2023年03月

春の嵐の中

「新型コロナ対策の切り札とされたワクチン。その接種事業を検査した会計検査院の報告書は、確保数量の算定根拠やキャンセルに伴う返金額の妥当性など厚生労働省の対応に疑問を投げかけた。厚生労働省は2020年以降、製薬会社4社と計11回、計8億2000万回分の購入契約を結んだ。ファイザー3億9900万回分、モデルナ2億1300万回分、アトラスゼネカ1億2000万回分、ノバックス1億5000万回分。厚労省の担当者は取材に、‟買ってくれるところに早く売るのが企業の論理。できるだけ多く確保するために交渉した結果がこの数字だ”と話す。また、アストラゼネカワクチン1億2000万回分について、接種後まれに血栓症などが発症することが判明し、21年度の配布量は約18万5900回にとどまった。 朝日新聞 2023.3.30  」

あれれ、うちは朝日新聞とってないのに・・・!?!
間違って配達されたのあかナ。
私が読んでいるのは、日経夕刊、東京新聞夕刊、朝刊だから。
それにしても、マスクがとれてうれしい!!
顔の筋肉がこわばっていた。

「国際バカロレア認定207校
海外大入学資格など活用 政府目標達成
海外大学の入試資格として広く用いられる ‟国際バカロレア(IB)” について、文部科学省は28日、日本の認定校が207校になったと発表した。政府の目標を達成した。
IBはスイスに本部がある ‟国際バカロレア機構” が定める教育プログラム。国際性や探究心などを重視する。審査に合格すれば、多くの海外大学の入学資格や受験資格が得られる。 日経新聞夕刊 」

医療に教育と、世界標準にあてはめて、また利権が動く。
マクロの世界にとりこまれてゆく。ギューギューっと小さく小さく個人レベルで考えてみよう。
私はいったい、どうなりたいのか? 私は何を学びたいのか?
私が健康と感じるってどんな状態の時か?
それにしても、私は朝日新聞を読もうとしていなかった。
私は私の世界にこもりたい!! 私が大好きだ。
一歩私の外にでると春の嵐が吹き荒れている。だから自分を大切に!!
それに気づく時かな。

elephant in the room & 縄張り

「十字路 
‟部屋の中の象” が示す教訓
英語で‟部屋の中の象”elephant in tha room という表現がある。部屋の中に大きな象がいれば、その存在は明らかだ。それなのに象がいると口に出すことを、皆があえて避けている状況を指す。投資においては‟目先の高利回りにつられて、背後にある高いリスクを軽視して資金を投じるようなことを避ける”といった原則がある。その高いリスクという‟象”がいないように思い込もうとした。このところ仕組み債の販売姿勢に問題があると指摘がなされている。販売側に多く利益がある一方、複雑な金融商品で、投資家に対して説明が不足しているのではないか。ただ、投資家側にも落ち度がある。仕組み債で日経平均がある基準値を割り込まなければ高利回りがでる。ただ一度でも割り込むと・・・。株価の大きな下落という、頻繁に起こる誰の目にも明らかなリスクを軽視した、それがありえないかのようなふりをした。それらが象に踏みつぶされる結果になった。クレディ・スイス・グループのAT1債が無価値となったことで、騒然とする。大手金融機関なら経営危機に陥ることはありえないと、そこに存在するリスクは見えないことにして、高利回りであるAT1債に資金を投じた投資家が多いのかもしれない。AT1債がどういうリスクを抱えた金融商品なのか正確に説明できない販売者や、正しく理解できない投資家もいたと聞く。目先の高利回りを追い求めることをせず、理解できない投資は避ける。象に踏まれても壊れない投資をすべきだろう。 ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕 治好 」

朝5時45分きっかりに、ここ2〜3日やってくる。ろくもハチも私のちかくによってくる。私は窓をチョっと開ける。肌寒いが雨上りの透明な冷気がスーっと入ってくる。と同時に、‟ホーホケキョ” とシイの木の中から。私も口をすぼめて、‟ケキョケキョ” とかえす。かかさず ‟ホーホケキョ” とまたすぐ近くから。
夜が明け出す、うす闇の中で、澄んだ声が、かっきり1分鳴き合ったあと、またどこかに飛び立っていったんだろう。
鶯は、縄張りを持っているから・・・。挨拶に来たんだろうナあ。
NISAに老後の資金にと、インフレが進むと、目減りしてしまうから、お金がある人たちは何とか利益を大きくしたいし・・・、預金として銀行に預けていても、超低金利だからと、訳が分からず勧められるままにお付き合いしていた、ということだろうか。
私は35歳でまず一軒目の家を買った。初めての不動産投資だった。騙されるかもしれないと恐る恐る。だけど、そもそも結婚したての頃、まどかが生まれてすぐに、主人が作った会社が倒産した!! 主人の実家に転がり込み、図太く生きてきた。
そう言えばうちの家には、いつも大きな象がいる。象という名のリスクが!!
難しいけど、リスクをとらないと、リターンは生まれないし・・・。だから、うまくそこんとこ象と仲良く暮らすっということも必要だ。
象には細心の注意と敬意を払い、縄張りを守っていただくことも必要だ。
こんな大きな象がいるビジネスに誰も近づいてこないように!!

教育と答

「本当の思考力育つのか  
ネット依存 コロナ禍の子どもたち 3/5  
デジタル学習 戸惑う現場
子どもの学びを国際的に比較するOECDの学力到達度調査の中で、‟授業でデジタル機器を使う時間”は最下位だった。
‟世界から遅れたままでいられない”と国が打ち出したのがGIGAスクール構想。一人一台のタブレットを用意し、通信ネットワークを高速大容量に整備する学校・・・。コロナで一斉休校。オンラインの授業の活用が一気に進んだ。しかし‟これで良いのか”という疑問が教育現場から出ている。‟分かるまで先生が教えてくれる場所だった学校が、アプリや動画教材を提供する場に変わってしまった”と危機感を抱く。今の子どもは、インターネット上の他人の文章を切り取るコピペやアプリで資料をきれいに仕上げる術はたけている。‟でもそこに自分の思考が積み重なっているようには見えない。鉛筆で文字をしっかり描けない子どももおり、自ら文章や意見を紡ぎだせないと感じる。授業中にゲームや動画に興じる児童がいる。注意されると興奮して机を蹴り、いすを投げつける例もあった。AIドリルに不信を抱く。反復練習用ソフトで鉛筆で余白に計算しながら解き進むなどの過程がないから、間違えた原因もわからない。解答を選択肢から選んだり、考えずに適当に答えが選べるなど、懸念が多い。」

教育という領域に利害関係が入って、利権の雨が子供達を濡らしている。
大人も子供も それにしてもじっくりと考えることをしなくなった。
いったいなぜ? どうして? 何を目的に? ・・・ どうすれば? 
と、待てよ!! あ、そういうことか と、私は、常に???マークが、私の好奇心につながって、トレジャーハンティングにでかける。
というか、私たちを包んでいる、先が見えない不安の中、一歩一歩進んでいけるのは、?マークにしたがって、あたりをつけ、計算し、自分なりの答えを出す。そこからやってみて、実証してゆく。と、振り返ると、ほとんど失敗と間違いだらけ。アハハと笑って。 そこで初めて答えが出せる。
なのに、タブレット上で学ぶということは、あらかじめ答えが決まっていて、頭の中だけで、答えるわけだから・・・。 筋肉で考えるという人間が持つ最強の武器が使えない。
私はこの年になって、筋肉という最高のAIを発見した。だから、全てにからだを使って全身で考えるという技はすばらしい!! と今になって、66歳で結論を出す。
頭だけで、またはタブレット上で学んだことは、一瞬にして消え去る。
そして、AIが作り出したチープな答えで、操られてしまう。
筋肉で考える、けっこう過激な怪答が生まれる。 
アハハ、答えはいつも一つじゃないから。

「雨の桜  広田千悦子
桜の季節となりました。さまざまの種類の桜に目を向けていくと、盛りの時季はしばらく続きます。桃色の花を咲かせる川津桜は今は鮮やかな新葉。寒い時季から早々と咲いて、せっかちな者の心を静めてくれました。染井吉野はなんといっても花のただずまいの品の良さ。長いこと話題を独り占めしていることに異論はありません。天から降りてくるようにすーっと枝を下げ、風に舞うように静かに揺れる枝垂れ桜。年齢を重ねるたびに好きになる木です。そして熱狂が一段落した頃に咲く葉も花もおいしい八重桜。もし庭に一本だけ植えるとしたら、と考えてみると・・・・。ちなみに染井吉野は毎年、雨がちな時季と重なって空模様とにらめっこ。けれども ‟実は雨の日の桜が一番。しっとりと趣があるのだよ” と写真家の夫がつぶやいています。 」

旅行やら温泉やら、頻繁に行っていた。が、ここ1年以上出かけていない。とく、もも、さくらはお風呂大好き人間。
さっそくそんな子供達を連れて、みどり湯へ出かけた。
深くて熱いお風呂、浅くてボコボコと泡がでているお風呂、それに冷たい井戸水のお風呂。
盛り上がる子供達。帰りにオロナミンCとコーヒー牛乳を番台でチビリチビリやる!! 最高。
実はそこから歩いて自由ヶ丘駅近くに、マミーというおもちゃ屋がある。楽しい子供の日が毎日続く。
もう3人は、自分でパンツにシャツに靴下に、自分で脱いで自分ではける。いつの間にか、おむつもしなくなったし、シャキシャキ歩いて商店街の人混みの中の移動もできる。もうすっかりバーバと一緒に何かを楽しめるまで成長した。
日曜日は、さくらとショッピングセンターのマーケティングにでかけた。
結構、金属探知機のように、繁盛店をかぎ分ける能力も発揮できる。
さくらが喜んで入るお店は人気だ。子供目線の楽しさが!! 
そしてバーバも孫たちと一緒に生活すると、子供の感性、つぼみの桜のこれから花開いてゆく才能をしっかりと感じられる。
うれしい、楽しい、毎日子供の日!!

頭に酸素を

「編集後記  日経ヴェリタス
‟ 師走 デマに踊る ” ・・・ 巻頭特集で触れた豊川信用金庫事件について当時(1973年12月15日)の日経新聞をみると、こんな見出しが躍っていました。倒産の噂を聞いた預金者約4890人が13日〜14日にかけて本店や支店に押しかけ ‟大混乱となった”と伝えています。大蔵省や日銀は14日、豊川信金が中堅の優良金庫で経営上問題はないとして火消に走り、16日付けの日経は警察がデマの出所を‟若い女性の何気ないおしゃべり”と突き止めたと報じています。それでも噂が完全に消えるには時間がかかりました。当時は‟インフレ、石油危機、モノ不足”への不安から、デマやパニックが広がりやすい世相だったと推測されます。その点では現在に通じる部分もありそうです。(デスク 成瀬美和) 」

1973年ということは・・・今から50年前。私が中学生の頃かあ。
インフレ、石油危機、モノ不足への不安から、デマやパニックが広がりやすい。たしかに、何かに踊らされやすい時が今かあ。
1973年、大混乱がおこったとき、トイレットペーパーが消えた。コロナが始まった時も、マスクを買いにみんな列をなした。ワクチンやらPCR検査にも!!
そして今となっては、マスクをはずせなくなっている。
5時28分、夜が明けだした空に、一羽の鴈が、雲の中をさーっと横ぎっていった。
いつ火事が起きても不思議でない、ピリピリとした空気が世界に充満している。
デマや不安でパニックにならないように、しっかりと呼吸をして、頭に酸素を送ろう。
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