2013年08月

時差

日本 朝5:00、アムステルダム 夜10:00。
あと5分だけと目を閉じる。あっという間に1時間寝坊してしまう。昼間は頭はぼうっとしていて考えに切れがない。体内脳内時計がくるっている。2〜3日かかるかなあ。
今日は面接。月末の会計処理がある。濃いめのコーヒーを飲む。
それにしても、日本で流れるBBCニュースは、オランダと違うのだろうか? 思ったより暗く残虐なシーンが多い気がする。アメリカ全土でファーストフードで働く人々が時給のアップを求めてデモを行っている。最低賃金、7$→15$を求める。政府に対して24時間ストライキ。シリアでは、ナパーム弾で爆撃を受けた人々が映像に移る。次々に病院に人々が担ぎ込まれてくる。火傷を負い苦しんでいる子供、大人たち。目をふさぎたくなるシーン。しかしこれは情報操作されているわけじゃないよねえ。東京では、最低賃金はニューヨークよりも高く、生活保護やセーフティネットがひかれ、もちろん戦争のない国。水や平和がある安全安心な国だから、日本の政治家に任せ、きちんと税金を払って、よい国の良い子でいようと洗脳されているのか?
違う時差のせいだろう。
しかし成田へ戻るたびに24時間あいてなく税関スタッフの数の多さとサービスの悪さ、まるで鎖国状態だ。非効率で外国の方を向かず、時刻にとどまり続ける江戸時代と変わらない国、を感じることになる。外国から攻められることなく日本はこの状態を続けていくことが可能なのだろうか?

アムステルダムのファーストフード。
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いつまでも太陽は沈まない。
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そそがれた
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ビール。
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最後のアムステルダム

本当に真中を過ぎると後は早い。一日目、日本との違いに目を白黒させガリバーのような大きな人々、金髪、青い目、白い肌、煉瓦造りのどこまでも続く街、石畳、分からない言葉 ・・・・・。が、ちょうどこの国の空気に慣れた頃、トランクに荷物を積み始める。あっと言う間だった。
しかし疑問が残る。ガイドは言った。
“オランダ人は質素倹約の人種。仕事が終わると殆ど真っ直ぐ帰り、家でくつろぐ。
ベルギー人はお金を使い人生を楽しむ人種。美味しいものを食べ、おしゃれをし、カフェで仲間と語り合う。”
まるで、アリとキリギリスのようだ。
EUの中では、ドイツ、オランダは、経済的にうまくいっているが、他の国は、失業率が高く経済的な支援を必要としている。EUは、アジアやアメリカに対抗するため一つにまとまったが、その中では、資金の分配の問題、言葉の問題など、たくさんの問題を抱えている。
夏に遊んでいたキリギリスは冬に食べ物がなくなり、暑い夏に一生懸命働いていたアリは、助けてくれと言われた時、それはあなたの問題と助けなかったが、EUではそうもいかない。
もちろん、世界中を見渡すと、そういう問題は数限りなく広がっている。平等、不平等、フェアーの考え、そして日本は、日本人は どうだろう。 私の回りの人は? いや私はそんなことをずーっと考えていると、早く日本に帰って、仕事、生活をバリバリ始めたくなってくる。もとの生活、ロクとハチにも会える。日本の食べ物、日本の土地、そこにもいろいろなことがあるが、私の足場がある。さまよう旅人ではない。活動の場がある。うれしいなあ。
家族とはまた当分別れ別れだが、やはり もっと自分を活かし成長し、仕事、ビジネスをしたい。
旅行は、私にとって、アリのキリギリスだった。
そうだ 私は コテコテのキリギリスのアリだ!!

じゃ 家族のみなさん、また会うときまで、元気で 頑張ろう!!

風車の前で記念写真。
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しょんべん小僧。
※実はしょんべん少女もある。
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何? コレ。
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ディックブルーナーハウス  ワァ〜〜 誰でしょう。
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EU本部ブリュッセル

ブリュッセルの街は、現代と歴史、文化と芸術と生活、ユーロ本部では、ヨーロッパの国々の言語、人種、考え方、利害関係が、まるでゴブラン織りのように絶妙に織り成されているミラクルな街。
私の家族旅行は必ずスーパーマーケットへ行く。食事の予算上、並びに旅行の食事に胃腸が疲れだしたころ。食事は、ホテルの一部屋がパーティ会場となる。ブリュッセルの街にもスーパーがあった。ゴロゴロを引いて、カートはバスケットをペットの鎖のようなもので引いていく。20人分の食事の買出しだ。めずらしい野菜(ラディッシュ、クレソン、人参、トマト)、果物(ベリー4種)、鳥の丸焼、クスクス、サラダ、サラミ、ハム、マカロン、サーモン、オイルサーディン、オイルタコ、酢漬けの野菜、ワイン、ビール、しめはベルギーカップヌードル。宴会は、手なれた部隊が30分でテーブルセッティングをする。4時間から5時間話がはずむ。家庭のこと、亡くなったおじさん、おばさんのこと、夫婦のこと、子供のこと、バレーボールのトスが上がり、球はあちこちに投げられ、つきないので ・・・・、そろそろ片付けが始まり、人々は自分の部屋に帰りだす。ワァー 楽しいなあ。
そして、あっという間に、明日は最後の観光。キルデンダイク、風車とミッフィーの家へ行く。
旅は、出かけていき、立ち去ることにある。昔から人々は旅を続けてきた。新しい出会いを求めて。

世界遺産 ブルージュの街並み。
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きれいな煉瓦。
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市庁舎。
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ブルージュは観光世界一の街。DSCF0802

世界遺産ブルージュの街

朝、ブルージュの街世界遺産の街並みを散策した。石畳をパカッパカッと蹄の音を鳴らし、快適に馬車が、世界中からの観光客を運ぶ。フリーマーケットで老人の手作りの青い燭台と水笛を買う。彼は、“ピュルピュルピィ” と吹く。私もトライと言われ、やってみたが、“スーフー” と結構難しい。もっと強く息を出してと何回かチャレンジ。日本に持ち帰って練習すると約束した。ベルギーワッフル、チョコレート、クッキー、ウィンドゥショッピングは、まるでお菓子の家に囲まれたようなスウィートな街。ランチは、鳥のむね肉のホワイトソース、サラダ、フルーツカクテル。私の家族は九州人。昼から、白ビール、ワイン、ブロントビールと、ベルギー自慢の飲み物で盛り上がる。愛の泉で写真を撮り、ゲントに移動して、聖バーフ大聖堂にて、“神秘の子羊” を鑑賞する。
24のパネル画。キリストが羊で人間の身代わりとなり、心臓から血が流れ、それがワイングラスにそそがれている絵。ハトがキリストの復活を表わす正面の絵は、窓を閉じるように蓋を閉めれば、アダム、イブもいっしょに隠れてしまう。閉じられた裏側には、この絵のオーナーとマリア様が見える。そして、お金を払わないと、扉を開けて神秘の羊を見ることができないように、扉は閉じられている。
フランダースの犬とパトラッシュも教会には辿り着いたが、お金がなくて、絵を見ることはできなかった。
教会は美しいハープの音が流れ、外では、バイオリン、チェロ、大道芸人と、この地では、芸術家たちも、お客様のコインを集めるため、路上で自分の芸を披露している。クラシック音楽は、庶民の生活に浸透し、特別なものではない。一握りの人だけが有名になり世界の舞台に立てる。いくらうまく弾けても生活費を稼がなくてはいけないアーティスト達で街は溢れているようだ。文化、歴史が今でもこんなに近くにある街はすばらしい。さあ、今日の夜はムール貝のワイン蒸しといこう!!

デルフト焼きは王室の釜。
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フィリップ王。
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牛だって陶器。
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アントワープの街
税金があまり高いので払えなく手を取って投げた像が街の象徴。
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日本の旗はないなあ?
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ベルギーへ移動

2時間も車を走らせれば、パスポートのチェックなく国境を超えることができる。
ヨーロッパと違い、日本が他の国から影響を受けずに独自の考えができたのも、それを隔てる海があった故と肌で感じる。
オランダからベルギーへ。
そこは、言葉も違えば、人種対立、経済を競い、そして考え方も違い、利害関係のある国と国になる。
人口1000万人、オランダから独立した国、ベルギー。
オランダ語を話すゲルマン系、フランス語を話すラテン系。そして、この小さな国でも、2つに分かれ、また独立の動きがある。
ビジネスではこのヨーロッパの国は英語を話さなければコミュニケーションができない。そして独自の国の言葉、隣国の言葉と、オランダの人達は軽く2〜3カ国語を話す。
これが、小さな国土でしかも1/4は海よりも下にある国。外へ外へ 外交をし、利益を集める必要があった。本当にガリバーのように足が長く強くタフな個人主義の国だ。
そこでは、交通のハブ空港として、海、川、空を自由に使う。
人よりも、飛行機が、船が、自転車が、パイオリティを持ち、優先道路を使う権利を持つ。
弱い者を助けるという日本のやさしい思いやりのすすめ方ではなく、もっと合理的に政治、商業が動く。
同じ狭い国土と、資源がない国で、日本は大改革を行わないと、グローバル社会では難破してしまうだろう。
バスはデルフトの街に入り、フランダースの犬のノートルダム大聖堂へと移動する。
今日は、織物の町として栄え イギリスとの商業で港が砂に埋まり 貿易ができなくなり 時代から取り残された街、ブルージュで宿泊。ブルージュの街は、眠れる街が 世界遺産として 蘇ったところだ。

オランダは日本の10倍、ベルギーはオランダの10倍
スリが多い。
気をつけて。
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やはりビールと飽食の街。
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ムール貝のワイン蒸し。
おいしい!!
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