2015年09月

秋の夜長

2週間ぶりにレオタードを着た!! すると、お腹がポッコリ。腰まわりがボンレスハムのようだ。 “ヤバイ” 心なしかほっぺもふっくらしている。ジャンプジャンプする度にブルブルと肉が動く。この季節おいしいものだらけ。栗ご飯、大学イモ、キノコご飯・・・。ワァー それにビール、シャンパン、私は甘いも辛いもぜーんぶ大好きだから、冬眠前のくま状態!! 1kgは脂肪に貯えた。 バレリーナが踊らなくなったら、筋肉はがくんと落ち脂肪に変わる。気をつけないと!! またいちから始めようっと!! あくまでも楽観派。おいしい秋に加えて、読書の秋も楽しみのひとつ。ギンギラの太陽からやさしい満月のフルムーンの夜。 おいしいお酒をチビリチビリとやりながら、大好きな本のページをめくる。ろくとハチも じゃましない 一人の夜長、いいナあ。
そして私が楽しむ本は、“儲かる会社の財務諸表 48の実例で身につく経営力、会計力” 山根節著。
48の世界の名だたる企業のB/S、P/Lを解説した本。これが結構おもしろい。まるでワイドショーのごとく、有名企業の財務の中身を暴露し(すでにディスクロージャーしているが)、他社 他人と比較し、隣りの芝生はなぜ青いか?のように、いいとか悪いとか、強いとか弱いとか、なぜか、どうしてそうなると、経営者の考えを謎解きしていく。
「数字は切れるナイフである。企業の内部に入り込んで数字を調べれば、ほとんどの実態がわかる。しかしだからこそ企業は外部者に数字を見せたくない。むしろ隠したがる。しかしそんな時に欠かせないのが、われわれの想像力である。今日、情報は巷に溢れている。新聞、雑誌、ネットサーフィン、ヨドバシカメラやビッグカメラの店頭に行けばおおよそ想像がつく。こういう断片情報を、全体像である財務諸表に肉付けすると経営が見えてくる。世の中が浮かび上がってくる。イマジネーションを逞しくすれば、数字と実態が結びつく。」
そうか、企業の世界もパラレルワールド。数字と想像力、幻想と実体、おもしろい!!
あー宿題がまだだった。いそがないと、今日はシナリオスクールの日だ。脚本4p。題はイライラする人!!

パラレルワールド

ふーっと金色の木犀の香りが風に乗ってやってくる。
銀杏並木の青い葉の下に、黄色の実がびっしりついている。あと3日で9月は終わり、10月、秋真っ盛り。
デトックスを終えて、東京駅の横丁へ出かけた。
ここで、酢もつを見つけた。私の大好物、博多ではビールのつまみの一番初めに登場する。
予約をせずにふらっと出かけられて、お値段も手ごろ。難点は、禁煙じゃないから、お約束は、たばこが始まったら退散すること。
とくも、
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隣りのお客さんに負けないように食べて(離乳食持参)、しゃべって楽しんでいる。
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おもしろい本を見つけた!! 30年後 星一(ほし はじめ)
要約解説 星新一、監修 星マリア。私は小説などは読まずにもっぱらビジネス書中心。だけど、たまに、詩やエッセイ、古典などを疲れた頭のデトックスとして手に取る。97年前に書かれたSF。
“嶋浦太郎は明治から大正にかけて、人々から敬愛された大政治家。それなのに、彼は61才になった大正7年に世の中の堕落に嫌気が差して、南方の無人島に渡り一人で住み着いてしまった。その孤島が近くの海底噴火の影響により沈下し始め、やむなく30年ぶりに日本へ帰国することになった91才の老人。嶋浦太郎。
「偉人帰る」「珍客来る」と新聞の見出しから、このレトロフィーチャーのSFは始まる。” 
わくわくして読み始めた小説だが、これは祖父、息子、孫娘と3代に渡って著者、解説要約、監修と97年のバトンリレーでつながれたSFだ。
著者の星一は、明治6年生まれ。コロンビア大学で修士をとり、星製薬を設立。「ホシ胃腸薬」を大ヒット。国産モルヒネの生産に始めて成功し東洋一の製薬会社を作り、星薬科大学の創立、政治家としても活躍していた。息子、星新一は、星製薬の社長となるが、会社は手放すことになり、SF作家として、大成した。孫娘、星マリアは、サーフィン選手権で4連覇を達成し、ハワイ、オアフ島に移住。一男一女の母。父 星新一の公式サイトを運営し、父の本を英訳し世界へ発信している。
このSFにまつわる現実と想像の世界の薄皮がおもしろい。
“物語の世界は大正7年に想像した30年後、大正37年。ただし現実世界では天皇が崩御され元号が昭和に変わった。つまり、大正7年の30年後は実際には昭和23年。大正37年は永久に来ない、まさしくパラレルワールド(並行世界)なのです。”
現実と想像の世界は、パラレルワールド。
あー素敵だなあ!!
人は、人には、2つの世界で生きられる。 最高!!

美味しく、楽しく、気持ちよく

本日はデトックスの日。10月が始まる前にあちこち動いたり、暴飲暴食、まあ飲んだり食ったり楽しんだから、体の中と外のデトックス。
大切ですよ。もちろん体の外はアカスリ、中は末口秘伝を教えましょう。
これ!!
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ゴボウとワカメ!!
今の季節は新ゴボウがグッドタイミング。真っ黒の泥をとって包丁の後ろでシャシャとこさいでいくと、まっ白できれいなゴボウが出てくる。
黒い灰汁が出てくるのも結構よさそう。塩でもんで、カタクリをまぶして、白ゴマ油でしっかり揚げる。その間、生ワカメ、クレソン、キュウリ、紫キャベツをシャシャっと切ってどんぶりに てんこ盛りに入れる。その上にお酢をドボっとかけて、お好みドレッシングとゴマを散らす。おいしーい。ビールにも合う。次の日の朝がお楽しみ。ゴボウは繊維が多いので、水分も一緒にたっぷりとりましょう。体の中にたまった毒をデトックスするのは、できるだけ薬などを使わず、自然なもので自然な方法で。秋、冬にかけて、根菜類や実りのものがたくさん出回ってくる。
おいしく、楽しく、気持ちよくデトックスがポイント。
アカスリも本当にさっぱり、お風呂やサウナで身体をしっかり温めて、もう何年も私のアカを宮本さんにとってもらっている。裸の付き合い。考えただけで、身体がほかほかしてくる。
そうして、私の日曜日は過ぎていく。準備をしっかりして月曜からの仕事に備える。実はろくハチコーポレーション(株)に続いて、10月1日シーとくコーポレーション(合)、7つめの会社が出来上がる。今回は不動産投資だけを行なう会社。司法書士の先生と税理士の先生に相談して合同会社にした。さあ準備が着々と進んでいる。札幌の物件はT社にお願いをした。次に融資をS社にお願いする。さあ、どうなるかな。私は私のポートフォリオにそって、リスクをコントロールしながら、計画を進めていく。3年、5年、7年と。
美味しく、楽しく、気持ちよく でいこう!!

くまだーの心

空港には福岡と同じように、東京から一足先に飛んだHさんがお出迎えしてくださった。
とくにはベビーシートまで!! ありがとうございます。あー北海道は大きくて広い大地だなあ。自然と共に人々は住んでいる。街並み、街路樹、空気、日本の街は動いてみて初めてその違いをしっかり感じとることができる。楽しい。揺れるススキの穂、緑の葉に一枚二枚オレンジや黄色が混じり、びっしりと赤く小さな実がついたグミの木。
素敵なところだ。今わかった。東京の街に帰り着き、なぜかイライラそして人が許せない気持ちになったのが。
雨、金曜日、渋滞を続けるハイウェイ、高層ビル群の圧迫感・・・・。完全に東京の街は人の心を四角いオフィスにギューギュー詰め込んだビジネスの国。そして、北海道は、白樺の揺れる葉をいつも感じられる。遠くにいるはずの人がオーイと声をかけて、一人じゃないと植物たちと土地と人間以外の生きものが共存している王国だ。
ところで、5件の物件を見て1件を決めた。このビジネスも私一人の考えでは決まらない。売主の方、仲介の方、銀行の方などたくさんの人たちの気持ちによって、縁ができてくる。
私はこのビジネスをするにあたって本を読みそれなりに知識をつめこんだが、経験が乏しい。
オーナーという立場で、物件を見てみると、不思議なことに気付いた。せっかく縁があってオーナーになったものが、次々と転売されて動いている。ある本が書いていたように、不動産は金融商品となっている。しかも世界の。
私が始めて買った福岡南区のアパートはパン屋の老夫婦が年をとって店を続けられなくなった時のために、コツコツと売上の一部を貯めて作ったものだった。それを私は縁があって譲り受けた。途中で地震があったり、水周りが劣化したり、などいろいろあって、最終的には駐車場にした。が、今でもその土地は手離してはいない。ここでもう一度、生きていらっしゃるだろうか老夫婦の願いを引き継いで、新しいアパートを建ててみようと考えている。
ところが、見て回った5件の物件は、オーナーが1ヶ月、1年でチェンジし、ショート取引で市場に流通している。
不動産が金融商品となり、オーナーが利回りのみを見て、そこに住む人、お取引の人、そしてオーナー自身から愛という指標がなくなり、ドラマが消えて、数字のみの世界になっていくのは、どうかなあ。
日本の土地、生活、日々の暮らし。
やっぱり、ビジネスは実体経済に支えられている。
私は、この思いをしっかりと持ったオーナーになろう。

アイスワイン3種の飲み比べ
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すばらしい!と言うと、店のオーナーからスペシャルプレゼント
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日本では絶対に手に入らない幻のエリザベス女王 ROYAL DEMARIAの一品。楽しーい。
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まどかは味噌ラーメンペロリ!!
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私はニンニクたっぷり
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くまだー ヒロだー
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くまだー
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もおー バーバ、デザートワインだって10%だよ!!
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初北海道

羽田から千歳空港へ飛ぶ!! 初めての北海道入り。少し心が躍る。私は45才で独立してビジネスを始めた時、九州から東京入りした。東京は大きく果てしない市場だった。その時北海道には出店しないと、なぜか決めていた。そうして、初めての店は横手秋田だった。渋谷の事務所から横手まだ見ぬ知らない土地だったが、迷わずGO!! 雪の中、チラシを配り、そこから13年の歳月が流れ、一号店は日本で一番子供の数が少ない地域となった。ショッピングセンターの屋上駐車場は閉鎖され、一緒に入ったテナントは全て撤退した。が、メガブルーバードは細々と頑張っている。そうしてお店は出さないと決めた北海道の地になぜか縁があってビジネスが舞い込んできた。契約となるかどうか。たんぽぽの種が新しい大地を求めて 風に風に流れていく。そこで根を下ろすかは、雨や太陽や土の柔らかさ、たくさんの条件が重なってチャンスとなっていく。
そうこうしていくうちに、9月も終わりに近づき、カレンダーの日付も残り少ない。今日から春に向けての新プログラムのビデオ撮りもスタートする。
迷う暇もなく、全ては動いていく。
決断した結果が丁とでるか半とでるか、人は結構入口のところで、ドアを開けるか通り過ぎるか、時間をかけてきっちりと吟味する。
私は、いつもやると決めたらやってしまう。
そして、入ったとたん、結構これはまずい、しまったと思うことがたくさんある。目利きではないな。けど、諦めも早い。後悔はしない、それが私の私を成り立たせている最後のプライド。あー これが、私は人よりすごーい強い。わかったあ!!
これはやばいと感じても、づぼづぼ入って行って、あの手この手を考えながら、とに角やり続けていった13年間、いや58年間。
新しい土地、新しい風が吹いている。
「偉大な英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズは、偉大な投資家でもありました。彼の残した名言に、“正確に間違うよりも、大ざっぱに正しい方向を選択する” というのがあります。」
西村明彦著 不動産投資アービトラージ より

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