数は200近く増え、競争が激化した。私立大の4割近くが赤字。しかも、リーマンショックによる株の暴落が大学の資産運用を直撃し、169億も慶応義塾大学では損失を被った。(日経BP 2010.3.8データ)
もちろんこれからも出生率は見込めず、景気回復も!?危うい。
こんな中で、教育産業に位置する英会話スクールも、ノバに始まり、ビンバンブ、ジオスと業界は揺れている。
私なりに考えて、直営校のみでの展開は、400店舗の壁があると思う。質と量のバランスがくずれるのが、お店の拡げすぎで、質が低下して、お客様が減り、経営が厳しくなる。FCだと、ある学校は3万店以上、それぞれにオーナーがいるので、自分の店を守りつづける力が保たれる。ただ、FC展開にはそれなりのノウハウと実績がいるので、どこでもというわけにはいかない。
メガブルーバードではどうか?
30年来のノウハウがあり、直営校とFC校とバランスがある。しかも、毎年々新しいプログラム、テキスト等を進化させていく戦略をとっている。
英語教授法は、ネイティブだからOKではない。
話すことと、教えることは別の技術。テキストも大量生産してしまえば、新しく作り変えることは、企業にとって、経費がかかる。20年前のテキストで今も教えている学校があるのは、あまりにも子供達がかわいそう!!
この競争の激しい時代に、生き残っていくためには、理由がいる。生き残る価値があるものだけが、それは大きさやコマーシャルによる知名度だけではない。
メガブルーバードにとっては、それなりに、質が問われるいい時代がやってきたと思う!!
ふと朝の通勤の電車で考えた。もし私が死ぬとき、後世に残る人生に何も残せないとしたら、何もしてあげることができない人生だったら最高に悲しい。だからたぶん、つり広告に”死ぬときに後悔する25の・・・”本のお知らせがあったからかな。少し深刻になってしまいました。もうすぐゴールデンウィーク。ゆっくり仕事しよう。