そして私が楽しむ本は、“儲かる会社の財務諸表 48の実例で身につく経営力、会計力” 山根節著。
48の世界の名だたる企業のB/S、P/Lを解説した本。これが結構おもしろい。まるでワイドショーのごとく、有名企業の財務の中身を暴露し(すでにディスクロージャーしているが)、他社 他人と比較し、隣りの芝生はなぜ青いか?のように、いいとか悪いとか、強いとか弱いとか、なぜか、どうしてそうなると、経営者の考えを謎解きしていく。
「数字は切れるナイフである。企業の内部に入り込んで数字を調べれば、ほとんどの実態がわかる。しかしだからこそ企業は外部者に数字を見せたくない。むしろ隠したがる。しかしそんな時に欠かせないのが、われわれの想像力である。今日、情報は巷に溢れている。新聞、雑誌、ネットサーフィン、ヨドバシカメラやビッグカメラの店頭に行けばおおよそ想像がつく。こういう断片情報を、全体像である財務諸表に肉付けすると経営が見えてくる。世の中が浮かび上がってくる。イマジネーションを逞しくすれば、数字と実態が結びつく。」
そうか、企業の世界もパラレルワールド。数字と想像力、幻想と実体、おもしろい!!
あー宿題がまだだった。いそがないと、今日はシナリオスクールの日だ。脚本4p。題はイライラする人!!