2012年02月

驚くこと!!

“ブラジルを旅するとは鉄器時代から21世紀までのあらゆる時代に旅することである。飛行機や自動車はタイムマシンである。大河と大湿原では驚かされる。
毎日何かに新しく驚かされた。驚くことを忘れたこの時代に驚くことの切実さを知らされた。
心は淋しき狩人である。驚くことを求めてさまよい歩く。驚くことを忘れた心は窓のない部屋に似てはいまいか。”
                                                        オーパ! 開高健

直筆原稿版が手に入った。開高健のおどるような文字がまるで本人のことばでしゃべりかけるように伝わってくる。
驚くということは、馬が入っているので それに乗り あちこちへ行く時に出会う感動だろうか。
しかしビジネスをする 経営をするということも、驚きの連続。30年来この業界にいても、安心はなく、変化への戦いである。
いい驚きも悪い驚きもある。
学校まわりをする中で、現地を訪れ、子供達が学んでいる様子、先生達が教える顔、教室の雰囲気、匂い、光、かべのはり紙、教材、床、机、イス・・・・。感じるものがある、子供達は楽しく生きいきとしているだろうか。
メガブルーバードで5年・10年続けて、英語を学んでいけるのは、その子の中に残る驚きの数々があるからだ。
知ることとの出会いは、頭の中に、花火のように驚きをひろげていく。

ロク  春の訪れに驚ロク
わかけほんせい(輪掛本青)インコのオスは羽を広げ特有のダンスをする。














ハチは・・・・。














キャンドルをともしてのディナー
海の幸のスパゲティ・もりもりサラダ。














古河の教室で見つけた手作り教材ブレックファースト
みそスープ・パンケーキ・ミルク etc.  ごちそう!!

すごい人 いい本との出会い

すごく悲しい時やつらい時、越えられない壁に当たった時、人は心を痛め、それが頭が痛くなったり身体をこわしたりと、自分を傷つける。
私も勿論そういう時がある。そんな時は自分はちっぽけな存在で、その私にとって大きな大きな問題に対して考えや見方を変えようとやってみる。
例えば、よくプラネタリウムに行った。星の輝きが地球に到達するまでの何万光年。星が生まれてからブラックホールに吸い込まれるまでの気の遠くなるような歳月。それを思うと、なんて自分は小さく薄っぺらい人間なのか、針の点よりも小さい人生の中で、そんなことに関わっていたらあっという間にいい時間を無駄にしてしまう、とリセットかける。 また、煮つまった自分を変えてくれるのは、人との出会いや本。
人と本との出会いも、自分はちっぽけで薄っぺらい人間ということに気付き、もっと努力し勉強しないと、という思いに立ち返ることができるものだ。
前回の研修ですばらしい人、いい本に出会った。
その人は吉岡幸雄 染司吉岡5代目当主。
古き美しき知恵と古人の手の技、そして伝承されてきた美意識とその情報を次世に語ろうと日夜努力している人。木の根、花実、樹皮、貝、虫など自然界の素材で1000年の色を出す。

吉岡幸雄著 「千年の色」
“衣食住という言葉も今はどことなく懐かしげに聞こえる。着ること、食べること、住まうこと、これは人として日常を生きていく上で、欠かすことのできない基本のもっとも大切な三つの要素で、人を人としてあらわす三原色のようなものであろう。ところが近頃は日本の都市や世界の多くの先進地域で、この「衣食住」という人間生活の根本が軽んじられている。きちんと装う、清々しく住まう、美味しいものを食べる事に気を遣っていないと、人間はますますだめになって、頭脳が衰えていく。”

私の日頃から考えている基本の部分、人として大切なものが詰まった本。
すごい人、すごい本に出会った。うれしい。
春一番が吹いたようだ。

2月ももう今週まで。この1週間ですっかり季節が変わった気がする。
泉君(スノーマン)がいたところ。緑が強くなってきた。














桃の花がほころびだした。














ごじょうの実も。








もちの木に赤い実がびっしり。そういえばキィーキィーともずの声もパートナー探しか?若い
スィースィーと渡り鳥もやってきている。

セミナー第2段

2月から2回目のセミナー。
前回は “しゃべりプロのアナウンサー” 赤坂ツインタワー。
本日は “色の力” ホテルオークラ食事付。同じ1万円位どう違うのか?
前回は90%男。今回は95%女。(テーマ、場所、食事付からして)予想どおり着飾ったセレブリティらしき人々、40、50、60、70代のお着物、ドレスコート、お友達を誘って!!
前回会議、テーブルは学校スタイル。セミナー終了まで暖房なし、眠くならなくていいか。
今回はホテルオークラ、みんなまずコートをクロークに預け、円卓、結婚式場のような華やかさ。
まず、お飲み物をボーイがお盆に並べてやってくる。私はまずワインゲット。アルコールは別会計かと思いきやフリー。よっしゃおかわり。お食事はバイキングだが、中国料理、洋食、そしてローストビーフ、鯛の姿造り、オークラ料理長らしき人が給仕してくれる。デザートも結構悪くない。閉めはケーキ・飲み物と、セレブリティの奥様方次々にお皿を重ねていく。末口も1万円元を取ろうと頑張ったが、昼間のワインの酔いもあって、30分で撃沈。しかし皆さま、しゃべって食べて完全に12000円はいっています。次に部屋を変えて講演があります。12時〜3時まで前回のセミナーとは全く違う人々。しかし倍の200名動員。 “プロのしゃべりテク” では中小企業診断士2名とお知り合いになり、ビジネスへと進展すればプラスアルファ大いにあり。しかしここではビジネスとは別世界。
ただ 女の生き方、50代〜70代まで着飾ること以外に美しい女として成長するために学べる。食べ方、しゃべり方、振る舞い、その雰囲気。 
イイナァという人がいた。
70代後半、車椅子ではないが、ゆったりとした動き。コーデュロイのジャケットをさりげなく羽織り、耳には大きめの金のイヤリング。後ろ姿しか見えないが、自分から皿を持って物色しなくても誰かがお食事を持ってくる。それを少しいただく。 私は元を取ろうと、皿を持ち、普段口にしない一番高い食材に群がる・・・!!
その美しいしっとりとした女性の髪はシルバーに輝く雪のように美しい。
あ 〜 ! これだ。

オークラ会場





































ところで講義の内容
日本人が愛した紅いの色。染め司吉岡五代目の当主の話をコメンテーターが聞く内容。
“色はうつろう” 万葉集にも歌われた。“紅いはうつろうものぞ橡のなれにし衣になほ及かめやも”
紅というものは色あせるもの。色の世界はうつろいとのだき合わせ。色は動いているんだ。














おもしろいのを見つけた。
江戸時代より続く180年の巧のわざ。最後の伝統の口紅。玉虫色に変わる小野紅。紅花の花びらにわずか1%含まれる朱色色素でつくられた口紅。








一生を色どる紅
その名も紅ハチ!!    (緑ロク と 紅ハチ)














 

研修

日経BP主催の“プロのしゃべりのテクニック”のセミナーに参加した。100名近くの人が赤坂ツインタワーで
フリーアナウンサーの梶原しげるさんの基にしゃべりの練習をした。
私は遠い昔、30代の時、やはりプロのアナウンサーの研修に参加したことがあった。
私はすごいあがり症なのだ。人を必要以上に意識していまう。しかもうまくしゃべらなければとA型気質がドキドキ感をさらにアップさせてしまう。
それが、社長になって必死でやらなければという崖っぷちに立ったお陰で・・・・。しゃべりが仕事となっていく段階で今のところ あがり は少しおさまっている。
梶原しげるさんのあがりコントロールテクは3つ。(プロであってもやはりあがるらしい。)
1.場数を踏む。
2.人慣れしておく。(楽屋挨拶、場当り、リハを事前に行う。)
  ※確かにこれはユーポートで行うバレエの発表会でも必ずやる。照明、客席の具合、リハーサルは重要だ。
3.自分のリラクゼーションをやる。(出番前にジャンプしたり、重心を下げ、上半身の力を抜くなど、身体を動か
  す。)
  ※これはバレエのステージ横では、たくさんのバレリーナ達が身体を動かしている。
そうネ、私があがらなくなったのは、場慣れプラスバレエの発表会すでに12回(夏冬)が大きいかもしれない。
五反田のユーポートで(本当のステージ)行われ、ひとつの踊りを100回以上練習し身体で覚え、通し稽古、リハーサル(ゲネ)、本番を3回、舞台を踏む。最初は、照明の眩しさに一本も歩けず、次に天井の高さに身体がふらふらし、それを跳ね返す力が自分になかったのだが、最近は場慣れがうまい具合いに効いてきた。
この あがり のコントロールに合わせて、次に発声、声の出し方、しゃべりに感情を入れるやり方と講義はすすんでいった。。
大変参考になった。基本のことだが、自己流ではなく、プロの成功している人や先人の知恵を学ぶことは、いくつになっても必要だ。

セミナー風景
プロのしゃべりに来る人の90%は男性!?








発表会メイクです。














本番は、ライトにも負けないように遠くからでも目が大きく見えるように、これがバレエメイクです。
アイラインは上と下、感覚をあけて引きます。














ロクにより切断された2回目の充電器。
せっかくしゃべりを学んだのにしゃべれない。

  

自由な一日、何をするだろうか。

マズローは人間の基本的欲求を低次から高次へ
 1.生理的欲求 (physiological need)
  2.安全の欲求 (safety need)
 3.所属と愛の欲求 
   (social need / love and belonging)
 4.承認の欲求 (esteem)
 5.自己実現の欲求 (self actualization)
の5段階に分類した。
人間は満たされない欲求があると、それを充足しようと行動する。欲求には優先度があり、低次の欲求が満たされると、より高次の欲求へと段階的に移行するもとのした。
(食べるものや安全、愛の欲求が満たされて、初めて文化的な自己実現へと人は向かうらしい。)
自己実現理論 ウィキペディア より

ということで、そんなに毎日ブログに書くことはないと、当分休みでもOKかと思えば、得てして事件は起こるものだ。
いつものように家に帰ると、雰囲気が何かおかしい!!
あ、カゴの中にいるはずのロクが、私の椅子にリラックスして満足げにのっている。
今日一日ロクはカゴから脱走していた。
朝8:00〜夜7:00まで謎の11時間。どこにいたのか?
その足どりは、うんこの場所から、そして荒らされた家の中。
相手は必ず黙秘を使うから。
まず私の大切にしているまんまんちゃんに行ったらしい。そこには父と母の写真を飾り、毎日コーヒーと炊き立てご飯など、お供えものをしている。
リビングから飛び隣の部屋が怪しい。
ハープのレッスンルーム。そこには私のバレエ道具、洋服、ハープが並んでいる。そこにロクは入った!!なぜなら私の大切なベルトがくちばしで切り刻まれ、まだ一度も着ていないグリーンのタンクトップのキラキラ部分が下に落ちている。ふーーん。
その後廊下には薔薇の花びららしいものが散らばっている。
なんという鳥だ!! 美しいものが好きで、それらがあっちこっちに散らかっている。しかもクリスチャンディールのサングラスまで、不可解だ!?!?
鳥からしてこんな身体ほどのあるものを、持ち運んだのか、途中で落とした。
しかも出しっぱなしの大好物のヤクルト、バームクーヘン、ひまわり、リンゴなどはいっさい手をつけていない。
という事は、結構知能が高く毎日は満たされているのか、鳥にもマズローの欲求5段階の説は言えるのか。
ロクは自己実現の欲求に自由を手に入れた一日をを費やした。

タンクトップのスパンコールが落ちている。














移動し床に落下したサングラス、鏡、etc.














ゆるしてネ!! とロクのサービスあり。


記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

末口静枝

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ