2021年12月

あと3日

今年4度目のハイビスカスの花が咲いた。もうすぐ3日で2021年も終わる寒さがこたえる暮れに。
松に梅に、赤い実がついた小枝に、すいせん・・・と、花屋はいろとりどりに正月用の花やお飾りで賑わっている。
けど、私の財布の紐は固く、まだダンスパーティでいただいたユリが花瓶にりんとしているし・・・と。まどかは4色の花束をお正月用に買っていた。
そんななかに、ハイビスカスが、私の気持をパアっと明るく染めてくれた。大晦日にハイビスカスも悪くない。
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そういえば、あの時も年の瀬にハイビスカスを見た。
メキシコで年をとったあの日が、グーンと記憶にもどった。
カリブ海に面したホテルは、コバルトブルーの空と海が、境界線もなく広がっている。白いコテージ、ブーゲンビリアにハイビスカスが太陽にまばゆい、天国のような景色が広がる。
ホテルのレストラン、大型のテレビからは紅白歌合戦が。
その前のテーブルに陣取って、おいしそうな食事に、舌鼓をうっている大家族がいた。
聞くと、日本から移民として着の身着のまま出てきた人たち。
その中でも一握りの家族は成功を収め、こうしてホテルで紅白歌合戦を観るのが、至福の時らしい。
いろんな人生が、花の数ほどにある。
そうだ。IL Divnをかけよう。
(ちなみに、‟IL Divn”とは、イタリア語で神のようなパフォーマー。もしくは男性版ディーヴァを意味する。日本風に短絡的に紹介すれば欧米のイケメン4人によるグループということになろうが)
すてきに響くテノールにバリトンが耳をくすぐる、切ない歌を繰り出す4人グループ。
その中の一人が亡くなったと、年末の新聞でみていた。
あー今年もあっという間に一年が過ぎてゆく。
‟激動の一年でしたネ”とフラビオが言った。
“さあ踊り納めにしましょう” ワルツ、チャチャ、ジャイブ、そしてルンバ。一気に言葉もなく踊った。それでもあと5分レッスン時間が残っている。
‟先生、今年のダンスはもうこれで終わりにしましょう”
レッスンルームの扉を閉め、エレベーターに乗った。
思い出せないほど、思い出す時間がないほど、あれやこれやとビッシリつまった一年だった。
あと3日。
何にもまして、ありがたい一年だった。
もし、そのことに感謝をしなければ・・・・、自分は不幸になると、IL Divnを聞きながら、ハッと気づいた。
本当に、こうして、好きなことを、楽しく、生かさせて頂いていることに、愛をふりそそいで守って下さっていることに、頭を下げ、手を合わせないと、私はいけないと。
ありがとうございます。本当にありがとうございます。

「過ぎ去って行く
歌は人間が書くものではなく
自然と生まれてくるもの
歌は我々の身の周りに毎日起きている
歌は気に入ったものを集めるだけでいい
君のための歌はある
なんと君は生きることに疲れ
笑顔を忘れているのだろう
歌はジプシー 詩を盗んでしまう
一時の喜びを得るための薬のように人の心をまどわす
歌は愛の苦しみや病気を治しはしない
でも生きていることで
我々が感じる小さな痛みをいやしてくれる  パセラ 」

よいお年を!!

「働く くらし歳時記 正月飾り
まだ寒の入りも迎えていないうちに、早々と冷え込みが厳しくなる年は、久しぶりではないかと思います。お正月を迎えるために手作りするしめ縄も、藁がいつもよりひんやりと冷たく感じます。正月飾りを作るつくる時間は、今年をあらためてたどり、新年にどんな祈りを込めようかと、あれこれ考えるひとときです。手を動かしていると、自然とさまざまな思いがよみがえり、一年として同じ年がないことに気づきます。ここ数年、健康や食べ物のありがたみに気持ちが向いていることもあり、お台所の神様でもある荒神のかたちのしめ縄にしました。扇のように立てた葉は、心にともす火。あたたかさの広がる年でありますように。 広田千悦子 」

夜炊いた残りご飯で、おにぎりをこしらえた。
ろくの好きなゴマに、壬生菜のきざみ、明太子をいれて、しゃもじで混ぜ合わせて、ラップに包み小むすびを作る。食べる時に、パリパリのお海苔で巻いていただく。
朝は乾燥するから暖房はぎりぎりまで我慢する。
足先は凍えて、2枚はいたソックスの効き目はない。
だけどお腹から暖まってくると、よし!! コーヒーをそそぎ、ブログタイムだ。
バレエ 昨日で踊り納め。社交ダンスは今日まで。オフィスは明後日まで。と、お正月休みが近づいてくる。それに逆らって、今年は12月31日が仕事納め!!それはそれで仕事があってよかった。
私の体質は立止まれない性格だから・・・・。
常に何かしら、やってないとダメになる。まあ世の中の女たちは、もしかしたら正月休みといっても・・・・実は年がら年中休みなしで働いているんだろうなあ。
今頃母は、店の忘年会に、そして家の正月料理の買い出しに、大掃除、ストーブに黒豆をかけて、なますにがめ煮に・・・・おおわらわ。
もしかちょっと時間があれば、美容室にも、身支度もあった。
うまく年が越せれば、朝いちに起きて、元旦のお風呂をわかし、雑煮をつくる。
もしか、家の仕事よりも、会社の仕事のほうが、ずーっと楽しいかもしれない。
オフィスが閉まると、ブログは今日までです。
年明け1月6日にドサーっと古幡さんがアップしてくれます。
みな様、今年もたいへんお世話になりました。
ありがとうございます。
よいお年を!! もし私に会いたくなったら、ヒカリエにお越し下さい。
年内12月31日まで、年明け1月2日オープンです!!

追伸 孫3匹も大変お世話になりました。ありがとうございます。

こっそりモモのクリスマスプレゼントシルバニアファミリーで遊ぶとく
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鬼滅の刃をサンタにもらってご満足のシャーミー さくら

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バレエ自主練に励むモモ
“ナカノシェンシェイ モモはがんばりまーす”
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ハッピーニューイヤー!!

A THOUSAND THOUGHTS

カップにドボドボとコーヒーカップから、ケニア豆の液体を注ぐ。
今日の気持ちはなぜか、A THOUSAND THOUGHTS 。
「アルバム A THOUSAND THOUGHTS 千々に乱れて
40年という時間は決して短いものではない。人間誰しも、生物学的には、‟不惑”を迎えることが出来るけれど、40年もの間、ある信念に従ってひとつの道を歩み続けるのは、誰でも出来ることではない。ましてや、先人たちがなだらかに舗装した既定路線など存在しない。道なき道を好んで進んでいく人が今の世にどれだけ存在するだろう。  
  千々に乱れて オリジナルタイトルは A THOUSAND THOUGHTS つまり ‟ 千の思い ” 」

渋谷の街に、六本木に、池袋に、新宿に・・・、人がもどってきた。
宮益坂から見る、スクランブル交差点は蟻のように人がうごめいている。
今週で仕事がお休みに入る人が多いだろう。
ヒカリエは、1日だけの休みなので、助かった。
私はゆっくりとリゾートすることが苦手だ。
やることがないと、ついシャンパンを飲み過ぎて、規則正しく生活ができなくて、かえって体をこわしてしまうだろうから・・・・。
そう言えば、いつもクリスマスイブは外国で、いっこ団体の家族と迎えていた。
30年以上前から、そんな海外旅行を続けていた。が、今では、そのメンバーもほとんど亡くなってしまった。思い出だけが、蒼い炎となって、ゆるやかに戻ってはゆれている。
さあ、気を取り直して、ヒカリエに並べる商品のことや、2022年の計画など、新しい手帳に書き込んでみよう。
※千々に乱れて スウェーデン民謡
19世紀初頭にデンマークで生まれたとされるスウェーデン民謡。原題のTusen Tankar は直訳すると、千の思いの という意味。ごく大まかに、‟私は千々に乱れる、我が物にならない人への愛ゆえに”という内容を歌ったラブソングである。

ということか。
私は千々に乱れる、我が物にならない人への愛ゆえに!!

ヘエー、そんなこともあんなこともあったなあ。
そろそろ2021年が終わってゆくこの週に、
A THOUSAND THOUGHTS にひたってみるのもいいかな・・・・。

ほんとのクリスマス

‟今日がほんとのクリスマスでしょう?” と、とくは何回もたずねる。
12月25日土曜日。とくを連れていっしょに一日を過ごす。
まず池袋にあるスタジオで、とくの社交ダンスレッスンにバーバは付き合う。後ろでストレッチをしながら、とくのレッスンを見る。
なんと、とくがワルツステップができずに、涙を流し始めた!!!
ワァー  バーバは胸が張り裂けそうになる。
チャチャチャとレッスンは進み、何とか笑顔を取り戻し、スタジオを後にしたが・・・
バーバの気持ちは複雑で収まらない。
ヤク払いが必要だ。よし、とく池袋の街を散歩しよう
道路のあちこちに、ゴミ袋が出してある。繁華街は、所せましと店が並び、すぐ近くに2軒のラーメン屋をみつけた。ちょうど昼どき。とくはラーメンが好きでパパといっしょに食べに行ってたなあ。
迷わず土佐ラーメンの暖簾をくぐる。
まず、‟お腹がさみしいと、心もさみしくなる” ‟おいしーい” と食べる。
次にたしか駅の近くに あるかなあ、あの店。以前来た時に立ち寄ったよね。
自販機の下で靴を脱いだホームレスがぐっすり眠っている中を、そろりと通り抜ける。
あったあ!! よし、とく行くよ ‟占い” ‟え、占いってなに!?”
手相と算命術をお願いする。
両手を広げて、虫めがねの大きなものでバーバの手の皺を見て、‟うーん芸術関係、しかも熊手のような線がくっきりでて、全てをかき集める、すばらしい手相です。お金を回転させます。まずあなたは人に優しさと包容力を持って・・・そして次にその人たちが財となって戻ってきます。そして・・・” と、話す占い師の言葉を、とくは横で聞きながら、‟あたっている、あたっている” ‟じゃあ僕も占って” と興味津々だ。
なんと、次に占ってもらったとくには・・・・
‟こんな小さな頃から、社長の線が出ています。しかも2つのことをやるでしょう。弁護士のような固い仕事と芸術的なものは先祖代々受け継いで、しかも、誰かが墓を守っているおかげで、あなたはご先祖様からも守られています”
と、すっかりいい気分になり、次は渋谷へと急ぐ。
ヒカリエだ。とくがバーバが何気なく言った ‟ ヒカリエに行くといい気分になる ” という言葉をしっかり覚えていて、ヒカリエに行きたい、とせがんだのだ。
そう言えば、もも、さくは連れていってたけど、とくは初めてだった。
ヒカリエには カーと飯田先生が仕事をしていた。
‟もうワンサカとお客様が来ましたよ”  しかもラ・トミオカからもワンサカと商品が届いていた。
よかった。工場も休みに入るから品物が空っぽになるのが恐かった。
そしてビックカメラへ。ちょうど2時5分から始まる。ビールとカルピスをゲットして、すべり込む。
‟さようなら、ティラノ” 恐竜の絶滅の映画を二人で観た。
‟バーバ泣いてるの?”
ワルツのレッスンでは、とくが泣いたけど、映画ではバーバがポロポロと涙をこぼした。
お互い芸術家の血とプライドが高いらしく、けっこう折れやすく涙っぽいしめった性格。
それでも 今日が本当のクリスマスだ!!
よかった♡

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クリスマス・イブ


昨日四階の上の部屋が讃美歌とか歌っていて「これがクリスマスか」と徳が言ってたよ🎄✨

桃「クリスマス何するの?」

徳「イエス様の誕生日だからアーメンするよ。とサンタがくることがある」

桃「アーメンしたらサンタくるのか。明日くるかな」

徳「サンタが間違えるとプレゼントこないときもあるけど、明日バーバと池袋サンシャインに行く手もあるし」

桃「桃いっぱいお金あるよ」

徳「そうだね。買えばいいしね」

さくら「💤😪💤💤

 

上は讃美歌。

徳、桃の会話。

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クリスマス、少し寝坊した。ベッドでぐすぐすとしている。
5時15分、カバっと起きた。
メリークリスマス。
夢も、愛も、幸せさえも、お金で・・・ そんな時代となった。
もっともっと限りない欲望が東京の街を、世界を、覆いつくす。
なんて、幻想だよね。
かすみ食べてるわけじゃない。お金はただの紙だ!!
メリークリスマス!!
クリスマスイブにヒカリエに行く。どこもここもごった返しの渋谷の街。
疲れていた身体が、ボンジュバレリーナに行くと、なぜかすっきりと爽やかになる。いいオーラが流れている。
あれれ、里内先生が接客しているお客様はAさん。たしか昨日もけいちゃんと来てたはず!!
‟犬を表参道の美容室に預けている間来たんよ!!”
バレーショップ、ボンジュバレリーナ、美しいものに囲まれていたい。そんな気持ちをお店に入れてみた。
買い物をしなくても、フラっと行ってみようというお店にしたい!! ここに来ると、‟あーまたバレエがんばろう” ‟なにか、いい気持” ‟心が優しくなってゆく”
そんなお店のオーラを大切に育ててゆきたい。
そうか、クリスマスっていっても、もうサンタがくる年じゃないなあ。
しかも、プレゼントをまだまだ自分が欲しいという気持になっていた・・・・。
でもたしかに、2021年のクリスマスは、サンタさんから、ヒカリエがやってきた!!
メリークリスマスだ。サンタさんのプレゼント。
これからバレリーナのみなさんにお返ししようと!!

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