2025年03月

サバイバル

『230億円賠償求め 現旧経営陣を提訴 フジHD株主

元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発したフジテレビの問題を巡り、
親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主の男性=福岡市=27日、
東京都内で記者会見し、退任が発表された。日枝久取締役相談役ら現経営陣15人に対し、
計約230億円の賠償を求める株主代表訴訟を東京地裁に起こしたと明らかにした。
訴状によると、フジの港浩一前社長は遅くとも2023年7月にはトラブルを知っていたのに
他の経営陣や専門家に相談せず、中居氏が司会を務めた番組を休止しなかったと主張。
「内部統制システムが不十分」として、取締役らに注意義務違反があったとしている。
 東京新聞夕刊 4.23』



今、同時平行で2冊の本を読んでいる。
裏道を行け ディストピア世界をHACKする
人生の難易度が上がり 普通に生きていたら転落する 橋 玲

「まさか私がクビですか?
なぜか裁判沙汰になった人たちの告白 日本経済新聞 (揺れた天秤 取材班)」

人類が社会を形成して以降、人は争いを避けて通れません。
この国で各地の地裁に起こされた民事訴訟は、年間145件、起訴された刑事事件は65件。
その内、ニュースとして報道されるのは、ごくごくわずかな一部にすぎません。
関係者以外、誰も知らない「その他大勢」の裁判をのぞいた時、
私たちが目にしたのは「裁判沙汰」が日常のすぐ隣にあるという現実でした。
訴訟と無縁に生きてきたビジネスパースンや市民も、いつ「落とし穴」に
足を取られるかわかりません。
毎日新聞を見たり、ネットでニュースをチェックしたり…
確かにいろいろな事が次から次へと起っている。
安心安全を求め、そのために保険をかけて、何とか心の安らぎを保とうとしている。
いや、違う。
そもそも安心安全ほど危険なものはない。
そして保険はごくごく小さな掛け捨てだけだ。
生身の体で、何とかすれすれに生き延びている。

FANTASTIC

『大波小波
「虚言の国」化する世界
ティム・オブライエンの20年ぶりの長編「虚言の国アメリカ・ファンタスティカ」が刊行された。
訴えているのはアメリカに感染拡大した「ミソメイニア(虚言症)」のシリアスな危険だ。
「この国の半数は嘘をつくことしかできないモンスターを崇めている」
という主人公の痛烈な言語がそれを物語っている。
少なくとも「AMERICA FANTASTIC]を「虚言の国」として訳した村上春樹。
作者の意図をそう汲み取ったはずだ。
実際その現実の症状に、世界が日々驚かされている最中だ。
さて、「虚言症」に冒されている国はアメリカだけではない。
ロシアもイスラエルもだ。そして日本も他人事ではない。
3月11日黙祷を捧げながら原発を維持しようとする政府は立派な虚言症ではないか。
「虚言の国」化する世界が本書から見えてくる(嘘発見器)』



会談で英会話の先生方が30名ほど集まった。
まずは私がスピーチをして、それから椎葉さんの80歳定年のお祝いをした。
「20年と3ヵ月つとめました」と、椎葉さんは感無量の涙を流した。
もう留守番電話入れないでくださいネ!」と、
一人の先生が言った後、みんなは爆笑した。
もう椎葉さんが、留守電に現金出納帳の残高の数字を合わせる連絡はこれから聞けなくなる。
それにしても、あっという間の20年間だった。
帰りにふと、日枝神社に寄ってみたくなった。
渋谷・六本木・赤坂・紀尾井とオフィスが移る中、銀行を回る為とくを連れて椎葉さんは、
日枝神社を歩き、帰りにとくにおにぎりを買っていた。
3歳くらいだったとくは、オフィスにきて、しいによく可愛がってもらっていた。
また会えるでしょう!!と言って、椎葉さんとの最後の言葉とした。
私は前を向いて歩いていくしかない。
日枝神社で御祈りをした。
手を合わせてみんなの未来の為に。
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お引越し

「尾辻克彦 ‟ 風の吹く部屋 ”  五千円でそのくらいの廊下があれば私が借りますよ わたしが
東京23区の新築マンションの平均価格が1億円を超えたという。だがそんな高額な物件を、誰もが購入できるわけではないだろう。購入が無理なら賃貸。そして都心から少し離れれば、いろいろと選択肢が出てくる。全国から人を集め続ける東京である。予算の範囲内で、満足できる住居を見つけることのしんどさは、何も今に始まった話しではない。中央線国分寺にある木造の小さな一軒屋に住むイラストレーターの父と小学生の娘。アジの塩焼きとホウレンソウのおひたしの夕食を終えて、さあ、お風呂の時間だ。いままでは銭湯だったけど、今度はお風呂ができたのだ。主人公の父娘は風呂のない自宅から新たに借りた風呂だけのアパートに行くために中央線に乗った。・・・。そこは小さなお風呂ばかりが何軒も固まっている、いわば ‟風呂だけアパート” だ。家賃は月8千円。風呂付の物件に越すよりは安上がりだろう。次はどこかに居間が廊下を借りたいものだ。・・・。 」

私の大好きな楽しいことば ‟銭湯へ行く!!”
仕事の帰りや、お休みの日 孫たちを連れて、週に2回は出かける。
あつーいたっぷりの湯舟につかり、そしてヒャアー!!と 冷たい水風呂にザブーンとひたる。最高だ。
冬の寒い日は、ガチガチに凍った体がとけてゆく。
夏の暑い日は、汗をかいて冷えた体が、しんから温まる。
銭湯で知り合った常連さん達とも、自然によもやま話もできる。
風呂上りは、とく、もも、さくらはコーヒー牛乳かオロナミンC。私はクラフトビールをいただく。
こんな幸せがずーっと続くといいナあと願う。
なんなら、そのうち私も銭湯の横に引っ越そうかナあ。

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百貨店ビルも今や廃墟

かつて北海道東部最大の繁華街として栄えた釧路市のJR釧路駅周辺で多くの空きビルや空き家が廃墟化している。人口減少や郊外型商業施設の進出で賑わいが消え、解体費の工面などができずに放置されたままだ。専門家は ‟人口が減っていく中で全国に共通する問題だ” と法整備を訴える。巨大な空きビル地上6階建ては、2006年に閉店した百貨店 ‟丸井今井釧路店” が入っていた建物で、ひさしのパネルははがれ、内部の配管が丸見えの状態だ。釧路市によると、丸井今井店閉店後に札幌市内の会社が土地と建物を取得し、新たな商業施設をオープンしようと外壁工事などを行ったが、テナントが入らず計画は中止に。‟人であふれ成長する釧路の街を覚えているだけに、廃墟だらけなのはやっぱり淋しい” こう話すのは観光ガイドでこのビルで働いていた木村浩章さん(84)。駅周辺には廃業したホテルや百貨店などの空きビルが19棟あり、うち旧丸井今井を含む2棟が危険性が高い。1棟で十数憶円に及ぶ解体費も市を悩ませる。木村さんは街を案内する観光客から、廃墟化した空ビルや空き家は ‟うちの地元も同じ” とよく言われるという。  東京新聞 夕刊 2025.3.26  」

とく、もも、さくらが春休みとなった。時間をもてあましているかもと、バーバと3匹で旅行をしようかナあ、と考えている。
プールで泳ぎたい!! らしく、温水プール付き子供ホテルとググってみたら、あるにはあるようだ。
ふっと、元丸井今井釧路店を見に行ってみたいという衝動にかられた。
‟うちの地元も同じよ” と廃墟や空き家があちこちにあるという現実。
東京に住んでいると、土地は上がり、人は増え、と真逆の中にいる。
だけど一歩そこからでると、そう言えばと思いあたってくる。
自宅、オフィース、新店商業施設、釧路、表参道と、私の行動範囲はせばめられてきた。
そろそろ旅にでないと、考えが偏ってくるナあ。
春だ。旅にでよう。

そういうこと

「 ATM利用30万円まで 詐欺対策で一律制限 
75歳以上、警察庁検討

ATMの取引限度額を巡り、警察庁が75歳以上の利用者について1日あたり30万円に制限する方向で検討している。引き出し・振り込みも上限の金額を低く設定することで、急増する特殊詐欺の被害を抑える狙いがある。これまでは各金融機関の自主的な取り組みだった。業務で多額の出入金が見込まれる個人事業主は、例外的に制限の対象から外すことも検討している。
2024年の特殊詐欺被害額は721.5億円に上った。 」


木曜日はひろくんが休みの日。みんなでスタミナ太郎へ行くらしい。私は仕事とそのあと社交ダンスとバレエでけっこう大変な一日だ。“スタミナ太郎!?”って行ったことがないけれど、焼肉、カレー、お寿司、サラダ、スイーツ、ドリンクバーが食べ放題のバイキングらしい。

肉はスライスしてあってシャブシャブにするくらいの薄さらしいけど・・・“歯が悪い人でも食べられる” “社長がスイーツをたくさん食べられるとお店は赤字になる”と言っていたらしい。

それにまどかが学生時代に通っていたらしく、学食よりも安い!!しかもお友達はタッパーを持ってきてお持ち帰りもしていたらしい!?!きっと子供達は喜ぶだろうナぁ。バイキングって好きだから。

それにしても、コロナで生き残り、しかも人件費や材料費がうなぎのぼりに上がっている今。
拍手を送りたい、がんばっているお店。
いろんなことに、私たちは翻弄されている。
そしていろんな締め付けが、正義の名のもとにおこなわれる。
常に柔軟性をもって、前向きに笑っていこうか。




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