2021年03月

バラのとげ

「筆洗
男は自宅の庭でバラの花を摘んでいた。
エジプトからやってきた美しい女性に贈るため、バラを用意しようと思いついたのだ。その時にバラのとげが男の指に刺さった。小さな、小さな傷。ところが、傷はみるみるひどくなり、それがもとで男は命を落とす。バラに殺された詩人。詩人リルケの詩にまつわる伝説である。あくまで伝説だり、リルケが亡くなったのは白血病。上空からの写真とエジプトという地名に、リルケの死を思いだした。刺さっているのは小さなとげどころではない。エジプトのスエズ運河で巨大コンテナ船が座礁し、運河の往来を妨げている。原因は視界不良か人的ミスか、いずれにせよ深刻なのはその影響である。止めてしまっているのは、アジアとヨーロッパを最短距離でつなぐ海運輸送の要衝。わずか一隻の座礁によって、周辺では二百隻とも聞く船舶が足止めされている。全長四百メートル、20万トン、浜に打ち上げられた巨大なクジラのようなもので、海へ帰すのは容易ではなかろう。世界の経済に刺さったとげ。海上輸送の滞りによって原油高の兆しなど影響は既に出始めている。そのとげを早く抜き去る知恵はないものか。 2021.3.29 」

先週見つけた小さな記事が日増しに大きくなっていく。
これで、世界はインフレに大きくふれてゆくが・・・・、人件費は上がらない。それどころか、リモートから、仕事をなくしている人も多い。デフレからインフレではなく、スタグフレーション。ダイヤモンドプリンセスの次はエバーギブン。
誰かがシナリオを書き、客席で拍手をしている気配を感じる。
夜、大きなおぼろ月が、六本木街を照らしていた。
大潮の夢を思い出した。
干潟は地平線まで伸び、ハマグリ一個しとめた後は、次から次からゴミがでてきた。急に潮が満ちてきて、私は海岸で待つ父と家族のもとに戻った。そして、なぜか父がカメを持っていて、海水の中に投げ入れた。塩水につかったカメはびっくりしたが、元気よく泳ぎ出す。不思議な夢。
流山おおたかの森イベント一日目無事終了。
ドン・キホーテ、花のワルツ。オレンジ、マリンブルー、純白に金のプレード、くるくる回るとグラデーションのチュチュが華やかさをはなつ!!
バレリーナの衣装は、天空のスタジオで幻想の世界に私たちをいざなう。
京都洛北校、名古屋校、流山校、次々とお客様がつめかけている。
来月、いや今週、4月になれば仙台もオープン準備が始まる。
先生の号令により、足先をまっすぐに、手を床につけ、えびのようにそる。
背筋、腹筋と子供達のしなやかな身体が鍛えられてゆく。
ブラックスワン、世界では予期せぬことが起ころうとしている。
想像力と柔軟性。強い身体と、強い心を持って、未来の世界へ、旅をしよう。
バラにはとげがあるから。
流山






流山2






流山3

ブラックスワンを見たよ

本日は、流山おおたかの森、バレエスクールオープニングイベント!!
‟ブラックスワンをみたよ”
世界には予期せぬことが起こります。
そんな時こそ、想像力と柔軟性を持って羽ばたこう。
とき 3月29日・30日・31日 13時〜18時
ところ 流山おおたかの森SC FLAPS 5階
     しあわせのダンスダンスダンス流山スタジオ
パフォーマンス
    ★ドン・キホーテより第一幕セギディリア
    ★眠りの森の美女より花のワルツ
    体験レッスン、入学説明会

出演者 レズニチェンコ、Ayako、Mayu、石井里佳、三田真央、Nochi、佐々木汐璃、ほのか

It’s show time!!

ということで、急ぎオフィスへゆき、そこから流山へ向かう。
ご招待のお客様もたくさんこられる。
さあ、おしゃれして、出かけましょうか。

「スエズ運河遮断
正常化見えず
コンテナ船座礁
カイロ=久門武史
世界最大級のコンテナ船が23日、海運の大動脈スエズ運河を塞いだ。全面的な正常化のメドは立っていない。同運河はアジアと欧州をつなぎ、年2万隻近くが通航する。復旧に時間がかかれば、世界のサプライチェーン(供給網)の新たな重荷となり、世界経済のかく乱要因にもなりかねない。23日朝座礁したのは、台湾のエバーグリーン・マリンが運航する全長400メートルのコンテナ船エバー・キブン(22万4000トン)。日本の国土交通省によると、今治造船グループの正栄汽船(愛媛県今治市)が所有する。エジプトのスエズ運河庁は砂嵐による視界不良が原因との見方を示した。サウジアラビア、ロシア、オマーン、米国の石油を積んだタンカーがこれにより運河の両端で待機している。復旧が遅れれば、待ち続けるか、南アフリカの喜望峰を大回りするかの判断を迫られる。喜望峰を回れば、コンテナ船では、航海期間が1週間延びる。原油先物は3%上昇〜5%上昇。コンテナ船世界最大手、APモラー・マースクの株価は9%下落。一方で、カナダ、オーストラリアの通貨が買われた。世界の供給網は、半導体不足や、米テキサス州の寒波など複合的な要因で不安定さを増している。スエズ運河の遮断が長引けば、世界経済にとって新たな懸念材料になる。 」

去年の春、横浜にプリンセスダイヤモンド号が停泊した時から、ブラックスワンが現われていた。
人と物、全ての流れが世界を変えた。
そして、またスエズ運河を塞ぐ、エバー・グリーン・マリンが運航する巨大な船が・・・・・。
マクロの世界は春の嵐。
足元のミクロの、舞い落ちた花びらを、そっと手で一片を。
また世界が動き、私たちに変化が訪れるまで、少しの時間が許される。だから今日一日を、そして今を、生きよう。

「風のとおり道    宮崎 駿
森の奥で生まれた風が
原っぱに
ひとり立つ
楡の木
フワリ かすめ やってきた
あれは 風のとおり道

森の奥で生まれた風が
見えない手 さしのべて 麦の穂
フワリ かすめ あなたの髪を
ゆらして 通りすぎてゆく

はるかな地 旅ゆく風 道しるべ
ひとりゆく あなたに送る 髪の花かざり 」
DSC_0609

私たちの未来はノマド

日曜日、不思議な夢のつづきをベッドの中で思いかえしていたら、5時。
あーいけない。みんなが待っている!!
案の定。しびれをきらした、ヒヨドリのシロちゃんはベランダでミカンを待っていた。金ちゃん銀ちゃんも水がめの上までやってきて、水草をつついている・・・・・。不思議な夢は満月の夜、大潮がやってきた。砂浜のずっとずっと向こうの水平線近くまで、海水がひいている。歩いて海の中にはいってゆく。よし、まず貝を掘ろうと、砂をかきわけ、しめって柔らかいこぼれ落ちる砂粒の中から、ハマグリを探す。まあまあの大きさだ。ところが、掘れば掘るほどガラスびんやら、空き缶に、ゴミがあとからあとから出てくる。干潟を遠くまで歩いても歩いてもゴミが砂の中から・・・・。そのうち、潮が満ちてくる。あっという間に海が波になって戻ってくる。
砂浜で待っている父や家族のもとへ、急いで戻るというすっごくリアルな夢だった。

「ノマドランド
‟遊牧民”の姿 未来予見
かつての米国映画は、光り輝く未来都市や空飛ぶ自動車などを映すことで未来を提示してきたが、もうそういう時代ではない。本作が映すのは、家を失ないトレーラーハウスで暮らす人々。短期契約の物にあふれた倉庫。対して建物ひとつない広大な風景。しかし彼らの生き方には未来が映る。同じ志を持つ者とつながる知恵と、孤独と向き合う勇気。そして先人たちはノマド(遊牧民)として生きてきたという事実。人との距離感、社会の在り方が一変させられて一年以上がたつが、・・・・・・。
ここに映る世界にはこれまで常識とされてきた出来事が否定される。より個人の選択が問われることが間違いない未来において、必要なことだと思う。まだ正解と言えないかもしれないが、決して間違いではない。そこに覚悟が伴っているから。やはり優れた米国映画は、未来を予見する。」

今日は、日比谷線六本木から北千住。つくばエクスプレスで流山おおたかの森へ行った。新しいバレエスクールのオープニングイベント。
月、火、水と開催される。
真っ白なリノが床一面に敷かれている。
シャンデリアが照らす。ピアノも置いた。ロココ調のカウンター。そして、トウシューズ、レオタードとバレエ用品も棚に並べられた。大人、子供用のトルソーには、だいだい色と赤のチュチュを着せた。最終仕上げ、私は花や花ビラを散らしてみる。チュチュに楽しさを、パーティ用の帽子に小さな風船を飾る。
窓から、ベリーやトマトに蔦を飾って、空が見える5階のイメージを天空仕立てに!!
最後に、鈴のついたウエルカムボードを。
‟社長これ見て下さい!!”
メディアスタッフ石渡さんが、びっしりと体験レッスンが詰まったスケジュールを私に差し出す。
‟81歳の方もいますよ。それに70代の方もたくさん参加します!!”
ワアーすごーい。 200人!!!
私たちの未来は遊牧民ノマド。
風を感じ、潮の満ち引きに反応し、想像力を天空へ羽ばたかせる。
踊り、笑い、涙する、それが生きる証。
今日は大潮だ。地平線へ向かって進もう。

英語は必修

「多くの大企業は発明することを喜んで受け入れます。しかし、彼らは発明に至るまでに必要な一連の失敗の数々を喜んで受け入れようとしません。たとえば100倍になる可能性が10%あるプロジェクトのことを考えてみましょう。これは90%は失敗するということです。100倍になる可能性が10%ということは期待値は10倍(100倍×10%)ということだ。これは十分にペイする賭けである。しかし、多くの企業では失敗の蓋然性が9割あるとすると、そのリスクを前にして萎縮してしまう。イノベーションを起こすということは、90%の失敗を喜んで受け入れることを社の内外に周知徹底させること。イノベーションこそが価値を異次元にワープさせる。10年後の世界に思いを馳せて、そこから現在を見てみるというスタンスだ。シュンペーターが新結合と名付けて、イノベーションについて説いたのは、1912年だ。今から100年以上も前のことだが、現在でもその重要性は少しも変わることはない。  人生100年こわくない  岩崎日出俊 」

‟社長は英語のことを忘れている・・・・・”とドロシーが先生たちが話しているのを伝えた。私がバレエのことばかりブログに書くので、そう感じられてもしかたがない。私にとってバレエはすでに20年個人として松山に通っている。新しいことではないが、倒産したバレリーナを立て直しながら、英会話スクールとコラボレーションしてサブスクなども行い、ビジネスをなんとか回している。
10年先を見通しての、経営計画、イノベーションをこころみている。
コロナ前から、少子化の影響で生徒数が伸び悩んでいた。
それにコロナが不要不急で直撃をくらった。
なんとか生き残ろうと、今は苦しいが、未来に夢を描き、新しいバレエスクール、バレエショップを加えて、展開に加速をかけている。
英語スクールは、すでに25歳から始めて40年近くになる。このビジネスモデルを踏まえての、イノベーション。
川上から川下まで。教材開発、マニュアル、チェーン展開・・・・、の経験を活かし取り組んでいる。どちらにしても、今の時代何が起こるかわからない。ブラックスワンが潜んでいる。
そんな時代にビジネスをして、なんとか何%かの成功の確率にかけている。
時々、崖っぷちに立っている恐怖を感じることがある。
ザワザワと心に暗雲がたれこめる。
不安と恐怖が渦巻く・・・。そんな時、私はしっかりとゆっくりと呼吸をする。
まあ、こんなことは今に始まったわけじゃない。
リスクをとり、リターンを考えれば、確率は5%の成功でもすごいことだ。
私の人生は95%は失敗と恐怖と不安で成り立っているとしたら・・・・・ 鉄の女だ!!
ワハハと笑うしかないな。
そしてドロシーは最後に、‟ 社長がバレエのことばっかり・・・・  ジェラシーみたいだね ” とつけ加えた。
ごめんなさい。英語のことは忘れてるんじゃないよ。
とくも1年生。4月からの時間割に英語の時間が組み込まれていた。
私立の小学校に決まったとく。
英語は必須科目だ!!

SDGs

「はじめまして。聖心女子学院高等科2年の〇〇、〇〇と高等科1年の〇〇と申します。現在私たちは学校の課外活動として、Jacobs teen Innovation Challenge というSDGsのゴール解決策について、自発的に考えて提案するプロジェクトに参加しています。偶然なことに、私たちこのメンバーは全員バレエを習っており、話していくうちに履き潰されたトウシューズが廃棄されるしかない事実と、そんなトウシューズが年に何万足も廃棄されていくことに疑問を持ちました。そこで、以下の3点についてお答え願います。
,海譴泙粘超問題などの観点からトウシューズを作る際に出る布のハギレを利用しようと考えたことはありますか。または機会があれば利用したいと思いますか。
▲肇Ε轡紂璽困虜猯舛涼罎妊螢汽ぅルが可能と考えられるものはありますか。
これから取り組みたいと考えていることはありますか。  」

と3つの質問がはいったアンケートが、ボンジュバレリーナのホームページにやってきた!!
すごい高校生たちだなあ。コロナを恐がっている大人たちからすると、・・・・・自分を守ることしか考えていない狭い考えの大人と違い、地球のこと、海のこと、持続可能な未来のための課外活動に取り組んでいるなんて!!!
とく、もも、さくらも、そんな大きな考えの人に育ってほしい。
ところで、トウシューズのリユースのことは、私も新作の次に取り組みたい課題として考えていた。
バレリーナによっては、3日から1日しかトウシューズはもたない という声を何度か聞いていた。なんとかできないか、その履き潰されたトウシューズをお借りして、研究開発を始めたい!!
ビジネスとしては、多分成り立たないと考えるが、それでもバレリーナ達の経済的負担は軽くなるのでは・・・・・。
それにしても、次々と取り組むべき課題がやってくる。
忙しさは当分続きそうだ。だけど私はそんな毎日が大好きだ。
生きている高揚感がある。

「原子力ルネッサンス
僕はその後、勝俣さん(勝俣恒久 元東京電力会長)に出した年賀状に、‟もう原発はやめて、自然エネルギーをやりましょうよ。そうすれば協力できるじゃないですか” としたためました。勝俣さんから届いた賀状には、‟原子力ルネッサンス” とただ一言書かれていました。地球温暖化抑止で原発はCO2(二酸化炭素)の排出量が少なく環境に良いエネルギーだと喧伝されていました。‟河合、何を寝言を言っているのか。世界は原子力復興の時代なんだぞ” との意味なのでしょう。その二年後、福島で原発事故が起きて、歴史の皮肉を感じました。経団連会長は目前だったのに全てがおじゃんです。人の運命は一寸先は闇だとしみじみ思いました。   河合弘之 この道 悪党の弁護士から脱原発へ 」

世界中を利害関係が交差する。
もろもろのシナリオが渦を巻いて、パワー、権力、主役争いが行われている。
地球環境、青い海を守る、ウイルスと闘う・・・・・。
マクロの嵐から、ふっと足元に落ちたさくらの花びらの一片に目線を落とし、取り組んでみよう。
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