2022年03月

2022年03月31日17:43

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もったいない

「われわれは海からは豊富な魚を、森林からは木材や新しい医薬品を提供してもらい、昆虫には作物の受粉を媒介してもらい、鳥やカエルには害虫制御を、そして川にはきれいな水を提供してもらっている。われわれは木材が必要なときには収穫でき、新たな作物が必要なら自然のなかに見出すことができ、井戸を掘れば水が得られるものと考えている。またわれわれが生み出す廃棄物はどこかに消えてなくなり、きれいな空気が吹き込んで都市の大気はリフレッシュされ、気候も安定して予測可能な状態にあり続けるはずだと思い込んでいる。自然が提供するサービスは、これまでいつも無償で利用できた。そして今後もそうあり続けるという前提のもとに、われわれは先のことを考え、経済をなりたたせている。しかし・・・・　　　レスター・Ｒ・ブラウン　」

1997年3月21日に初版。その本がやっと手に入った。
ということは、25年前。私が40歳の時だ！！
この分厚い本を、私は、驚きを持って読んだ。
当時バブルの風に吹かれ、車をBMBに乗り換え、海沿いの億ションでも買おうかなあ、なんて、海岸線を走り、なんの心配も不安もない絶好調だった。
使い放題の会社から支給のカード。そして取締役の私の給料は1000万ぐらいだった。
ワッホー。社長じゃない2番手は、言いたい放題し放題。責任のない我がまま女だった。
その頃に手にしたレスター・Ｒ・ブラウンの本。地球白書1997～98。25年前・・・・。
それから5年後に、会社から出ていけーっと放り出された。
今考えれば、当然のことが起こったと理解できる。
レスター・Ｒ・ブラウンの初版、地球白書は、次々に中身が更新され今に至る。
確かに、昆虫には作物を受粉してもらっていた。
ミツバチが世界中で忽然と消えている。鳥やカエル、豊富な魚・・・・。絶滅危惧種のレッドゾーンは生物、動物たちもすでに・・・　
自然が提供するサービスは、これまでいつも無償で利用できた。
そして今後もそうあり続けるという前提のもとに、われわれは先のことを考え、経済を成り立たせている。
しかし・・・・水は民営化され、きれいな水を飲めない人も、砂をめぐる戦いや、種子法も変わった。
日本の若者も、18歳から成人として、私たちは、そんななか、2年早く大人としての責任をとることとなる。
さてと、この古い本は、アマゾンの中古でも出回っていなかった。
が！？！？　なぜか　‟もったいない”本舗という宅配買取で手に入った。
‟もったいない” ということは、ある意味感謝。
ありがたい気持ちを忘れない。でも、あーその時は、恵まれていた自分に気づかない。何にも見えないわからない、そんな40歳アラフォーだった。
遅いかな、65歳にして、感謝、あーもったいない。

2022年03月31日16:36

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値上げラッシュ

「最近は月が替わるたびに、さまざまなモノが値上げとなり、気になりますね。食料品や生活用品のほかに、電気、ガス、ガソリン、水道代なども上がる一方。これらは家計だけでなく、企業の運営コストにも影響を与えています。水族館での飼育に関係する三大コストは、電気代、餌代、水道代です。飼育するには、生きものそれぞれに合わせた生活環境を整えなければいけません。水温の調整や飼育池のろ過装置、水を循環させるポンプは年中無休24時間フル稼働です。そのため電気の使用量は膨大で、電気代は年間1億円を超えます。そして餌代。鳥羽水族館にいる生き物の一頭あたりにかかる費用のトップ３を発表しましょう。第3位はアフリカマナティ。マナティは川や汽水域にすむ哺乳類で主に水草を食べます。1日に12～16キロをペロリ。その費用は年間約350万円也。第2位はセイウチ。サケにホッケ、サンマといった餌代は年間550万円です。そして1位はジュゴン。主食は海藻でアマモ1日30キロほど。ほとんど海外から輸入しているので人件費や輸送代で1日5万円。年間にすると・・・・。ちょっと驚きの金額になります。これらを含め1200種あまりの生き物を飼育しているので、じわじわ上がる食費に、台所事情はますます厳しくなっています。ただ動物たちの健康バロメーターの一番は食欲があるかないか。良い環境で良い餌をモリモリ食べている様子を見ていると、これからも続くであろうさらなる値上げラッシュにも音をあげるわけにはいかないぞ、と改めて思うのでした。　
　　　海の玉手箱　　餌代電気代値上げラッシュに負けない　杉本幹（鳥羽水族館学芸員）　」

何度も水族館に行っているけど、そこは楽しむ場所で・・・　　経営サイドで考えたことは一度もなかった。そうだよね。生きものにとって環境と食事は、命にかかわる大切なこと。
それが考えたら全てビジネスで支えられている。というか、水道、電気のインフラは、公共のものじゃなくって、民営化によって資本主義に代わっていっている。ある意味恐い。
そうかあ、あの地震があったとき、港区の電気は止まっていたから、銀ちゃんのぶくぶくの酸素も５～６時間なかったんだ。
あーよく生きていてくれた。
生きることに必要な、水、エネルギー、植物・・・・が、ビジネスになってくると、お金がないと、にっちもさっちもいかなくなる。
生きること、生命を維持することは、戦い。
あらためて、ゾワーっとしてくる。

2022年03月29日17:23

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フードチェーン

「食物連鎖　～北極～
オキアミ → 魚 → アザラシ → ホッキョクグマと、食べる、食べられる、関係を食物連鎖と呼びます。
また北極グマの死骸は微生物が分解し、それをエサにしたプランクトンをオキアミが食べることで、生物はつながっています。」
温泉の最後のしめは、品川の水族館！！　
まだまだ元気なとく、もも、さくらをバイバーイするためには、旅の終わりは、ココと決まっている。
新宿あずさから、山の手ぐるぐるに乗り換え、品川で下りる。トランクを２つガラガラと引っ張りながら、一個団体は移動する。
アクアリウムのメリーゴーランドに乗って、くらげを見て、そこからドルフィンショーへ。
すっごく楽しーい！！は、ここでピークに達する。爽快なイルカのジャンプ。くじらのビッシャーン。爆発だあ。

「『さはら刺身、生醤油、たひ刺身、かじき刺身』の魚に始まって、牛網焼、ポークカツレツ、ベーコンの肉類、そして水蜜桃、かのこ餅、シュークリームなど、果物や菓子まで。ざっと百を超える食べ物を列挙している。作家内田百閒の餓鬼道肴蔬目録である。書いたのは1944年の夏。戦争で食べ物を手に入れるのが困難な時代である。書いたのは1944年の夏。戦争で食べ物を手に入れるのが困難な時代である。‟段々食ベルモノガ無クナツタノデセメテ記憶ノ中カラウマイ物食ベタイ物ノ名前ダケデモ”と目録を作った。記憶の中でかつての味を楽しむ。　筆洗　」

子供の頃のキオクは、一生その人に刻まれる。
DNAよりも強いんじゃないかなあ。
だから、はじけて、ぶっとんで、ワァーワァーキャーキャーって、大切だと思う。
楽しい、うれしい、おいしい、そんなキラキラが、山あり谷ありの旅を続ける人生のために、子供達を導いてくれるライフチェーン！！
あー楽しかった。
さっと今日から、ビジネス、ビジネス。

2022年03月29日17:18

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混浴

‟温泉いきたーい”
‟今”
が、実現した。日曜日、トク、モモ、サクラは、まさかの朝2時起き！！
まずは、初めての甲府の街を探索。
今日は23℃と、照り返しがくる ‟暑ーい” 舞鶴城公園。宝石ミュージアム、信玄公像と歩いて歩く。
そこから、石和温泉といういなびた宿。小さなにじり口を入り、またまた小さなフロントでチェックイン3時。お部屋は401号室。一部屋の大広間と、なんとなんとカラオケルームが！！！　さっそくお風呂に入り、カラオケタイム。

次の日、いつも通り4時に起きて、朝風呂へ。トク、モモ、サクラ、ぐっすりと寝ている。
10時にお風呂は男と女が入れかわっているから、違う露天に入ってみようっと・・・。
と、あれれ同じままだ。男湯をのぞいてみるだけでも。どんなものか、誰もいないし・・・・。と、そこに細身長身の男がやってきた。
‟あー暖簾入れかわってませんネ”
‟そうですね”
‟じゃあ、入れかえますか”
ということで、共謀して、男と女を入れ替えた。
‟あーいい湯だナあ”　‟男風呂のほうが広くて、ゆっくりくつろげる”
と、満喫していたら、‟あれれー男がひとり入ってきた”　まずは体を洗いだした。とりあえずこちらは湯舟につかっているから、女だとバレない。それに私の髪はショートだから、こんな男もいるし・・・・。
スケさんカクさんの由美かおるのお風呂のように半身だけちらり・・・。
さて、どうなったでしょう？！？！？

「かつて山梨は水晶を多く産出しました。古くは縄文の時代より、この地に住む人々はその水晶を加工して用いていたと言われます。初めて水晶の原石を目にした縄文人は、その石の不思議な形や透きとおる様子に惹きつけられ、何か特別なものを、そこに見ていたのかもしれません。
その感性は、今に至るまで私たちの中に引き継がれています。　　山梨ジュエリーミュージアム　」

2022年03月29日12:26

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おいしい！！もの

麻布十番商店街のオーガニックストアで、キャベツ、キュウリ、朝どりほうれん草、レモン、ニンニク、人参、トマト、しいたけ、エリンギ、グリンピース、ショウガ、いちごと、袋がパンパンになるくらい野菜を買う。ちぎれそうになった持ち手を、右手左手と持ちかえながら、六本木リコリスへ向かう。ここ辺りでスジ肉を置いているスーパーはその一ヵ所。午後から2パックだけ肉コーナーにでるのを私は知っているから・・・。そして露店で美味しい玉子、朝パン・・・。大きなビニール袋を両手に持ち、ウァー風が強い！！　春の嵐だ。
でも、いい食材で作ったお野菜たっぷりの食事は、本当においしい！！　オムレツをつくろうと！！
朝は、保存食のレモンはちみつ漬け、キャベツ・キュウリサラダと、残しのオムレツをオーブントースターで温めて、おいしーい。

「中堅証券、原点回帰で対面に集中
いちよし株式引受撤退　丸三ネット譲渡
株高でも売買手数料伸びず、預かり資産経営は桃源郷　（日経ヴェリタス）
丸三は譲渡する部門の経常損益は4300万円の黒字で ‟ 赤字で困っていたという訳ではない！”　ただネット証券は手数料の引き下げ競争が激しく利幅が薄くなってきている。一方でシステム維持更新の投資はかさむため、‟ 今は大丈夫でも5年後10年後は分からない ” 。四半世紀において運用でネットビジネスの知見が蓄積できたこと。そして対面口座の顧客向けオンラインツールを持っていることなどを踏まえて譲渡を決めたという。」

中堅証券会社が次々と形を変えようとしている。メタモルフォーシス、卵から青むし、サナギから蝶へ向かって羽ばたくために、会社は環境に合わせて変化を続けなければ、生き残れない。
それには、すっごいエネルギーと先を見通す力と運がいる。
もしか、私はそのために、次々と引越しているのか？　とにかく子供の時からすると、18か所移動しているナあ。
そして、次々に ‟ また社長がなにか考え出してやらかす ” と、スタッフたちは、ビクビクが慣れっこになっている。
その力の源は、‟ おいしいものを食べる ”　かな。

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末口静枝

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