2024年12月

お宝は日本に

「ジュエリーの真髄   
アルビオンアート 至高の名品コレクション 山口遼
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はじめに
この本は、日本を代表する世界的なジュエリーコレクターであるアルビオンアート代表取締役の有川一三さんが集めた途方もないジュエリーコレクションから選んだ作品です。そもそもの始まりは10年前、有川さんからご連絡頂いたことでした。そこで彼が見せてくれたコレクションに、私は正直、腰を抜かしました。私もジュエリー業界で仕事をして60年以上、裏表もほぼ知り尽くし、欧州の美術館も50以上覗き見てきました。ジュエリーがあるといわれる所には、ほとんど行ったと思います。その目で見ても彼のコレクションは‟途方もないもの”でした。・・・。
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日本でジュエリーらしきものが作られ始めて100年ちょっと。本当に優れたジュエリーとはどういうものなのかということを、お客様も業界も実はよく知らないままに、街には奇妙な装身具があふれているのが今の日本です。どうかここに掲げたジュエリーをみていただき、日本にこれほどのジュエリーがあるという奇跡を、そして、これらの作品を買い、使っているお客様が、わが国に多くいるという事実を、ぜひ知っていただきたい。それだけが私の願いであり、希望であります。 」

とうと、クリスマスの日にブックオフに出向きこの本を手にいれた。3636円+税の本が2800円(税込3080円)。古い本だろうと思っていたら、なんと2024年5月5日初版だった。
ヘエー!!
ということは、ここにのっているお宝はまだ日本にある。ということだ。すごいナあ。私は週1回銀座へ行く。そこには、ミキモトやら名だたるジュエリーショップが軒を連ね、ブランドのお店も多い。でも、そこですら目にすることのできないすばらしいお宝が日本で収集されている。ということが何か心がワクワクしてくる。しかも本物を目にしないと、宝石ほど偽物に騙されてしまう。
私も10年前は、ビジネスが絶好調だったから、ショウメに結構出入りしていた。パリに買い付けまで出かけた。今ではブックオフで、写真だけでも・・・。そして、ブックオフの棚で鍵つきで並んでいるショーウィンドウを店員さんにお願して開けて頂いた。
‟ブー!!!” 警報ブザーが突然なった。黒い手袋をした店員さんが、‟失礼しました”とブザーを止め、宝石を出して、手にとらせてくれた。
‟ワァー素敵なチャーム” 
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ブルーの石がキラキラと美しい!!
‟それも本と一緒にいただきます”
大人買いしてしまった。

でも見ているだけで楽しい。
ところでみなさん、この青い石のペンダントチャーム、おいくら万円だと思いますか?
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12に000000・・、いくつ つくか当てて下さい。
みなさんのお宝を見る目もチェックしましょう。
答えは次のブログで。

来年2025年1月6日からオフィスは仕事始まりとなります。

それではよいお年を!!

ざくろボタニカルアート

「植物画 ボタニカルアート

植物画ボタニカルアートは、薬草を見分けるために描かれた図譜を起源としています。古代ギリシアの時代から描かれていたという、長い歴史を持っています。

植物画が盛んに描かれるようになったのは、“大航海時代”になってからです。ヨーロッパの列強が競ってインド、アジア大陸、アメリカ大陸などを探検するようになり、各地に自生する珍しい植物にも関心が寄せられました。
まだ写真のない時代だったので、植物学者と画家が同行し、現地で描かれた植物学的にも正しく詳しい絵が本国に続々と送られました。

それらの絵があまりにも素晴らしいということから、主にイギリスやフランスの富裕層の間で大流行しました。

・植物の特性を変えない
・実物大に描く
・背景に何も描かない
・人工的なる(花瓶や植木鉢など)を描かない

ザクロを描いてみましょう

(ボタニカルアートレッスン 高橋京子)  」

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ザクロをみつけて買った。
絵を描くために、透明な赤を描きたい。

そのためにはうすく水を調整しながら、赤の色(パーマネントローズ)をコントロールする。
光の部分は、色をぬり残して、画用紙の白を残しておく。
種の部分に、イエローオーカーをいれて、果肉がつまったところはクリムソンレーキを重ねてぬる。
色をみつけて、ザクロを描く作業はすっごく楽しい!!

“社長、ホームページの挿絵描いてくれませんか?”

高澤さんから思いもかけずお仕事を頂いた。
うれしい、冬休みの宿題ができた。
“描いてみよう!!描きたい!!何を描こうか?”
と心がはばたいてゆく ---------------。

“あれ、この絵”
銀行の応接間になんとザクロの絵が飾ってあった。
今日は25日クリスマス、忙しい五十日、給料日、しかも年末大安とあって、着金確認に時間が予想以上にかかった。

だけど商談は成立!!メリークリスマス。

サンタさんから、パンダ水彩絵画24色が届いていた。
不思議に点と点が、星のきらめきのようにつながっている線となり、未来への道をつなげてくれた。






メリークリスマス

「十字路  辰年から巳年の市場を展望する


今年は辰年。辰という字は振や震に通じるとされ、経済・金融・政治も大きな動きのある年となった。

米国はトランプ大統領下で物事を動かしやすい体制が今後2年間まで続く。一方、日本や欧州では物事を進めにくい対照的な国が増えている。

金融政策も動いた。インフレがピークアウトした米欧では利下げが、一方日本は約17年ぶりに利上げに踏み切った。
この夏も株は短期間で振幅を見せた。

来年は巳年。
巳という字は今まで地下に眠っていた生き物が冬眠を終え、春になり地表にはい出す形を表す。従来伏在していたものが明らかになり動きが活発になる年だという。

見えてくるのは国内のインフレ動向の行方ではないか。
来年も物価が堅調ならば企業行動も金融機関の経営も資産運用も大きな転機を迎えるだろう。

流れがより明らかになれば企業も覚悟を迫らせる。日本が抱える諸課題への対応も待ったなしだ。日本企業が経営革新による更なる成長で物価上昇も乗り越えていく姿を期待している。

(ニッセイアセットマネジメント 社長 大関洋)  」



さくらがバレエの先生に“ブラックサンタって知ってる?”と話していた。

“ブラックサンタは悪い子供のところにやってきて、プレゼントの袋には石と石炭が入っているの。
重くて持てない子どものたましいを取っていくらしい。
いいサンタは太っているけど、ブラックサンタは痩せているの。”

“ヘェーそんな話幼稚園ではやってるの?”
とバレエの先生が聞くと

“ちがうよ、大人のユーチューブでみたんだ。先生は子どもの頃いい子だったんだね。ブラックサンタ来なかったから・・・”

と、朝早く約束どおり起きてきた。とくは、4時にはもうクリスマスツリーのまわりにプレゼントが置かれていた。

“ねえバーバ、バーバ、静枝っていう袋もあるよ”

“それにママの袋も、アー、パパだけがない”

“千のプレゼントもアマゾンから届いた!!”

朝早く、白くなりそうな息の中で千ははしゃぐ。

そういえば、バーバもクリスマスプレゼントがいくつか。
その中にブラックサンタからのも、確かにあった。

それは捨てる神様と拾う神様からのものだった。

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年の瀬に

「くらし歳時記  年の瀬のしたく  広田千悦子
冷たくなる空気の中で、鉄砲百合の乾ききった種殻が、花のように開いています。すっかり葉を散らした木々を眺めると、光の当たる方へと手を伸ばしているのがよくわかります。思いがけずに太くたくましいもの、さまざまな姿が露わになっています。一年もあと数えるほどとなって、おそらくは今週のクリスマスを過ぎると今年もあっという間に除夜を迎え、新しい年が始まるのでしょう。お正月飾りをつくりながら、過ぎゆく今年を振り返り、新しい年はこういうことができたらいいなあと思いを温めたりします。今年は常緑の枝を添えた玉飾りにすることにしました。モミとエゾマツの枝です。ぐるっと丸めたしめ縄は来年の干支に思いを馳せたかたちにします。松の水揚げに使った水は深い森の香りがします。かたちと香りの両方から力をいただいて、心静かに年の瀬を過ごすことができたらと思います。」

今年もなんとか無事に年が越せそうだ・・・。と考えていたら、ギリギリになって、東京リサーチの人がうちの会社の状況を調べにきた。どこかの会社の依頼があって、決算報告やら、ビジネスの状況を調べに来る。年に何回か帝国データバンクやら東証リサーチの人たちとは、すでに顔みしりだ。また来たかという感じで、今度はどこのご依頼で? だけど、こっちは顔をみせるが、相手は知らせない。というのがこの依頼のルールになっている。
いつも調べられる立場で、こちらが相手のことをこっそり調べたりということを私はやったことがない。
そうか、思いだした。イーオンさんが調べますよ!!と言っていた。
私は会社をいくつか経営している。教育サービス、製造販売、資産管理など目的によって、会社が分かれている。そのうちのイーオンさんにとって新しい取引が始まる。あーだから、調べているのか。ま、それは聞いていたからOK。と、かってに想像してみた。
2025年新しい年は、まだ顔が見えない。
いったいどういう未来が始まるのか。
それにしても、ここ2〜3日に海の夢を見ている。
波がうねり、ある時は魚が釣れ、ある時は砂浜を走り抜ける。
私は若くなって、知らない男が 2人エスコートしてくれる。
ちょっとハラハラして、そしてワクワクする。
巳年。

未来からの贈り物の鍵

「こころの玉手箱  作家 池澤夏樹
悲観を脱する導き手に
その年は一つの企画に沿って世界中いろいろなところに行った。テレビ番組の製作だが、随分大がかりで予算も充分。それが可能な時代だった。‟未来からの贈り物”というタイトルで、その名のとおり、人類がこれから立ち向かう未来がどんなものになるのか、少しでも覗いてみようという姿勢で、行く先々でいろいろな人に会う。ぼくは物語担当ということで枠となるストーリーを作る。仮にゴーシュ君と名付けた若者が世界を旅する。彼は喋らず、映すのも背中だけ。彼を象徴するように使われるのが1本の古い鍵。ぼくたちはこれをインドのジスパという小さな村の古道具屋で見つけた。たぶん100年以上前のもので細工も美しい。未来を探る旅のシンボルで鍵はふさわしいと思った。・・・・。この時期、ぼくは ‟楽しい終末” という本を書いた。人類の未来についてとても悲観的だった。小説が書けなくなった。そこから抜け出すために旅をした。そう考えると、この鍵はぼくにとってこそ導きだったかもしれない。」
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私は最近ブックオフ的なものにはまっている。
新丸子、麻布十番、自由ヶ丘と何店舗かを回っている。
この時期、私のクローゼットはそれらの勝利品で充実する。コートだけでも、紫、グレーのファー、中国風ハーフコート、銀行回り用のブラック・・・。ファーがついたものでも2980円!! セーターは480円!! おどろきの価格。
今買おうかどうか迷っているのが・・・ 2800円の宝石の本。全フルカラーでため息がでるほど美しく細工された輝く石たちのネックレス、ティアラ。世界文化社の本で、しかも立ち読みすると、これらは日本にあるらしい!?!・・・。
ところで鍵だが、2024年に初めてラ・トミオカに金庫を買った。パンダ銀貨を収めるために。
それまでバレリーナの工場には、神棚はあったが金庫はなかった。
徳留さんに ‟中古でもいいから、大きめなものを探して!!” とお願いして、いい感じのものがやってきた。床が金庫の重さで抜けないように、業者の人が板を下に敷いて補強してくれた。しかもその鍵は初めて見る形のものだった。




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