2020年10月

森の王のお守り

「ここのところ、地方出張が続いている。行き先のひとつが函館だった。函館は津軽海峡を挟んで青森に面している。アイヌ民族の人たちが津軽海峡のことを‟しょっぱい川”と呼んでいたという。
‟昭和40年ぐらいの話ですが、青森の人が函館に泳いで渡って夜の飲み会に参加して、翌日また泳いで帰った、ということがあったそうです。” と嘘のような話を函館で聞いた。実際に海岸べりに立ってみると、海の向こう側に本当に津軽半島がみえた。‟ こりゃあ縄文人も現代人も渡るよね ” と感動する。川ぐらいの認識だったというのも、さもありなんである。さて、その海峡を渡った函館の戸井貝塚から見つかったのがこの角偶である。
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角偶とは、動物の角を使った偶像のこと。
これは鹿の角から作られた人形で、手足の指先まできちんと作り込まれている。大きさは5、6センチ。
1メートルほど積み上がった貝塚を発掘中にぽろっと落ちてきた。と、市立函館博物館の学芸員佐藤智雄さんが話してくれた。こんな子がぽろっと落ちてきたら、わたしなら狂喜乱舞しそうである。佐藤さんは‟この角偶を作ってみようと鹿の角を扱う材料屋さんに聞いたら、‟佐藤さん、森の王ぐらいの鹿じゃないとこんな立派な角はないよと言われました”と話してくれた。森の王と聞くと神々しさのようなものを感じ、ゾワっと鳥肌が立つ。縄文人は鹿の肉を食べ、骨や角は道具にし、皮は穴や住居の床に敷いた。彼らにとって一番身近で鹿をあがめる造形物はほとんど作られなかった。だがこの角偶があるということは、森の王と言われるほどのこの鹿の巨大さに、その力を身に付けていたい と縄文人が思ったのではないか。お守りのように首にかけていたのだろう。堂々たる雄鹿の命をいただき、その命と力を我が肉体に宿すように。命の弔いも兼ねていたのかもしれない。縄文人のそんなところが私は好きだ。  森の王のお守り こんだ・あきこ (巨大な力を身に付けていたい) 」

北海道また行きたいなあ。
そう言えば最近旅行らしい旅行に行けてない。
私は旅が大好き!! 年末近くになるとムズムズムズムズしてきて、家族親戚で今年はどの国に行くか決めていた。おじは、おばは、旅行に元気で行けるよう、節制し風邪などひかないよう用心する。私はそれまでルンルンとした気分で仕事をこなし、当日にトランクに衣類や必要なものをギューギューといれて、待ち合わせの空港へ急ぐ!!
クリスマスはいつも外国という異空間で酔いしれた。
モモは3歳。昨日合格発表をいただいた。

ママからのメイル、朝5:53分。
おはよう👋😃☀
桃…合格したの相当嬉しかったのかな…あのあと、椅子から飛びおりてテーブルで顔を打って目の上が腫れてます😱

桃が寝たあと、徳とさくらは仲良く夜食を食べて寝ました😴
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たしかに相当テンションが上がっていた!!
‟モモのかちぃ〜” が聞こえてきそうだ。
春にもモモの旅立が一つきまった!!
よかった。さあ次はとくの番。
バーバは手を合わせて、森の王に、お祈りしよう。





あの素晴らしい愛をもう一度

キャベツを芯まで刻む。玉子を割って黄身をと白身がとろりと混ざり合うまでかき混ぜる。フライパンはすでに熱くなっている。ゴマ油をひきキャベツを炒め、玉子をふんわりとふりかける。玉子がポロポロになった頃薄口醤油をいれて味をつける。
久しぶりに加藤和彦のつるかめつるかめのCDをかける。
いい朝だ!!
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今日はまず、昨日お受験をすませたモモの合格発表がある。モモは3歳の年少さんクラス。まだ自分で靴をはけない子、ママのそばから離れられなくてウェーンと泣く子。
‟お年はいくつですか!” ‟ちゃんちゃいです。”
‟好きな食べ物は何ですか?” ‟いちご”
とか、モモは椅子に座って、おりこうにできた。お遊びの時も、例の ‟ギブミーマニー” もでず、お菓子、チョコ、そして思い通りにならないとエクソシストのえびぞり、などは一切なく 面接の時は別人だった。
すごーい!!
ただ、もし合格して、‟やっぱり、いかなーい” ‟ヤダー” がはじまるかも。
とくは保育園を一日で辞めた。モモは!?!?
もし、バーバのように保育園を脱走したり・・・・、世の中は怖いことだらけだ。

鶴亀鶴亀 CD
若い加藤和彦のように 全曲歌唱 フォーク・クルセダーズ
あの素晴らしい愛をもう一度 作詞 北山修 作曲 加藤和彦

「命かけてと誓った日から
すてきな想い出 残してきたのに
あの時 同じ花をみて 美しいと言った 二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度 」

私は学生の頃、のっぽでやせっぽちの人が好きだった。
自分がチビでデブだったから。自分にないものを相手に求めるのかな、ハタマタあこがれるのか・・・・。
そして優しい人、どんなに私がわがまま言っても、あたたかく包んでくれるとろけるような愛の人がいい!!
そうやって、次々とたくさんの男の人を探し続けて、涙を流しつづけ、とうとバーバになった。
アハハ 人生っておもしろいなあ。
モモが行く幼稚園って、いい人いるといいネ!! 鶴亀鶴亀!!

足もとから

「数十年の時を経て蘇る味  旧三笠ホテルとミカドコーヒー
1948年東京、日本橋に創業のコーヒーロースター。1970年の閉館まで特別にブレンドした三笠ホテル専用のコーヒー。数十年の時を閉して、ここに当時のレシピを再現しました。香ばしく華やかな甘い香りと、ミディアムボディのマイルドな苦味にコロンビアのコクが凝縮した味わいです。」

ということで旧三笠ホテル、オリジナルブレンドで今日の朝を始める。
たしかに香ばしく、味がある。特別なものをいただくと、今日が一段とスペシャルな日に変わり輝きだす。
とはいっても毎日毎日繰り返しに見える生活も、実はじっくりと少し立ち止まり、一つ一つの出来事を手のひらから流れ落ちるその時に、ちょっと待てよと、拾いあげる。
その心のゆとりを持とう。そうすると、生活の中に、キラキラと輝く、砂金を見つけることができる。

「視点 日々論々  大切なのは豊かさの実現
‟もはや戦後ではない” という流行語を生んだのは1956年の経済白書だ。高度成長期の高揚感を表す言葉と受け取られがちだが、真意は逆。もはや戦後の急成長を支えた旺盛な復興需要は期待できず、これからは厳しい時代を迎えるとの意味だった。そんな危機感が高まっていた当時、生産性向上策などを探るシンクタンクとして発足したのが日本生産性本部。先月、65周年を記念し初の生産性白書を発表した。要約すると、人口減少と高齢化が類を見ないスピードで進み、日本の労働力は急減する。膨大な財政赤字や持続可能性が危ぶまれる社会保障制度など課題も山積。日本が成長するには、労働生産性を上げていく以外に道はない。デジタル化や人材投資の拡大など八項目を提言した。確かにAIやデジタル化で米、中から大きく遅れ、人材投資は1990年代から減少が続く。だが疑問もある。生産性を上げれば本当に道は開けるのか。そもそも日本の生産性はそんなに致命的に低いのか。労働生産性で、国際比較によれば、36か国中21位と低迷している。だが上位には、アイルランド、ルクセンブルク、米国、ノルウェー、スイスと、金融立国の小国や資源国が並ぶ。アイルランドは法人税率を低くすることで、アップルなど多国籍企業の本部機能を呼び込み、労働生産性が上昇。しかし一般国民の恩恵は大きくなかった。生産性と国民の豊かさは必ずしも一致しない。OECDの統計の取り方は、日本の生産性が低く評価されている。実際の市場レートよりかなり円高で生活実感と異なる。これを生活実感に近いビックマック指数(マクドナルドのビックマックの各国価格に基づいた購買力評価)で算出し直すと、日米はほぼ均衡する。生産性向上というと、革新的技術で莫大な付加価値を生むグーグルやアップルを礼讃しがちだ。だが巨大企業の隆盛の陰に消失したビジネスや雇用は少なくない。目的は生産性の数字を上げることではなく、いかに国民生活を豊かにするかであるはずだ。   経済部 久原穏 」

チャコットさんから、再建されたようですという情報を聞いてお電話しました。と、ボンジュ・バレリーナに連絡が入った。
横浜にあるバレエショップ赤いくつにも、品切れ、品切れとオンラインに表示されたトウシューズも入荷の表示がある。
少しづつ少しづつ、ラ・トミオカは動きだした。
なんとか、‟愛の手仕事がバレリーナの足もとをささえる” ことができるよう、頑張りたい。
経済、そして社会情勢を見る限り、夢は遠のいていく。
だが足元をしっかり踏みしめて歩けば、何とかなっていくものだろう。
今までも、そしてこれからも。

筋肉を鍛えよう

どっかりと疲れてベッドに、ズドーンと寝る。 次の日の朝が大好きだ。
月曜日、ラ・トミオカ。次の日の朝、スタッフと打ち合わせ、面接・・・・と、仕事をテキパキとこなす。
今日はダブルダンスの日。しかもラストは、トウシューズをはく。
レガートはしっかりした靴で、まっすぐに立つことに少しずつ慣れてきた。買い物に行くこんな日は、塩辛いものと、甘いものが極端に食べたい。
豚汁をつくろう。ゴボウに豚肉、冬瓜、なめ茸、なすび、そしてとくが芋ほり遠足でゲットしたサツマイモをいれる。味噌は群馬の麦みそ。ラ・トミオカの帰りにAコープで地産地消。甘ーいものは、北海道レーズンサンド。よし!!
あーそれに、群馬地酒、純米吟醸。
どっかり疲れて、すーっと眠りにつく。
朝は、またすーっと4時に起きるか、まだ寝てたい気分だ。
少し霧がかかったような気だるい朝。シャワーを浴び、朝食を作るころにはお腹がすいてくる。
キュウリを刻み塩でもむ。トースターにウィンナーと、クラブハウスサンドにして5分。コーヒーをいれて、おいしい朝食を終えお皿を洗う頃には、元気がもりもりと湧いてくる。とくとハチのゲージをあけて、すばらしい自由でひとりの大好きな時間だ!! おっとう、金ちゃん銀ちゃんの朝食も!!

「大波小波
不思議なタイトルだ。山ナオコーラの短編、‟笑顔と筋肉ロボット” 筋肉ロボットといえば、テレビCMで流れている。ダウンタウン浜田が演じる中年男が筋肉ロボットを装着し、日常生活の様々なシーンで力仕事をこなし、感謝される。小説の主人公 笹部紬は、たちまち筋肉ロボットに惹きつけられた。小柄で筋肉が少なかった紬は、親から執拗に言い聞かされたのだった。世に力持ちはたくさんいて、重いものを持ってくれる人がきっと現れる。そのために、‟ありがとう” をはじめ ‟五大挨拶” と笑顔が必要だ、と。‟重いものを持ってくれる人” である健と結婚して玲を生んだ紬は、CMを観て筋肉ロボットを購入。装着した紬は、水や椅子やテーブルを楽々と動かし、‟ロボットがあったら、もう性別はいらない”、笑顔もいらないと確信する。そしてロボットを見て不快な表情を浮かべる健との日々の性役割、性差別をめぐる問答が始まる」

朝の赤坂見附駅、一日16万人の乗降客数を誇る横断歩道。マイクでなにやらしゃべる黄色のスタッフ。その前には、ほとんど男の人達の長い列が長四角のボックスにならんでいる。もう一人黄色いジャンパーを着たスタッフが列をキープする。あー、タバコBoxの順番待ちかあ。それにしても・・・・・・。差別は男と女だけではなく、コロナあけ、自粛警察がこれでもか、これでもかと国民を追い立てる。権力の行使力は、国民をコントロールし・・・・・。フー、こうなると、頼りになるのは、筋肉だけということかあ。
筋肉は裏切らないというからネ。

ハチの幸せ

レンタ君に乗って、群馬県にあるラ・トミオカ(工場)に向かう。途中サービスエリアへ。
9月に来た時は、トラック野郎ばかりだった。
ゴートゥーキャンペーンのせいか? はたまた秋の紅葉狩りか。旅人らしき人が目立つ。しかもあちこちで渋滞だ。移動6時間はどっぷり重たい。月末の週だからだろうか・・・・・。レンタ君の中で、まるまっていた身体がエコノミー症候群になった月曜日のスタート。

「筆洗
ひどいコロナ禍に見舞われた南米で、感染症の流行が低く抑えられた国がある。ウルグアイだ。深刻な状況のブラジルと国境を接しているのを考えれば相当に少ない。世界一貧しい大統領と呼ばれ、国内外で愛されたホセ・ムヒカ氏が2015年まで大統領を務め、85歳の今は議員だった。コロナ流行で、‟もう人々のところに歩いていけなくなった” と語っている。報酬の大半を寄付し、清貧な暮らしぶりで知られた。‟貧乏ではない。貧乏人とは求めるものが多すぎる人のことだ” ‟発展が幸せに反してはなりません。人類の発展は幸福のためのものです” 引退表明の議会では ‟成功とは倒れるたびに起きあがるということだ” と語ったそうだ。今後は畑に出て、豆やタマネギを育てるらしい。」

ハチがなくしていた友達のキキ。
友達はロクはグリーンスポンジ、ハチはキキ。
一代目のキキは、ブルーのひしゃく。二代目はポットのブラックのふた。必ず、大切に大切にしているにもかかわらず、どこかへ忽然と消える。その形や色に似たものを探し出して渡すけどハチは納得しない。
そして、とうとう、ハチのキキは復活。金ちゃん銀ちゃんのえさが入っている器。
‟あーキキ!!” ハチは今すっごく幸せ。いつもキキと一緒。
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だから私の肩にのって、毛づくろいをさせてくれない。少し淋しい。
でも、ハチが幸せでよかった。
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