最近トウシューズを履くのが、ちょっと楽しみ。
トウで立って、10センチ高い世界で、どんなことができるのか?
未知数にチャレンジしている。という実感がでてきた。
足の裏が強くなり、引き上げも持続時間が長くなり、ヒラメ金、太もも、背筋と、筋肉がしまり・・・・ いい感じだ。
ちあき先生がなぜ。
エシャッペを何度も何度も繰り返させるのか? やっと意味がわかってきた。まずトウシューズを履くのには、体力がいるんだ。バーを持っているのに、全身から汗が流れ出す。マスクを指で持ち上げ酸素を吸う。
この夏は省エネで少しでも体力を温存、無理をしないでというのが私の年齢の考え方だが・・・・。
トウシューズを履くことで、真逆のことをする。
そうすることで、私の体はすっごく強くなった。
筋肉がついて、見た目には、‟やせたネー”って言われるけど、体重は変わらない。(筋肉は重いのだ) だけどおしりは、ちっちゃくなって足も細くなった。いい感じ。
そうなると欲が出てくる。
運動前、運動後に、プロテインをとることで、もっと筋肉をつけることができる。高校生やら最近では小学校、幼稚園まで、プロテインをとらせている親がいると聞いた。私はサプリメントは摂らない。
タンパク質、お肉、チーズなどを朝食、夕食に!!
一番いいのは、スープとして摂れば、ビタミン、ミネラル、食物繊維、コラーゲンなども同時に食べることになる。しかもおいしい。
バーバアスリートもそれなりに、計算して、賢い体作りに励んでいる。
「金、銀、銅、釘のお尻
以前カフカの絶望の名言集を出したとき、スポーツ選手やトレーナーなどの方々から、けっこう反響があった。これは意外だった。カフカは ‟ ぼくは、ぼくの知っている最も痩せた男です ” ‟ 腕の筋肉は、ぼくにとってなんと縁遠い存在だろう ” オリンピックのような世界最高を競う大会でも、それぞれの競技の金銀銅の選手以外は、驚くほど注目されない。スポットライトの当たるところと、あたらなあいところの差が激しい。オリンピックで初めて顔を知られ、負ければたちまち忘れてしまう。負けた選手に言葉はむずかしい。‟ あきらめなければ必ず夢はかなう ” と励ましてきた選手が夢破れたとき、いったいどんな言葉をかければいいというのか。私のような文筆家で、もしそれぞれのジャンルで上位3人くらいしか陽が当たらなかったと考えると、ぞっとする。エリートサラリーマンと言われる人たちだって、それぞれの分野で上位3人なんてことはなく、もっともっと多くの人が賞賛を浴びているだろう。‟ あくび指南 ” という落語の枕に、耳掃除屋が出てくる。上中下とあって、上は金の耳かき、中は象牙の耳かき。‟ 一番安いのはなんだい?” ‟ 釘のお尻で ” あんまり落差があると、耳も人もたまったものではない。
頭木弘樹(文学紹介者) 」
おあとがよろしいようで。
トウで立って、10センチ高い世界で、どんなことができるのか?
未知数にチャレンジしている。という実感がでてきた。
足の裏が強くなり、引き上げも持続時間が長くなり、ヒラメ金、太もも、背筋と、筋肉がしまり・・・・ いい感じだ。
ちあき先生がなぜ。
エシャッペを何度も何度も繰り返させるのか? やっと意味がわかってきた。まずトウシューズを履くのには、体力がいるんだ。バーを持っているのに、全身から汗が流れ出す。マスクを指で持ち上げ酸素を吸う。
この夏は省エネで少しでも体力を温存、無理をしないでというのが私の年齢の考え方だが・・・・。
トウシューズを履くことで、真逆のことをする。
そうすることで、私の体はすっごく強くなった。
筋肉がついて、見た目には、‟やせたネー”って言われるけど、体重は変わらない。(筋肉は重いのだ) だけどおしりは、ちっちゃくなって足も細くなった。いい感じ。
そうなると欲が出てくる。
運動前、運動後に、プロテインをとることで、もっと筋肉をつけることができる。高校生やら最近では小学校、幼稚園まで、プロテインをとらせている親がいると聞いた。私はサプリメントは摂らない。
タンパク質、お肉、チーズなどを朝食、夕食に!!
一番いいのは、スープとして摂れば、ビタミン、ミネラル、食物繊維、コラーゲンなども同時に食べることになる。しかもおいしい。
バーバアスリートもそれなりに、計算して、賢い体作りに励んでいる。
「金、銀、銅、釘のお尻
以前カフカの絶望の名言集を出したとき、スポーツ選手やトレーナーなどの方々から、けっこう反響があった。これは意外だった。カフカは ‟ ぼくは、ぼくの知っている最も痩せた男です ” ‟ 腕の筋肉は、ぼくにとってなんと縁遠い存在だろう ” オリンピックのような世界最高を競う大会でも、それぞれの競技の金銀銅の選手以外は、驚くほど注目されない。スポットライトの当たるところと、あたらなあいところの差が激しい。オリンピックで初めて顔を知られ、負ければたちまち忘れてしまう。負けた選手に言葉はむずかしい。‟ あきらめなければ必ず夢はかなう ” と励ましてきた選手が夢破れたとき、いったいどんな言葉をかければいいというのか。私のような文筆家で、もしそれぞれのジャンルで上位3人くらいしか陽が当たらなかったと考えると、ぞっとする。エリートサラリーマンと言われる人たちだって、それぞれの分野で上位3人なんてことはなく、もっともっと多くの人が賞賛を浴びているだろう。‟ あくび指南 ” という落語の枕に、耳掃除屋が出てくる。上中下とあって、上は金の耳かき、中は象牙の耳かき。‟ 一番安いのはなんだい?” ‟ 釘のお尻で ” あんまり落差があると、耳も人もたまったものではない。
頭木弘樹(文学紹介者) 」
おあとがよろしいようで。