2023年09月

左手のピアニスト

「語る 舘野 泉さん     神様、右手はもう結構
米寿を前に、‟ヒット” に恵まれた。左手のピアニストと弦楽の為の教育的五重奏 ‟鬼の学校” が、人気を博しています。‟40分以上ある曲なのに子供が身を乗り出して聴いている” 基礎科目、運動、給食などユニークな楽章構成で鬼の学校の一日を描く。2002年に脳出血で右半身が不自由になって以来、左手のピアニストとして活動してきた。‟よく、当時はさぞ絶望したでしょうと、聞かれますが、そんなことはない。いずれ音楽に戻ってこられると確信していたし、それに人間には、少し休む時間が必要なんですよ” 1936年生まれ。第二次世界大戦末期、自宅に焼夷弾が落ち、音楽からしばらく離れた。東京芸大受験でも1年浪人したが、‟その時期が幸せだった”。 コロナ禍の後の演奏会では大人のみならず子供も喜ばせている。この20年、あまたの左手の作品を開拓してきた。例えば通常は両手で弾く音域を、あえて左手だけで弾くと ‟迫力や緊張感が増す”。 今や、‟神様に再び右手でも弾けるようにしてあげようと言われても、結構ですと断ります”。 それほど左手の世界を楽しんでいる。波乱万丈の歩みにも見えるが、自身はいたってシンプルに生きているという。‟私はただ音楽をやっているにすぎない。ずっと同じことを続けているんですよ” 。   たての・いずみ=ピアニスト 」

木曜日担当の鬼のバレエ講師 千秋先生。ここ1ヵ月、シンデレラのリハーサルで、他の先生が教えを行っている。
ハアー 千秋先生じゃないから、ゆっくりゆったりとバレエのレッスンと思いきや。
千秋先生よりも若い。とりあえず子千秋と私は呼んでいる。
子千秋先生は、千秋先生のハード プラス 若さから、量、練習量が半端なく増量された。
たとえば、パドブレ。千秋先生だとレッスンルームの端から端までパドブレで移動!! それはそれでハードだけど、途中移動する中で、引き上げが持たなければ、コトンと落ちて、何秒か歩きまた始める。パドブレのきざみも少し大股にして移動してしまうなど気を抜けるが、子千秋先生の場合、バーを両手で持ったまま、延々と曲が終わるまで刻み続ける。下りることは許されず、‟足を強く” と檄が飛ぶ。休みなく、どんどんメニューが繰り出されてゆく。‟時間はおしてるけど、よし最後に”と・・・ あー早く千秋先生 帰ってこないかナあ。
と、世の中には、想像を超える、上には上の人達がたくさんいるんだナあ。

高齢化社会とは具体的にどのような社会なのか?

「高齢化社会とは具体的にどのような社会なのか?購買データでみると、20年前と比べて大きな変化が起きている。ひと月のうちで最も売り上げが高い日は、20年前はもちろん25日であった。2007年ごろから、年金支給日の15日(偶数月)が最も高くなり、2013年ごろから、生活保護の支給日(1日)、給料日(25日)の順になっている。購買データの変化は高齢化の進展を如実に示している。徐々に消費の中心的役割を担い始めた65歳以上の人口は今や29.1%を占め、大きな消費者層となりつつある。その多くの人は公的年金が主たる収入源であり、一部生活保護を受給している人たちも多い。この層はベースアップや昇進、昇給、ボーナスも無い。消費の現場で見ると、高齢化社会とは社会保障の収入に依存する人が多くなって行く社会である。  高齢化社会と削減価値 セコマ会長 丸谷智保  」

今日は、ラ・トミオカから、高橋さんと金井さんがバレリーナの布地を選びに来てくれた。
近況報告をしたあと、私はバレエのレッスンがあるから、よかったらいっしょに体験しませんかと声をかかけた。
できれば、私達もバレエやりたいから、社長、ラ・トミオカの近くにバレエスタジオをつくって下さい!!と、宿題をいただいた。
今日のレッスンは、術後の検診でMさんがお休み。ただ体調がよくなったのでと、お休みしていたYさんがもどってきて、3人でバレエのレッスンを先生から受ける。
久しぶりに参加したYさんは、網膜剥離で左目を手術したらしい。そもそも近視だったらしく、コンタクトやらメガネで、眼科は定期的に通っていた。近眼の人は眼球の形がいびつで網膜剥離になりやすく、そこがはがれると話した。
そしてもう片方の目もいつ網膜剥離が起こるかもしれないので、定期健診は続ける必要があると、眼科とは一生のつきあいとため息をついた。その話を聞いていた先生も、もう一人のMさんも、口々に私はレーシックやったよ、白内障の手術もと、盛り上がった。私は、終始聞く方にまわっていた。
私は、そうだ、この前、孫の投げたボールが間違って私の目に当たった。
その時、念のために眼科へ行った。
一通りの検査で異常なかったが、念のために年齢からいったら白内障が疑われるので、検診をしましょうと言われた。
が断って逃げてきた。たしかに目は疲れる。特に眉毛あたりがコリコリする。自分でマッサージをする。目の奥を超音波でマッサージする器械を買っていたので、それをほぼ毎晩目にあてている。
とりあえず老眼は、新聞を見るときに、100均で買った老眼鏡があれば、あとは素でいける。
高齢社会とは、偶数月の15日が待ち遠しい社会だ。
それにしても、私と同じくらい年をとった高齢のろくとハチは、からだはいたって若い時と比べて、変化はみえない。しいていえば、ろくはちょっと頑固になった。性格がじいさんぽくなった。
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そしてハチはすぐ居眠りをするようになったくらいかナ。
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人の思考(偏愛)その続き

「角田光代の偏愛日記 質問で分かる人の思考(走る習慣に驚かれ)
たとえばウクレレを習いはじめるという同世代の友人がいるとする。50代半ばを過ぎての習いごとに私は驚き、‟ウクレレの曲に感動する機会があったの?” ‟友だちに誘われたの?” ‟ギターより持ち運びが楽だから?” というようなことを聞くだろう。それはそのまま、新しく何かをはじめるなんて考えたことのない私が、もしウクレレを習うとしたら・・・という想定の順番だ。だから‟いや、旅先でかわいいウクレレに一目ぼれして買っちゃんたんだよね” などと返ってくると、ぎょっとする。私の中には絶対に存在しない選択肢だからだ。何気なく発した質問で、気づけなかった自分の思考傾向に気づくこともあり、想定しない相手の答に、思考の幅がいくばくか広がることもある。そういえば、私が源氏物語の現代語訳を受け持つとおおやけになったとき、もっとも多く聞かれたのが、‟源氏物語すきだったっけ?”というものだった。不思議な質問だなと思っていたけれど、よく考えてみれば、そう聞く人は自分が源氏物語好きなのだ。あるいは好きなことに時間を費やす人たちなのだ。依頼を断れなかったからだと答えると、みな、あっけにとられた顔をした。依頼を断れないという理由だけで、そんな好きでもないことに5年以上も費やす、という考えが、質問者たちにはないのだと知り、私はなんだか自分を恥じたい気持になった。 」

バレエを2週くらい休んでいたまちこさんが帰ってきた。
たぶんこの時期は、北海道かなあ? 去年は白いとうもろこしをお土産に持ってきてくれた!!
やっぱり細長いものを手にして、これすっごくおいしいの!! 
あれれ、黄色いびんに貼られたラベルは、パッションフルーツ!?
‟え、どこに行ってたの? てっきりこの時期は北海道と思ってた”
‟ハワイで9日間過ごしたの” ‟ワァー いいナあ”
大人バレエにかよっている私たちのクラスでは、お仕事をしている人は少ない。
60代70代・・・、すでにご夫婦で定年を迎えていたり、または主婦をずーっとしていて、子供も成長したし、といった環境の人たち。
今は、人生百年時代だから、これからは自分の大切な時間、好きなことをして、という楽しく充実した時をおくっている。
私は、現役で仕事をして、あとせめて20年はがんばるぞおと ‟86歳現役ぶっちぎり作戦ハチロク!!”  ハチロク作戦 をたてている。
そのエネルギーのもとは、考えると、これもあれも好きなことが散りばめられている。そもそも私は仕事が好きだ!!  チラシを配るのも悪くない。子供も大好きだし、人がおもしろいし、お金も大好き、かけひきも楽しい・・・・。
だからハチロク作戦は第一段で、たぶん第二段にも踏み込んでゆくと思う。

人の思考 その一

「角田光代の偏愛日記  質問で分かる人の思考 (走る習慣に驚かれ)
毎週末、10キロから15キロ走ることを習慣にして15年になる。走ることがいかに嫌いでも、習慣にしてしまうと、歯磨きや入浴のごとく人は走る。走らないと気持ちが悪く、一日落ち着かない。それでも今もいやいやながら週末の朝は走っている。この習慣に驚く人が時々いる。おもしろいのが驚いたときの質問である。
‟え、雨でも走るの?” と聞く人がいる。
‟寒くても走るの?” と聞く人がいる。
‟暑くても走るの?” と聞く人がいる。
‟二日酔いでも走るの?” と聞く人がいる。
いろんな質問があるものだと感心しつつ、はたとひらめくものがあった。みんな自分の苦手な事象を言っている! 雨でも走るのか? と聞く人は雨の日が、暑くてもと聞く人は暑さが、寒くてもと聞く人は寒さが、二日酔いでもと聞く人は二日酔いが、ほかの何よりも苦手だったりするのだ。そう考えると、他者に向けた質問というのは、ときに質問した人自身を語ることが存外多いことに気づく。まず自分の経験や感情をもとにした推測が、質問となるからだ。」 (次回につづく)

まず習慣(あることが繰り返し行われた結果、その事がしきたりになること)
しきたり(昔からのならわし、慣例)
しきたり(受け入れられること、動かしがたい) Custom.  tradition.  habit.

そういえば、45歳以降なぜか、私は習慣を固めてきた。
意識してそうした、そうなった。
朝4時起き、本を読み、ブログを書く。朝のスープとコーヒーを作る。ろく、ハチと書斎へ行く。シャワーで全身を清め、特に口の中を丹念に洗う。仕事に出かける。バレエをする。からだのメンテナンスをする。その日の食事のかりに出かける。一日は二食。食べたいものを仕入れて、夕食を楽しむ。・・・・。
最近加わった新しい習慣は、とくの宿題をみる。できるだけ車でももとさくらを幼稚園へ送る。
絵を描く。踊りのジャンルを広げる(ルンバ、チャチャチャ、ジャイブ、ワルツ・・・)。
あと、夜は悩まない、考え事をせず眠りにつく。
心配事が何かあれば、明日の朝に持ち越す。
なかなかできない習慣だけど、せっかちにならない。時間が解決してくれることもあると信じる。
目先のことでなく、遠くをみて夢をみる・・・・と考え方の習慣も修正して人間改造を死ぬときまでに完成しようとあがいている。


ノンバーバルコミュニケーション 声なき声

「パントマイム第一人者 ヨネヤマママコさんが、20日老衰のため死去。88歳。山梨県出身。舞踏家の大野一雄さんらに師事。1954年自身のパントマイム作品 ‟雪の夜にネコを捨てる” が高く評価された。NHK
の番組‟私はパック”に出演し、人気を集めた。60年に渡米し、米国各地の大学や劇団で指導しながら基礎メソッドを研究した。帰国後は、‟ ママコ・ザ・マイムスタジオ ” を設立。日本のパントマイムの第一人者として活躍した。代表作に ‟ 新宿駅・ラッシュアワーのタンゴ ” など。  東京新聞 」

‟ここはどうやって入会するの?”
9月22日オープンした、柏のアリオ店3階にある、バレリーナ1号店!!
受付にいる私に、外国人のパパらしき人がたずねてきた。
‟ハイ、入会はこちらでできます” と、パンフレットを広げて説明を始める。
あとから小学5年生の女の子とママも説明に加わった。パパもママも、娘さんにバレエを習わせたい。が、娘さんは泣き出してしまった。
多分日本での生活が慣れないのかな? 学校にお友達がいないのか? 言葉に不自由があるのか? 環境の違いに慣れないのか? 想像が頭に次々とでてくる。
‟バレエは、ノンバーバルコミュニケーションです”
言葉を使わずに、からだを使って楽しさや悲しみ、不安や希望、嫉妬やあこがれ・・・いろいろな感情を、踊りで表現していくインターナショナルなダンスです。きっとお嬢様の力になると思いますよ。
と話した。絶対にバレエを習ってほしい。
私も、45歳から21年続けてきた。
バレエは私に、言葉を使わずに人と人がつながる、そんな気づき、そして負けないでチャレンジしてゆく力強さを与えてくれた。
‟ご家族で話し合って、またこちらにお越し下さい!!”
‟体験もできますし、新しい学校ですから、みんなバレエ初めてです。できなくても恥ずかしくないし、一緒に頑張るお友達もできるよ!!” とお話した。
柏アリオ店、バレリーナ1号店は、9月30日と10月1日、先生方のエキシビションが行われる。
オープン日、社長挨拶も、よろしくお願い致します。
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運勢 松風庵主 25日赤口 とり年
閑を愉しみて 天地自然の声なき声を聴く。本日は大吉祥日。

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