2023年01月

2023年01月31日12:51

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一汁一菜

「こころの玉手箱　　料理研究家　土井善晴
昨年の春、34年間続けていたテレビ朝日 ‟おかずのクッキング” が終了しました。父の代から数えると48年の長寿番組です。その仕事をまっとうするための試作をするのですが、1週間に1度、午前中に材料を仕入れて、午後から考えながら料理をして盛り付けてレシピを書く。これを翌朝までやるんです。そんなことをしていたら、どうなるか明らかで、えらい太ります。その頃は人生が大きく変わる時期でもあり、かなりストレスを抱えていたのです。風邪をひきやすい、歯茎が腫れる、爪が白くなる、不整脈がある、肩が凝る。10年もすれば死ぬんじゃないかと想っていたのです。近所に新しいスポーツ店ができて、何の気なしに白いトレパンを買いました。翌朝から歩き始めて、時間を決めて歩いたら、早く済ませようと少し走るようになって、30分走れるようになると、少しずつ距離が伸びていったんです。そんな時、仕事仲間に一緒に走ろうと勧められて入ったのが明走会でした。トレパン購入から1年後にはフルマラソンを完走していたのです。体重は10キロ減。見た目は10歳若返ったと言われ、気になっていた体の不調は全てリセット。生まれ変わった気分でした。走ることが楽しくて一人で各地のレースに出走するようになっていました。ランニングはダイエットと体力向上だけでなかった。走りながら分かったことですが、自己を見つめ、深く考えることにつながって、精神に大きな影響を与えたように思います。2015年の東京マラソンを最後にしましたが、16年間走り、60歳を前にして、‟一汁一菜でよいという提案” を書き上げることができたのも、案外ランニングの成果であると思っています。　」

今日のブログコーヒータイムは、音楽ナシ、ろくとハチも私の部屋にはこれなくて、鳥タイムもなし。
なぜかというと、さくらが私のベッドで眠っているから・・・。
できるだけさくらを起こさないように、こっそりと机に向かっている。
桃が昨日幼稚園から泣きながら、体がきついと言って帰ってきた。インフルエンザかもしれない。
とくはパパと寝て、さくらはバーバと寝て、桃はママと寝て、バラバラに夜を過ごした。
大家族で住むのは、一年のうちに何回も誰かの誕生日がめぐってくるように、病気の人も、体重の上下も、感情のぶれも、お腹が減る時も、楽しみたい時も・・・、とにかくあわただしい。
そうかあ。土井さんも不規則な生活とストレスで若い頃体を崩しそうになったんだ。そして運動をしたりして、身を持って一汁一菜にたどり着いた。
私も45歳からバレエを始めて、食事、生活と整えて、朝4時起きで、ブログを書くことにより、考えを掘り下げて・・・・。
たしかに、からだは若くなった。顔のしわだけは年相応だから・・・しょうがないにしても、頭は、お絵かきとブログで、ボケ防止作戦成功。
ストレスフルな社長の仕事とビジネスは、ま！！　短い人生をチャレンジで楽しもうという鈍感力。
わるくないナ。
あー　いつのまにかさくらが目をさまして、私の枕で、こちらをじーっと観察していた！！
ちいっちゃい生きものと、一緒に寝るのも、たまには楽しい。
お布団の外に出た、冷たくなった手を、昨日の夜はさすってあげた。
まどかと添い寝をしていた20代いや30代の夜を思い出していた。

2023年01月30日18:37

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おしんを見る

「海の玉手箱　　杉本幹
広くつながる海　迷った！？海獣たち
今月は大阪湾や東京湾に現れたクジラやアシカの仲間が大きくメディアに取り上げられました。こんな時水族館には問合せの電話がひっきりなしにかかります。写真や映像から判別します。しかし写真や映像だけでは細かい部分は分からないことが多く、トドも当初はオットセイと報道されたりして、専門家も‟〇〇の種類のようだ” ‟〇〇の仲間と思われます”という少しぼやかした回答になってしまいます。そして次に聞かれるのが、‟どうしてここにやってきた”です。まず、そもそも海に四方を囲まれた日本では、野性の水生哺乳動物は以外に身近で見られます。北海道では岸からラッコやアザラシが見られ、日本海や太平洋の三陸や銚子沖にはオットセイの群れが、和歌山沖ではマッコウクジラ、高知県土佐湾ではニタリクジラも見られます。三河湾と伊勢湾だけで約三千頭もイルカの仲間スナメリが生息していることをご存じの方は少ないでしょう。ですから、季節による回遊や、海流やエサの関係で、動物たちが普段見られないような場所に偶然姿を現すことは不思議ではありません。ただ今回のトドのように群れで行動する動物が、本来の生息地を離れて一頭だけで見つかる場合は、群れからはぐれたか迷子になったか、弱って海流に乗って運ばれるようにたどり着いたかが考えられます。いずれにしても推測でのお話で、ハッキリした要因はわかりません。唯一、確実に言えるのは、地球の3/4は海。海はそれだけ広く深くつながっているということです。　（鳥羽水族館学芸員）　」

あーそうかあ。いつも自分中心に、人間中心、東京中心・・・と狭く狭く、地球を忘れて生活している。と、海が地球の3/4を占めていたことを、すっかりと抜け落ちていた。しかも、日本はまわりが海で囲まれていた・・・。
とうと、とく、もも、さくらで、おしんを見た。
90分の子供時代のおしん、おしんが貧乏な家で生まれて、お米と引き換えにいかだに乗って、寒い冬に奉公に出掛ける。
と、‟なんでお母さんは泣いてるの” ‟なんで・・・” ‟どうして” が連発される。‟だまってみなさい”と言っても無理だった。
‟なんで、どうして”が最後まで続いて、とうと、さくらは我慢できず、理解できず、‟お風呂にはいろう” が今度は連発された。
ただ、ももだけは、じーっと見ていた。
しかも、ももが描いたその日のお絵かきは、すっごくおしんを表現していた。

思ったより、ももは現実をそのまま受け入れるタイプなのかもしれない。

2023年01月30日17:54

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やっぱりおしんの時代

「テヘラン　イランの中のおしん
‟おしんに似ていますね” タクシー運転手が、バックミラー越ににやりと笑った。絶対に似ていないと思ったが、‟そうですか？ありがとう” とお礼を言った。昨年末に訪れたテヘランでは、私が日本人と分かると、多くの人がテレビドラマ ‟おしん” の話題を振ってきた。イランでも1980年代におしんが放送され、爆発的なヒットとなった。おしんのひた向きでけなげな姿や、苦難に立ち向かう姿に多くのイラン人が引き込まれ、著名な女性作家がテレビ番組で、‟私の尊敬する人はおしんです”と答えるほどだった。イラン各地には、おしんの結婚後の姓‟田倉（たのくら）”に由来した‟タナクラバザール”と呼ばれる古着市もある。おしんが結婚後に服飾業で成功したことにちなんだとみられ、友人のムハンマド（42）は ‟ものごころついたときから、タナクラと呼んでいた。欧州から運んできた古着を売っている” と教えてくれた。今なお多くのイラン人に愛されているおしん。だが制裁で危機的な状況下。表現の自由などが制限された社会でも踏ん張って生きるイラン人こそ、現代のおしんそのもののような気がした。　（蜘手美鶴）　」

昔のリバイバルって、わかりやすくていい。
今、とく、もも、さくらにママと、毎晩夕食のときに見ているのが、家政婦のミタゾノシリーズだ。
家政婦に扮しているのが、Tokioのメンバー松岡昌宏。　
ミタゾノに ‟尊敬する人は？” と子どもが訪ねると、‟もちろんイチカワフサエさまです！！いたみいります” と答えていた。アハハ。
どんなにか厳しいことが起ころうと、子供だって、いや子供だから、子供の心で、春を待つ。
おしんは、世界共通なんだなあ。
よし、家政婦ミタゾノのあとは、おしんといこうかナあ。
イランでは、商売で成功してゆく姿が、心にやきつき、たのくらを開いているところに感動しているが、私は、やっぱりおしんといえば、大根飯、それにお手伝いさんとして丁稚奉公し、冷たい川で洗濯をしながら赤ちゃんをおぶってあやしているおしんの生活シーンが、心にささる。たのくらは、そこまで興味が残っていなかったナあ。おしんの一生で山あり谷ありの人生。
人によって、どこに感銘するかは、いろいろだナあ。

2023年01月30日17:21

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老後の幸せ度調査結果

「十字路　老後はお金があれば幸せか
資産が多い人ほど幸せに対する満足度が高い。これが生活満足度の調査結果だ。満足度は生活全般 ①仕事 ②やりがい ③健康水準 ④人間関係 ⑤資産水準の５つの側面で調査した。なかでも、資産水準が‟満足できる”の側に移るのは2000万円のところにあった。しかもその金額を超えても満足度は高くならない。多くの60代が2000万円を満足度の分岐点、目標点と考えているように映る。老後の生活に必要な資産額は人それぞれ違う。2000万円ではとても足りない人もいれば、そんなに必要ない人もいる。60代、その後の長い人生のライフプランを見直し、必要な資金額を自分の目線で考えることも必要だ。データでは資産水準に対する満足度は低くても、生活全般の満足度はそれを上回っていた。‟資産には満足できないが、それでも生活全般には何とか満足できている”のが今の60代と言ってもいい。お金が十分でなくとも、退職後の生活を満足できている現実にはほっとする。　フィンウェル研究所代表　野尻哲史　」

‟痛み止めの強ーいのを飲んだけど全然効かないの。それで昨日は痛くて痛くて息がつまりそうで眠れなかった！！”
‟なんとか原因だけでもわかればねえ”
‟多分、関節リュウマチだとは、思うんだけど。これ見て。指もパンパンで手も曲がらないし、股関節以外の全てのところが、イタイノー”
バレエのレッスンを待つ間、井戸端会議だ。
そう言えば、お正月あけからKさんもレッスンに顔を見せていない。彼女は股関節が痛くて、動かせないと言っていた。
大人バレエは、とりあえず、自分の時間を趣味や体のために使える人達、恵まれた人達だろうから・・・それでも、それぞれに悩みもあるだろう。
‟バーバ、ハイお手紙”
年中さんでこんなにきれいに字がかけるんだあ。えーどれどれ、‟ももちゃんだいすきだよ。しんでもももちゃんのおともだちだよ。ももちゃんだいすき・・・”
‟どひゃー”とおもったけど、ぐっとこらえて、‟いいおてがみね。ももちゃんもおへんじかけるように、じのれんしゅうしようか”
‟うん”
そう言えば、とくのお友達も、ママへのお手紙に、しんでもママが大好き！！とあった。
どういうことだろう。
私の若いころ、たしかに、♪ 死んでもあなたとくーらしていたいと ♪ みたいな歌があった。
老後の心配、老後の満足度一位は、生きている！！　ということだナ。
チャンチャン　おしまい。

2023年01月27日14:21

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人口減少と高齢化

Step up English　NIKKEI Asia
China's falling population threatens its industrial and militaly might
中国・人口減少時代に
中国の60年ぶりの人口減少は、製造大国としての地位だけでなく軍事的野望にも影を落とす人口上の課題を浮き彫りにしている。昨年の人口が14億1000万人余りに減少したことにより、中国は世界でも最も人口が多い国という長年の地位から陥落し、インドが上回ったとみられる。人口減少は労働力の縮小を意味し、世界経済に欠かせないエンジンとなってきた国に広範な影響を引き起こす。中国の生産年齢人口がピークに達したのは2016年に遡り、この問題は差し迫った定年退職の波によって、一段と切迫する。中国の労働力は9％縮小する。中国の団塊世代は出生率が年2000万人を超えていた1963年～75年に生まれた。彼らが今年から60歳に到達し始める。定年退職者に代わって労働力に加わるのは1億6600万人にとどまる。」

中国の定年退職年齢は、男性が60歳で女性が55歳らしい。
まだまだ若い何でもできる年齢だ。むかしの日本に近いのかなあ。日本は中国よりも先に高齢化がすすんでいるから年金は先送りされ、60代、70代もまだまだ活躍できる。
以前上海に行ったとき、高齢者が麻雀をやったり、公園で太極拳やら習字などをやって過ごしているのをみた。
私もとっくの昔に高齢者となっているのだが、その自覚は全くない。
今のところいつまでも現役と、若い者には負けないぞおという気概。っていうか、私は45歳から東京に出てきて社長になってから、生活スタイルが一変した。バレエを始めて体を動かし、社長になって経営という大仕事にとりかかり、食事も自分で考えてコントロールするなど、なんとか年に逆らって若返りに励んでいる。
ところが、ここだけは鍛えて強くするということが無理だ。それは顔。
皺ができ、肌はくすみ、目の周りはたれさがる。ワァー年相応だ。努めて笑っていないとすっごい恐ろしい顔になる。マスクで笑えなくなっていた。
気をつけようっと！！

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末口静枝

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