2022年05月

5月の終わりに

「くらし歳時記 タラノメ
もうじき6月となり、1年も半分に差しかかろうとしています。梅雨を迎えるばかりの神奈川県を後にして、2年半ぶりに北海道に帰省しました。北海道は八重桜が散り始め、チューリップやスズランと、こちらの季節とは1カ月から1カ月半ほどの季節のズレがあります。小さなタイムスリップをしている気分です。市場をのぞくと、アスパラのシーズンです。山菜のタラノメを見つけて思わず手に取り、こちらに連れて帰りました。胡麻和えにしておいしくいただきましたが、梅雨を迎える身には、少々春向けの滋養が強いように感じます。旬のものは、その土地の空気や季節の中でいただくのがやはり一番なのだと教わる機会となりました。  広田千悦子 」

夜眠っていると、右足のふくらはぎがキィーっとつりだした。
起きると、左腰も重く、からだは不健康指数が上がっている。理由はわかっている。運動不足、土、日、月と動いていない。そして昨日は調子にのって飲み過ぎた!!
ドロシーが主催する外国人英語講師養成講座 TESOL -Teaching English to Speakers of Other Languages- のための講座の卒業式を行った。コロナで2回卒業式はできなかった。たくさんの卒業生が集まり、盛大なトスが行われた。
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クラシックハウスのバラ園は満開で、すばらしい思い出となることだろう。卒業生たちは、英語の講師として小学校や、塾などでお仕事をする。
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教えるドロシーとメガブルーバードは40年の英語教育を実施してきた。
0歳から英語を学ぶ方法も執筆し、メソッドは毎年更新されている。
キラキラ輝く先生達の情熱についうれしくなって、昨日はカンパイをやりすぎた。
ま、そんな日も、そんなハレの日も、我を忘れない程度にあってもいい!! 
今日で5月もおしまい。明日から また新しい月が始まる。

バラの香りにつつまれて

ボタニカルアート入門に、とく、もも、さくら、ママ、バーバ、カーと6人で出かけた。
紀尾井ガーデンテラスが主催するローズガーデンの催しだ!!
何か、‟右脳で描く”を受けてから、絵に関することが目につくようになった。そしてチョコチョコ描いているうちに、遠い存在だった絵がぐーんと日常生活に入ってくる。けっこう楽しい。それに、子供たちも、色を使い、何かを作り出すということが、おもしろいらしく、コントロールできない悪ガキたちが大人しくなっている。
(集中して楽しんでいる時ベロがでている。)
あー久しぶりに優しいバラの香りと美しいピンクに染まった、しあわせ、楽しかった!!

「当世はとにかく世知辛く、効率や実利にばかり気を取られ、人文科学や文学芸術の世界には逆風が吹いています。しかし、すぐに役立つことばかりにとらわれ過ぎるのも、なにか寂しい気がします。やはり、精神的で持続可能性のある豊かさは大事です。そんなわけで、すぐ何かの役に立つというよりも、ボディブローのようにあとで効いてくる・・・。それが、せせこましい日常からちょっと離れ、生活に豊かな彩りをもたらすものと、ぼくは信じています。  デザインって なんだろう   松田 行正   」

私もちょっと贅沢!!
2時間ほどゆったりとした時をつくる。
テーブルを拭き、エンピツをとがらせ、白い画用紙を広げ、描きたいものをそばに置く。じっくりと被写体を見つめ、指をゆっくりと動かす。
描こうとする意欲が遠のいたころ、真っ白な紙に何かが浮かび上がってくる。
今日は、ろくよりも、もっとろくらしい、ろくができあがった!!
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ワァ― 楽しかった。
そして、香るバラの花びらもできあがった。
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空白

「コラージュ本のルーツ
空間恐怖症的方法論のルーツを探ってみよう。古くは、8世紀ごろにつくられた、ミニアチュール(細密画)の一種、ケルトの装飾写体(ケルズ書だろう)。ケルズ書は、ヴィジュアル版聖書である。全ページにわたって、ケルト文様といわれる渦文が装飾文字に絡みつき、そこに動物のイメージなどがびっしりと描き込まれている。多くの修道士の手を経て完成したといわれている。ケルズの書以降、細密画は、背景にびっしり描き込む方向に進み、19世紀のグラフィックデザイナーの租、ウィリアム・モリスのテキスタイル・デザインやアール・ヌーヴォーがフランスで流行していたころ、スイス人のアドルフ・ヴェルフリが登場する。ヴェルフリは19世紀末に、暴力をともなった統合失調症で病院に終生収監、つまり隔離された。そこで治療の一環として色エンピツと紙が与えられた。するとヴェルフリは無我夢中で絵やコラージュを製作し始める。それが死ぬまでの35年間に、コラージュや絵画3000枚くらい総ページ2万5000ページの本45冊を残すという破天荒ぶりを見せた。絵画はもちろんぎっしりびっしり、本も写真やイラストのすきまにびっしりと文字が書き込まれ、そこには空想の旅物語が綴られていた。こうした空間恐怖に ‟白恐怖” を挙げる学者もいる。たとえば、ここに1個のリンゴが描かれた1枚の紙があるとする。リンゴは、メインなので、図と呼ばれ、それ以上の何もない空間は地となる。健常者はもちろんまず図を見る。ところが統合失調症患者は、まず図を見ずに地のほうを見て、何もないので不安感を抱くそうだ。これが白恐怖。空白に押しつぶされそうに感じるから、何かでびっしり埋めたくなる、という説だね。 Walk  Don't Run   急がば廻れ 松田行正 」

絵を描きだして、美術関係の本をひもときだした。
何事も、奥が深い。そして人生は短い。深みにズブズブはまりたくなるが、そうすると身動きがとれなくなる。
で、今住んでいるアパートもあと何カ月かで契約がきれる。そうなると追い出されちゃうから、引っ越し先も探さなくっちゃ。
調べてみると、上野毛って悪くない場所だった。ちょうど2年前に売ったアパート。カーが、‟ あのアパート売らなきゃよかったですねえ ”  と残念がった。
だよね。上野毛駅1分。風がさわーっと吹くいい感じの物件を持っていた。
売る時は人気で、たくさんの買いがでて、いい値でうれた。初めてキャピタルゲインを得た物件だった。もしかその地に舞い戻るかも!?!
あー、先はわからないねえ。
今日は、家族で、夕方、バラ園を探索し、ボタニカルアート美術に触れてみる。ま、学びは一番大切だ。
そして、今日は、白いキャンバスにろくを描いてみようっと!!
白恐怖かあ。‟ 空白におしつぶされそうになる ” というか、私は、空白をさがしさがして、なんとか楽しみたい!!

素晴しき未来

なんかすごーい夢をみた。小栗旬と一夜をともにする、というシナリオの夢。
あのハンサムで少し影があって。世の中にあまたいる男の中から・・・ なぜか彼がふいに何の前ぶれもなく私の夢に出てくるなんて 不思議。しかも私は20代の頃に戻っていて、黒くて長い髪、今の私と、いや昔だってそんなに美しい私じゃなかったけど、すっかり彼につりあう感じになっていた。レストランで彼がコーヒーを注文し、私はみんなとおしゃべりしている。そこにそっと小栗旬がオレンジ色のキーホルダーがついたホテルの鍵を私に渡す。‟ あとでねえ  ぼくの部屋においで ” なんて自然に暗黙のコミュニケーション!!  そこでハッと目が覚めた!!!
‟ 何 コレ ”  続きをみなくっちゃと、また眠る。 寝ようとするが、なかなか眠れなくって、夢の続きは現れない。だけど、なにか今日は、とっても気持ちがいい朝だ。まるで私のからだが、あの若い20代に戻ったかのようにしなやかだ。 なにか うれしい!!

「スウェーデン式 アイデア・ブック フレドリック・ヘレーン著 ダイヤモンド社 
30. 素晴らしき未来
おおかたは、まだ行われていない。私たちは自分の業界がどう動いており、近い将来どう発展し、どんな製品やサービスが出てきそうか、だいたい見当がつくと思っています。しかし実際のところ、何も知りません。1931年、ジャーナリストで政治評論家のリンカーン・ステファンスはこう述べています。
‟ まだ完成していない。すべては、これから行われるのを待っているところだ。絵画の最高傑作はまだ描かれていない。戯曲の最高傑作は、まだ書かれていない。最も美しい歌は、まだ歌われていない。この世界のどこにも、完全な鉄道、優れた政府、賢明な法律は存在していない。物理や数学でさえ、ほんの端緒についたばかりであり、心理学、経済学、社会学はダーウィンの世界を持っている。そしてダーウィンの研究所は次のアインシュタインを待ち望んでいる。こうした知識を、あの生意気で世間知らずの若者たちが大学で勉強すれば、全員が全員大酒飲みや身のほど知らずになることはないだろう。しかし、彼らは知るよしもない。すでにわかっていることを学ばされているとは・・・。実に無意味なことだ。”  家具メーカー、イケアIKEAの創業者でヨーロッパで最も成功しているビジネスマンの一人、イングヴァル・カンブラードも似たような意見の持ち主です。イケアの9つの信条の締めくくりに書かれているのは、‟ おおかたは、まだ行われていない。素晴らしき未来かな ”    」

色えんぴつを、シャシャシャーと動かし、桃とゆずを描いた。
桃のブルーがかった髪が美しいと思った。
右脳を使うと、未来は素晴らしく拡がってゆく。
そして、それをキャンバスに、一瞬に、閉じ込めたあ!! と感じられる。
待てよ。小栗旬がでてきたのは、この桃ちゃんのまっ黒な目と、額にかかる髪がトリガーだったのかも・・・!?!
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さがしもの

会議の資料、あれってどの本から引用したっけ・・・・
大切な本は、つねに50冊くらいは、グランドピアノの上や椅子のところや、棚などにストックしている。というか、無造作に置かれていて、いつでもパラパラとめくり、下線の部分をチェックできるようにしている。
が、忘れはたしかに年とともに頭の中を白くする。
一日の中に探し物の時間もけっこうあるかも・・・・。
それにしても、年金問題、老後そしてコロナの次は地震がきたらと、不安をあおる報道がめじろ押しだ。
そして私には次々に健康診断のお誘いのお手紙がやってくる。口の中の検診、歯の検診・・・。私は、いまだかつて、この健康診断というものを受けたことがない。まるで学校のテストだ。テストを受けるのは、いつも憂鬱そのものだった。いい成績はまぐれが奇跡的に起こったマークシート以外は、惨憺たるもの。勉強してないんだからしょうがない。で、健康診断も私にとってはそんなイメージ。
いい成績はとれないにしても、安心のため!?!? 私は自分が健康かどうかは、検査を受けなくても自分が一番からだの状態を感じることができる。
昨日は、ちあき先生のレッスンで、息が切れ切れになるくらいパドブレと、エシャッペが続いた。だから、今日はからだじゅうあちこちが痛い。けどこれは、自分にムチを打ち、老化を防ぎ、筋肉を作るために敢えて負荷をかけている。口腔検査に行かなくても、毎日、朝、昼、夜・・・、何回も口の中は洗って、菌を洗い流し、また間食もしないので、菌が発生しないように努めている。
おかげで、ずーっと前、いつも口内炎に悩まされていた頃が嘘のようだ。
ところで、探し物はでてきた!!
ロバート・キヨサキのフェイクに載ってた文章だった。

「FAKE 
FAKE MONEY 
FAKE TEACHERS
FAKE ASSETS
HOW LIES ARE MAKING THE POOR AND MIDDLE CLASS POORER     Robert Kiyosaki

はじめに ー 未来はフェイクだ
真実とは、そしてフェイクとは何か?
あなたが世捨て人でもない限り、常に耳に入るのは? 私たちがかつて信じていたもののほとんどが、今や偽物であることが、はっきりした。ソーシャルメディアでは多くの人が偽のフォロワーを持っている。数百万人が偽のロレックス、偽のルイ・ヴィトン、偽のヴェルサーチに莫大なお金を費やしている。中には偽の医薬品まである。‟ フェイスブックでは、情報と偽情報は見分けがつかない。唯一異なる点は、偽情報はより多くの収益を生みだすため、フェイスブック側の扱いも良いことだ ” もっとも危険なSNSの利用法は、政治のリーダーが他国に宣戦布告する映像を作ることだ。つまり、私たちはもはや自分の目や耳を信じられない。だが今日の世界では、本物とフェイクを見分けることが、富裕と貧困、戦争と平和、生と死の分かれ目になる。
・・・・・・・・。
答えは一つしかない。
フラー博士は、‟危機を通して現れる”というものがある。これは変化が現れる前に必ず非常事態が起こる、というものだ。非常事態emergencyという言葉をよく見ると、emerge(出現する、浮かび上がる)が語源になっていることがわかる。人類の次の進化は、来るべき非常事態のさなかに起こると教えた。」

emerge、今、いったい何が浮かびあがってきているのだろう。
この本に書かれているようなことが確かに世界で起こっている。心の目を開けて、真実をさぐる時がきた!!
探しあてよう。探しものの大切なお宝が見えてくるかもしれない!




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