コーヒーを淹れて、クラブハウスサンドを作り、スープに火をいれる。日本でのいつもの朝がやってきた!!
新聞は10日間も読んでなかったから、日本の情報が途切れていた。
マニラでの唯一のメディアはCNNフィリピン。ここではほとんど日本は かやの外。アジアンサミットのニュースにアメリカとロシアのニュース。
“40年保障だったのに、末口さん潰れちゃったんです。”
“なに、40年保障なんて詐欺じゃない。”
“脱毛エステ。ローンは払い続けないといけないし、会員は9万人もいたのに・・・・”
ヘアーサロンの女の子がつぶやいていた。旅行業者に続いて今度はエステか!?
“ママ、リコーも危ないらしいよ。従業員もたくさんいるみたいだし、どうなるのかなあ”
ふへー 厳しいニュースが聞こえてくる。私が見つけたニュースは!?
“相次ぐ金塊取引事件。なぜ福岡”
福岡市内で金塊取引に絡む事件が相次いでいる。20日に天神で約3億8400万が奪われた事件では、会社員男性(29歳)が金塊の購入資金を銀行から引き出した直後に襲われていた。昨日7月にもJR博多駅近くの路上で約6億円相当の金塊が警察官を装った男らに盗まれる事件が起きている。なぜ福岡なのか。金1g当たりの価格は、2005年1619円から2016年4396円と約2.7倍に跳ね上がっている。金の価格は世界共通で、多くの国は非課税だが、日本では国内に持ち込んだ場合、税関で消費税8%の納付が必要となる。もし1億円の金塊だと800万円。(盗まれた6億円は4800万円。)このため密輸品を国内で転売し、消費税分を儲けようとする犯罪グループがあとを絶たない。
「密輸ルートとして挙げられるのが、香港、シンガポール、韓国。地理的に近い福岡は取引の舞台としてうってつけ。港湾都市として発展した東南アジアの国は押しなべて税関審査が甘い。密輸グループはこの点を悪用している。」
たしかに福岡は東南アジアに近い。韓国も空が晴れた日 海から見えるほどだ。でもそれにしても博多駅、天神、2ヶ所しか大きな街はないし、羽を伸ばして遊ぶといっても必ず知人に出くわすほどの大きさだから・・・・。そこで6億円の金塊、3億円の現金って結構目立つと思うけど・・・・。日本の警察、ガードマン、一般庶民を守るガードが弱い!!じゃないのかなあ。マニラってすっごく危険な危ないイメージがあるけど、びっくりするほどセキュリティが組まれている。ショッピングモールの各出入り口全てに2〜3人のガードマンが配置され、まるで出国検査のように、身体チェック、カバンの中身チェック、そこからX線の機械の中を通り、各フロアへ移動する。1時間おきに、大型犬を連れた警官が麻薬捜査のために店内を回る。日本では出国検査は長蛇の列。検査官が足りない。(働き手がいない) 病院では看護士がいない。保育園では保育士がいない。警察官、自衛隊もしかり。そして増えているのは、税金督促、社保のスタッフの取立て屋たち。
国民を守るより、国民からま〇〇〇る人たち。または国民の代表でないせ〇〇かたち、・・・・。何とか生き延びようとまっとうな人は、に〇ん から、し〇〇〇く してるんだろうなあ。
そう言えば、マニラから戻った私に、とくが覚えたての言葉を話してくれた。
バーバ!? とくが、朝起きたら急に “〇〇〇〇・・・” と連発してるの!? まどかも不信そう!?
どこで覚えたんだろう。
アハハ たしかにしゃべっている。
“ か〇なーい ”
“ か〇なーい ” (〇にはいる字はナ行 なにぬねの です。)
2017年04月
1週間ぶりにあった とくの顔が変わっていた。
ほっぺがアンパンマンのようにふくらんで、鼻より高くなっている。しかも右側が左側より明らかに大きい!! しかも目も。 身体の筋肉や臓器や頭、全てのものがぐんぐん発達しているから、使う頻度の高いものが優先的に大きくなっていってるのかなあ!?!?
“私、急に仕事辞めました!! あとは崔さんに頼んでます。20日に詳しく話しましょう。” とアカスリの宮本さんからショートメール。金沢の友だちに会いに行くと言ってたけど、15年以上もお世話になっていた宮本さんにも大きな変化が・・・・。
「あれか、これか 野口真人 おわりに より p.273」
“外資系金融機関でがむしゃらに働いてきた僕は、40年代に会社を辞めました。不動産投資で不労所得を得ながら余生を楽しく生きていこうと考えていたわけです。ところが、憧れていた引退生活はあまりにも退屈でした。何をしても楽しくない毎日にうんざりし始めたある日・・・・・。不動産収入でクラスイタリア生活の中で、改めて実感したことがあります。それは「リスクだけが価値を高めてくれる」というファイナンスの真理です。・・・・・。地主の息子さんなど、生まれた時から何もかも持っていて、何もしなくていい人生を送っている人たち・・・・。忙しく働く毎日を送ってきた僕にとって、そんな人生は憧れの的でした。ところが、実際にそういう人たちに出会ってみると、それは幻想だったと気づかされたのです。
最初がゼロなら何を手に入れても達成感を得られるでしょうが、最初から何でも持っている人はそうはいきません。ほんの少し失うだけでも不幸だと感じてしまう。しかもさらに成長しようとすれば、とんでもなく強い意志が必要です。・・・・。
生きていく上で大切なのは、ただリスクを避けて逃げまわることではなく、コントロールすることです。
僕たちの人生だって、リスクがあるから不確実だから、振れ幅があるから、面白いのではないでしょうか。
人生はジェットコースターに似ています。ただし株式市場のジェットコースターと唯一異なるのは、それが必ずどこかで「終わる」ということ。
人生の時間的長さが限られている以上・・・・・人生のボラティリティ(リスク)を楽しめるようになれば、こんな愉快な人生はないというのも、また動かしがたい真実だと思うのです。”
ボラティリティが私の回りを見渡して一番高いのはとく。子供たち。そして私と同じ年令の60歳を越える人は!?
その人の夢の大きさでボラティリティは大きく変わる。
“夢は年をとらない。いい言葉ですネ。その後 本はすでに出版されたでしょうか?”
マニラに行っている間に 出版社からメールが届いていた。
そうだ。今年も2/3しか残っていない。そろそろ書き始めないと。子供ファイナンスの本にしよう。
それではおあとがよろしいようで。
ほっぺがアンパンマンのようにふくらんで、鼻より高くなっている。しかも右側が左側より明らかに大きい!! しかも目も。 身体の筋肉や臓器や頭、全てのものがぐんぐん発達しているから、使う頻度の高いものが優先的に大きくなっていってるのかなあ!?!?
“私、急に仕事辞めました!! あとは崔さんに頼んでます。20日に詳しく話しましょう。” とアカスリの宮本さんからショートメール。金沢の友だちに会いに行くと言ってたけど、15年以上もお世話になっていた宮本さんにも大きな変化が・・・・。
「あれか、これか 野口真人 おわりに より p.273」
“外資系金融機関でがむしゃらに働いてきた僕は、40年代に会社を辞めました。不動産投資で不労所得を得ながら余生を楽しく生きていこうと考えていたわけです。ところが、憧れていた引退生活はあまりにも退屈でした。何をしても楽しくない毎日にうんざりし始めたある日・・・・・。不動産収入でクラスイタリア生活の中で、改めて実感したことがあります。それは「リスクだけが価値を高めてくれる」というファイナンスの真理です。・・・・・。地主の息子さんなど、生まれた時から何もかも持っていて、何もしなくていい人生を送っている人たち・・・・。忙しく働く毎日を送ってきた僕にとって、そんな人生は憧れの的でした。ところが、実際にそういう人たちに出会ってみると、それは幻想だったと気づかされたのです。
最初がゼロなら何を手に入れても達成感を得られるでしょうが、最初から何でも持っている人はそうはいきません。ほんの少し失うだけでも不幸だと感じてしまう。しかもさらに成長しようとすれば、とんでもなく強い意志が必要です。・・・・。
生きていく上で大切なのは、ただリスクを避けて逃げまわることではなく、コントロールすることです。
僕たちの人生だって、リスクがあるから不確実だから、振れ幅があるから、面白いのではないでしょうか。
人生はジェットコースターに似ています。ただし株式市場のジェットコースターと唯一異なるのは、それが必ずどこかで「終わる」ということ。
人生の時間的長さが限られている以上・・・・・人生のボラティリティ(リスク)を楽しめるようになれば、こんな愉快な人生はないというのも、また動かしがたい真実だと思うのです。”
ボラティリティが私の回りを見渡して一番高いのはとく。子供たち。そして私と同じ年令の60歳を越える人は!?
その人の夢の大きさでボラティリティは大きく変わる。
“夢は年をとらない。いい言葉ですネ。その後 本はすでに出版されたでしょうか?”
マニラに行っている間に 出版社からメールが届いていた。
そうだ。今年も2/3しか残っていない。そろそろ書き始めないと。子供ファイナンスの本にしよう。
それではおあとがよろしいようで。
日本に帰ってきたあ!!
柿園さんが車椅子の私を心配して迎えにきてくれた。帰る日になって頭に孫悟空のわっかをはめられたように、頭が痛くなった。少し吐き気もある。立って歩くのが難儀だ。一人で帰国するのが心配で少し弱気になっている。
“社長、ベッドがいい? それとも車椅子?” “じゃあ車椅子”
ということで、

昨日、社長のフェアウェルパーティでe-Homestayのスタッフと一緒にコンラッドのプールサイドで飲んだモヒートか、はたまた虫か、そのあと うま馬博多で食べたワンビートギョウザか? 原因は定かではないが、やられたのは私だけだった!! よくあることだ。
ところで車椅子。じいちゃんが乗るのを大反対した私が実際に使ってみて、ビックリするほど快適だった。日本の空港と違い外国の空港はすっごく広いし場所もわかりにくい。アナウンスも全て英語だし、人、人、人でザワザワとしているから聞き漏らす。
“Excuse me Mam" "・・・・Mam" "・・・・Mam" あー不覚にも眠ってしまっていた。
搭乗10分前。もうすでにボーディングは始まっている。よかった。車椅子を押して111番ゲートへ、若いハンサムのボーダーが人混みをかきわけ、軽やかにウィルチェアを操作する。
“ゲートまで遠いですから。” “よく眠れましたか?”
さわやかなスマイルに見とれる。そして私はさっと50ペソを渡す。“ありがとう”
“社長 行くよ” 長い長い列が荷物検査のために第3ターミナル前に並んでいる。照り返す太陽の中、えーこの列に並ぶのおー。ナティはスルリと通りぬける。社長この国は何でもありよ。肩をパンパンと叩いて、お礼の50ペソを渡す。“マム気をつけていってらっしゃい” スマイルのサービス。
ところで、マニラのお金と日本のお金。すばらしいサービスを受けることができたチップ50ペソは日本円で50×4倍、約200円。うま馬博多のラーメン400ペソ、400×4=1600円!?!? そして例のマッサージ60分500ペソ、500×4=2000円 (アジアンモールのマッサージエステはそれでも高い)
・・・・考えてみると、今回出店するショッピングモール。ニューマニラの方にあるカジノなど隣接した大型リゾート施設。そしてコンラッドホテル超一流のサービスを備え、ショッピングモールとコネクトしている。そしてアジアンモールとも。半分は海といっても、その集客力は大きい。ここでは、一杯のコーヒーも10倍の値段で売れる。ミドルクラスとお金持ちがやってくる。だから一杯1600円の普通のラーメンが日本の3倍の値段。
そしてユニクロも、ブラウス一枚980ペソ、980×4=3920円。多分日本だと980円くらいかな? ユニクロも、ザラ、フォーエバー21と一緒に並んでブランド価値も上がっている。世界のユニクロだ!!
シンガポールもお金持ちが住む国。そこでラーメンが同じように2000円くらいとあった。
ということは、アジアのビジネスの肝はブランド力。
日本からの、ということが一つのブランドになるんだあ。
すごーい発見!! そして高いほうが売れる!! 高くなくちゃ信頼がない!?
ただそれにもしても、中国系、韓国系、アメリカ、ヨーロッパと並ぶお店に日本のものは、少ない気がする。
MBBが出店した高級モール。1階には資生堂、宝石店、世界中から選ばれた数々のブランド店。そしてブックストアの横がMBBの区画。さあ、ここにどんな子供達がやってくるのか? すっごく楽しみだ。
柿園さんが車椅子の私を心配して迎えにきてくれた。帰る日になって頭に孫悟空のわっかをはめられたように、頭が痛くなった。少し吐き気もある。立って歩くのが難儀だ。一人で帰国するのが心配で少し弱気になっている。
“社長、ベッドがいい? それとも車椅子?” “じゃあ車椅子”
ということで、

昨日、社長のフェアウェルパーティでe-Homestayのスタッフと一緒にコンラッドのプールサイドで飲んだモヒートか、はたまた虫か、そのあと うま馬博多で食べたワンビートギョウザか? 原因は定かではないが、やられたのは私だけだった!! よくあることだ。
ところで車椅子。じいちゃんが乗るのを大反対した私が実際に使ってみて、ビックリするほど快適だった。日本の空港と違い外国の空港はすっごく広いし場所もわかりにくい。アナウンスも全て英語だし、人、人、人でザワザワとしているから聞き漏らす。
“Excuse me Mam" "・・・・Mam" "・・・・Mam" あー不覚にも眠ってしまっていた。
搭乗10分前。もうすでにボーディングは始まっている。よかった。車椅子を押して111番ゲートへ、若いハンサムのボーダーが人混みをかきわけ、軽やかにウィルチェアを操作する。
“ゲートまで遠いですから。” “よく眠れましたか?”
さわやかなスマイルに見とれる。そして私はさっと50ペソを渡す。“ありがとう”
“社長 行くよ” 長い長い列が荷物検査のために第3ターミナル前に並んでいる。照り返す太陽の中、えーこの列に並ぶのおー。ナティはスルリと通りぬける。社長この国は何でもありよ。肩をパンパンと叩いて、お礼の50ペソを渡す。“マム気をつけていってらっしゃい” スマイルのサービス。
ところで、マニラのお金と日本のお金。すばらしいサービスを受けることができたチップ50ペソは日本円で50×4倍、約200円。うま馬博多のラーメン400ペソ、400×4=1600円!?!? そして例のマッサージ60分500ペソ、500×4=2000円 (アジアンモールのマッサージエステはそれでも高い)
・・・・考えてみると、今回出店するショッピングモール。ニューマニラの方にあるカジノなど隣接した大型リゾート施設。そしてコンラッドホテル超一流のサービスを備え、ショッピングモールとコネクトしている。そしてアジアンモールとも。半分は海といっても、その集客力は大きい。ここでは、一杯のコーヒーも10倍の値段で売れる。ミドルクラスとお金持ちがやってくる。だから一杯1600円の普通のラーメンが日本の3倍の値段。
そしてユニクロも、ブラウス一枚980ペソ、980×4=3920円。多分日本だと980円くらいかな? ユニクロも、ザラ、フォーエバー21と一緒に並んでブランド価値も上がっている。世界のユニクロだ!!
シンガポールもお金持ちが住む国。そこでラーメンが同じように2000円くらいとあった。
ということは、アジアのビジネスの肝はブランド力。
日本からの、ということが一つのブランドになるんだあ。
すごーい発見!! そして高いほうが売れる!! 高くなくちゃ信頼がない!?
ただそれにもしても、中国系、韓国系、アメリカ、ヨーロッパと並ぶお店に日本のものは、少ない気がする。
MBBが出店した高級モール。1階には資生堂、宝石店、世界中から選ばれた数々のブランド店。そしてブックストアの横がMBBの区画。さあ、ここにどんな子供達がやってくるのか? すっごく楽しみだ。
日曜日。アジアンモールは、本当にすごーい人でごったがえしている。まるで渋谷のハロウィンパーティのよう。
見た目は日本人の日焼けした人風だが、中国系、スペイン系、ネイティブ、アラビアン、白人のネービーが自由に人目を全く気にせずショッピングモールを楽しんでいる。表情やボディランゲッジが豊かなので、私の拙い英語でも結構通じる。
とにかく若い人が多い。3階の子供関係の売場は壮観だ。ベビーカーがズラリと並ぶ。

日本だとメーカーごとに2〜3台だから、迷う必要はない。
ここでは自転車売場のようにズラーリと軽く50台はある。

子供服もそりゃすごい。足がへとへとになるくらい歩き回って、子供 おもちゃ、子供 バッグ、子供 靴・・・。 ということで、MBBのキャンペーン会場

次々にお客様がやってくる。


体験9人、サインアップ1名、サマースクール1名と出足は順調。世界中どこでも、子供の教育に対する親の情熱は変わらないことを実感した。
(あれか、これか 野口真人 この世で最もポピュラーな「最凶の愚行」とは? 続き)
人は一度借金をしたり、損をしたりすると、さらなる損失に対する感度が鈍くなり、高いリスクをとるようになってしまう。プロスペクト理論を学んだ。続き。
“このテーマの最凶の愚行は? p.220
他人資本(借金)でのギャンブルとは「負ける」ためのすべての要素を理想的に組み合わせた「最凶の愚行」なのである。
期待リターンがマイナス30%の競馬にのめりこんだとしよう。
勿論、一攫千金万馬券も狙えるが、何回もやればやるほどポートフォリオの分散効果が働き、実際の収益は期待リターン(期待損益)であるマイナス30%に収束していく。
ギャンブルというのは、やればやるほど分散効果が仇となり、確実に損をする構造になっていくのだ。
最後には、ギャンブル資金は高金利の消費者金融などから調達するしかない。”
そしてギャンブルは負け、返せない借金は雪だるまのように膨らんでいく。じゃあ、ここで逆の立場、カモられる人はギャンブルにはまってしまった人、そこからアリ地獄のアリたちの生き血を吸う胴元の立場に頭を切り替えよう。カモる人胴元にとってみれば、
“ギャンブルの参加者というアリたちは、一定のキャッシュフローを生み出す株式銘柄たちである。ギャンブルの参加者が増えれば増えるほど、分散効果と相関関係が働く。だから、胴元がやるべきことは、自分の期待リターンをプラスに据え置いて、なるべく多様な参加者を集めてリスクだけを下げて、確実に儲けられる状態を保つことである。
裏を返せば、胴元にとって最も恐ろしいのは、分散効果や相関関係が生まれない客である。
例えば、他の参加者の何倍もの金額を賭けてくる大金持ち(分散効果がない)、ルーレットゲームで赤にしか賭けない大所帯の団体客(相関効果がない)は、リスク低減効果を妨げるじゃまもの以外の何者でもない。
以上からわかる通り、マーケットポートフォリオへの投資というのは、絶対に負けないカジノの胴元の立場に立つことに等しいのだ。
日本から離れて5日目。
やっぱり恐れていたことが、見えてくる。
日本という国は、すでに外国からの胴元たちが狙っていたジバング黄金の国だった。
例えば中国からの迫害は、ルーレットで赤にしか賭けない団体客がこぞって押し寄せてきたも同然。銀座三越や他の店もここぞとばかりに免税店を広く大きくとっている。それは相関効果と分散効果を同時に失うことになるし、失われていく労働人口を保管する海外研修人材の70%も中国人だという現状もしかり・・・・。
マニラに来て5日目、すっかりこの国の居心地の良さを感じられたのは、ポートフォリオ、ダイバーシティ、そして自由の風に満ちているから。
ナティは、28才から日本に来て、すでに日本の生活が長くなった。
32年>28年 日本人ナティ。そして私はいつもあちこちに動いている旅人。フィリピンの住民票とってみようかな!?!?
ろく、ハチ、とく 元気でーす。


見た目は日本人の日焼けした人風だが、中国系、スペイン系、ネイティブ、アラビアン、白人のネービーが自由に人目を全く気にせずショッピングモールを楽しんでいる。表情やボディランゲッジが豊かなので、私の拙い英語でも結構通じる。
とにかく若い人が多い。3階の子供関係の売場は壮観だ。ベビーカーがズラリと並ぶ。

日本だとメーカーごとに2〜3台だから、迷う必要はない。
ここでは自転車売場のようにズラーリと軽く50台はある。

子供服もそりゃすごい。足がへとへとになるくらい歩き回って、子供 おもちゃ、子供 バッグ、子供 靴・・・。 ということで、MBBのキャンペーン会場

次々にお客様がやってくる。


体験9人、サインアップ1名、サマースクール1名と出足は順調。世界中どこでも、子供の教育に対する親の情熱は変わらないことを実感した。
(あれか、これか 野口真人 この世で最もポピュラーな「最凶の愚行」とは? 続き)
人は一度借金をしたり、損をしたりすると、さらなる損失に対する感度が鈍くなり、高いリスクをとるようになってしまう。プロスペクト理論を学んだ。続き。
“このテーマの最凶の愚行は? p.220
他人資本(借金)でのギャンブルとは「負ける」ためのすべての要素を理想的に組み合わせた「最凶の愚行」なのである。
期待リターンがマイナス30%の競馬にのめりこんだとしよう。
勿論、一攫千金万馬券も狙えるが、何回もやればやるほどポートフォリオの分散効果が働き、実際の収益は期待リターン(期待損益)であるマイナス30%に収束していく。
ギャンブルというのは、やればやるほど分散効果が仇となり、確実に損をする構造になっていくのだ。
最後には、ギャンブル資金は高金利の消費者金融などから調達するしかない。”
そしてギャンブルは負け、返せない借金は雪だるまのように膨らんでいく。じゃあ、ここで逆の立場、カモられる人はギャンブルにはまってしまった人、そこからアリ地獄のアリたちの生き血を吸う胴元の立場に頭を切り替えよう。カモる人胴元にとってみれば、
“ギャンブルの参加者というアリたちは、一定のキャッシュフローを生み出す株式銘柄たちである。ギャンブルの参加者が増えれば増えるほど、分散効果と相関関係が働く。だから、胴元がやるべきことは、自分の期待リターンをプラスに据え置いて、なるべく多様な参加者を集めてリスクだけを下げて、確実に儲けられる状態を保つことである。
裏を返せば、胴元にとって最も恐ろしいのは、分散効果や相関関係が生まれない客である。
例えば、他の参加者の何倍もの金額を賭けてくる大金持ち(分散効果がない)、ルーレットゲームで赤にしか賭けない大所帯の団体客(相関効果がない)は、リスク低減効果を妨げるじゃまもの以外の何者でもない。
以上からわかる通り、マーケットポートフォリオへの投資というのは、絶対に負けないカジノの胴元の立場に立つことに等しいのだ。
日本から離れて5日目。
やっぱり恐れていたことが、見えてくる。
日本という国は、すでに外国からの胴元たちが狙っていたジバング黄金の国だった。
例えば中国からの迫害は、ルーレットで赤にしか賭けない団体客がこぞって押し寄せてきたも同然。銀座三越や他の店もここぞとばかりに免税店を広く大きくとっている。それは相関効果と分散効果を同時に失うことになるし、失われていく労働人口を保管する海外研修人材の70%も中国人だという現状もしかり・・・・。
マニラに来て5日目、すっかりこの国の居心地の良さを感じられたのは、ポートフォリオ、ダイバーシティ、そして自由の風に満ちているから。
ナティは、28才から日本に来て、すでに日本の生活が長くなった。
32年>28年 日本人ナティ。そして私はいつもあちこちに動いている旅人。フィリピンの住民票とってみようかな!?!?
ろく、ハチ、とく 元気でーす。


フィリピンとの時差は1時間。ナティはベッドでまだぐっすり眠っている。ナティの寝息が真っ暗なホテルの部屋で規則的にグースーグースーとくり返される。私はデスクのライトをつけて冷たい水を一口コクリと飲む。波が満ちては返すよに、グー、スー、グー、スー と平和ないびきに私もまたベッドに戻って二度寝といこうかという衝動にかられる。
“目をつぶっていて下さい!! 私がいいって言うまで開けないで。” わあー どうしてこうなっちゃったんだろう。 “痛くないよね” “ナノダイヤモンドのスペシャルマッサージだから。” 私はナティがスタッフ研修をしている間、引き続いてマーケットリサーチということで、アジアンモールの中を7時間うろうろとしていた。せっかくだからフェイスマッサージでも受けてみるか。ずらりとテナントが並ぶ中、よさげな店に入ってみた。
Derm/strata. sikin clinic&SPA (Bianca King model/actress の美しいポスターが目を引く)
Happy Skin Happy You

SPA Delights. Body Boosters. Dermatologic Care. Hair Treats. Nips and Tucks.
まず老眼鏡を忘れたから、それ以外の細かい字が読めない。
“これはフェイシャルマッサージですか、どんなマッサージがあるの?”
“あなた初めて?じゃあこれがおすすめよ。” メニューのスペシャルを指はさしている。
“それって、薬とか注射とか使わないよね。人の手でマッサージしてくれるんでしょう。”
“もちろん、ノーケミカルよ。” とか何とか。そして施術ルームでまずスチームを顔に当てる。スクラブで化粧を落とす。 “結構このスチーム長いなあ” と、かれこれ20分以上はまな板の鯉のように寝かされていた。
そしてその施術は始まった!!
あれれ、竹串っぽいものや何やら・・・目にコットンがおかれた。“わあーたくさん吹き出物があるよ。あなたオイルの食べものとりすぎ。” ヘエー 学生時代のニキビとりのように、ほじくっている。“いたーい” “ここは大きい。あとで見せてあげるから。” 6コ潰された。ふへーこんなものが顔にあったのか。驚きだ。そこからレーザー治療に突入!! “ねえ、痛くないの?痛くないの?” “目を閉じて!!” 100コくらい白い点々のしみが胸デコルテから顔まで夜空に輝く星座のようにドットがつけられた。
“ビィビィー” レーザービームが動き出した。焦げた匂いが漂う。
“あいたあ” “イタタア” で解放された。何でこんなことになったんだろう。天然痘かはしかのように、白い点は赤い点になった。2〜3日後に肌は変わるから、それまで朝晩このクリームをつけてネ。
(あれか、これか 野口真人 この世で最もポピュラーな「最凶」の「愚行」とは?の続き)
ギャンブルはどれも、胴元が必ず儲かる仕組みになっている。ハイリスク、ネガティブリターンだ。というところまで前回学んだ。その続きからp.218〜。
“なぜ負けることがわかっているギャンブルに、人はのめりこむのか。人間はリスクを回避しようとする生き物ではないのか? これに認知科学の行動ファイナンスという学問とファイナンスが取組んだ。人間は一定のリターンが明確に見込めるときには、リターンを失うことになるリスクを回避しようとする。しかし人間のリスク回避度合いは状況によって変化するということを、ダニエル・カーネマンのプロスペクト理論は明らかにした。すなわち、マイナスを目の前にすると、人間は損失そのものを回避するために、進んでリスク愛好家になるというのである。
つまり、人は一度借金をしたり損をしたりすると、さらなる損失に対する感応性が鈍くなり、高いリスクをとるようになってしまうわけだ。”
プロスペクトと理論。人は一度借金をしたり損をしたりすると、さらなる損失に対する感応度が鈍くなり高いリスクをとるようになってしまうわけである。
フヒー 恐いなあ。
このレーザービームの痛みに耐えた私は、もしかしたら、その効果にもよるが、次のより強いナノダイヤモンドにチャレンジするか、もしかボトックス注入、さらに金の糸、つりあげ・・・・。痛みや恐さの感応度がにぶり、さらに高いリスク、韓国整形ツアーに出かけるまでになったらどうしよう!?!?
「ママー ドンマイ。週何回かレーザーあてる人もおるくらいやし
」
日本のマドカからのメール到着。
“目をつぶっていて下さい!! 私がいいって言うまで開けないで。” わあー どうしてこうなっちゃったんだろう。 “痛くないよね” “ナノダイヤモンドのスペシャルマッサージだから。” 私はナティがスタッフ研修をしている間、引き続いてマーケットリサーチということで、アジアンモールの中を7時間うろうろとしていた。せっかくだからフェイスマッサージでも受けてみるか。ずらりとテナントが並ぶ中、よさげな店に入ってみた。
Derm/strata. sikin clinic&SPA (Bianca King model/actress の美しいポスターが目を引く)
Happy Skin Happy You

SPA Delights. Body Boosters. Dermatologic Care. Hair Treats. Nips and Tucks.
まず老眼鏡を忘れたから、それ以外の細かい字が読めない。
“これはフェイシャルマッサージですか、どんなマッサージがあるの?”
“あなた初めて?じゃあこれがおすすめよ。” メニューのスペシャルを指はさしている。
“それって、薬とか注射とか使わないよね。人の手でマッサージしてくれるんでしょう。”
“もちろん、ノーケミカルよ。” とか何とか。そして施術ルームでまずスチームを顔に当てる。スクラブで化粧を落とす。 “結構このスチーム長いなあ” と、かれこれ20分以上はまな板の鯉のように寝かされていた。
そしてその施術は始まった!!
あれれ、竹串っぽいものや何やら・・・目にコットンがおかれた。“わあーたくさん吹き出物があるよ。あなたオイルの食べものとりすぎ。” ヘエー 学生時代のニキビとりのように、ほじくっている。“いたーい” “ここは大きい。あとで見せてあげるから。” 6コ潰された。ふへーこんなものが顔にあったのか。驚きだ。そこからレーザー治療に突入!! “ねえ、痛くないの?痛くないの?” “目を閉じて!!” 100コくらい白い点々のしみが胸デコルテから顔まで夜空に輝く星座のようにドットがつけられた。
“ビィビィー” レーザービームが動き出した。焦げた匂いが漂う。
“あいたあ” “イタタア” で解放された。何でこんなことになったんだろう。天然痘かはしかのように、白い点は赤い点になった。2〜3日後に肌は変わるから、それまで朝晩このクリームをつけてネ。
(あれか、これか 野口真人 この世で最もポピュラーな「最凶」の「愚行」とは?の続き)
ギャンブルはどれも、胴元が必ず儲かる仕組みになっている。ハイリスク、ネガティブリターンだ。というところまで前回学んだ。その続きからp.218〜。
“なぜ負けることがわかっているギャンブルに、人はのめりこむのか。人間はリスクを回避しようとする生き物ではないのか? これに認知科学の行動ファイナンスという学問とファイナンスが取組んだ。人間は一定のリターンが明確に見込めるときには、リターンを失うことになるリスクを回避しようとする。しかし人間のリスク回避度合いは状況によって変化するということを、ダニエル・カーネマンのプロスペクト理論は明らかにした。すなわち、マイナスを目の前にすると、人間は損失そのものを回避するために、進んでリスク愛好家になるというのである。
つまり、人は一度借金をしたり損をしたりすると、さらなる損失に対する感応性が鈍くなり、高いリスクをとるようになってしまうわけだ。”
プロスペクトと理論。人は一度借金をしたり損をしたりすると、さらなる損失に対する感応度が鈍くなり高いリスクをとるようになってしまうわけである。
フヒー 恐いなあ。
このレーザービームの痛みに耐えた私は、もしかしたら、その効果にもよるが、次のより強いナノダイヤモンドにチャレンジするか、もしかボトックス注入、さらに金の糸、つりあげ・・・・。痛みや恐さの感応度がにぶり、さらに高いリスク、韓国整形ツアーに出かけるまでになったらどうしよう!?!?
「ママー ドンマイ。週何回かレーザーあてる人もおるくらいやし


日本のマドカからのメール到着。
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