2026年07月

命の水と創造力

「さすらい人のひとりごと 命の水 中谷美紀
硬度304mg/Lと、程よいミネラル感の硬水は、まろやかな味わいでph7.2の弱アルカリ性により、喉ごしよろしく全身の細胞に染みわたることが感じられた。風光明媚なフレンチアルプスの山麓、レマン湖をも望む雄大な景色と、フランスが誇るエビアンのナチュラルなミネラルウォーターを有するレ=バン。アルプスの山深く、森林に雪が積もり、それが溶けて地層に吸収され、何層もの岩間を透過して清水となり、飲用可能なお水となる15年以上にも及ぶ過程。人間の60%は水からなることは、自明の事実であり、その水を何で満たすのかの選択は、私たちひとりひとりに委ねられている。 」

雑誌がカード会社から1カ月1回送られてくる。
そこでのエッセイ。そして裏ページにHICH Jewelry WATCHESのページがのっていた。
貴女を主役にする ‟時の宝石”。HARRY WINSTON、TIFFANY & Co., BREGUET、エビアンを代表としたフランスの水。そして、ハイジュエリーのブランド。
なにか心の中をペパーミントの風がすーっと吹き抜けていく。
えー、エビアンでひたひたのプールで泳ぎたいナあ。
こんなハイジュエリーの時計を身につけて、さっそうと歩きたいナあ。
小さい小さい文字の中に、お値段が見えた。
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いち、にい、さん、しー・・・と、0 の数を数えてみた。
44,132,000円(税込)  25,245,000円(税込)  33,417,000円(税込)。
ということは、4413万2千円、2524万5千円、3341万7千円だ。億まではしなかったけど。
人間に与えられた最後の希望は、想像力だ!!
今日も、久が原エビアン樽風呂でシュワ―っといこう。
最高!!


人形の夢と目覚め

「住箱のスミ  藤原千秋
‟人形の夢と目覚め” というピアノ曲があります。オースティン作曲のかわいい小曲です。もともと有名な曲ですが、この30年弱の間にピアノと全く関係がない方にも知れ渡っています。実は毎日耳にしているという方も少なくないでしょう。
‟お風呂が沸きました” そう、あの曲です。このような ‟お湯はり完了メロディ” は、もともと目の不自由な方にも分かるよう、自動給湯器に搭載されたそうです。また目が見える私たちにも、慌ただしい生活の中では、音声だけだと聞き逃すこともあるからです。というのも、我が家では、‟配管クリーンを開始します” という音声メッセージのみは、認識したことがないようです。‟お風呂が沸きました” のメロディには何十年も親しんできたのに、‟配管クリーンを開始します” は家族に意味のある言葉として受け取られていなかった。人って存外 ‟きいているつもり” ‟知っているつもり” のまま日々を過ごしている存在なのかもしれません。 (住生活ジャーナリスト)  」

京都芸大2日目は、かぼちゃを描いた。
一個丸ごとではなく、1/4にバシッと切られたカボチャ、その切断面を描くのは結構難しかった。
頭が考えようとして、見えてるままが描けない。
正確に形をとらえるのは、至極の業だった。
7時間もあるのに、ほとんどの人は時間が足りなかったと話していた。
私は、そうはいっても、まず集中時間がもたないのがわかっていた、だから、カップ&ソーサ―を持参した。温かいまどかが淹れてくれた特製のお茶。とくとくと象印魔法瓶から注ぐ。今日は立って描くぞと決めていた。まず、7時間座りっぱなしは、身体がもたない。
‟ほうー、立って描きますか?” 先生がよってきた。
‟ハイ、こちらのほうが疲れませんから”
ということで、座る時はリラックスしてティーをいただく。外苑に広がる緑を堪能する。
などと繰り返しながら、楽しくデッサンをした。
もちろん、半分の時間で描き、半分の時間はリラクゼーション。
‟お風呂が沸きましたよー” という言葉の広がり、イメージで過ごせれば、人形の夢は目覚める

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めじろ押し

「くらし歳時記 水浴び 広田千悦子
土用も中盤を過ぎようとしていますが、日陰を選んで歩く日々は当分続きそうです。水をまけば潤いを求めてトンボやチョウが飛んできます。羽にかからぬように気をつけても、突進してくれば避けられません。華奢な羽は案外たくましく、少しの水などものともしないようです。しぶきを受けてまぶしく輝いて、飛ぶ姿も軽やかです。鳥たちの水浴びも心地よさそうです。メジロは真夏の森の緑に溶け込み見えにくいだけ。秋から冬には、めじろ押しということばを生んだ通り、枝で身を寄せ合う姿が見られるでしょう。この暑さもいつかは懐かしむ日々がくる。そう自分に言い聞かせながら7月を見送りたいと思います。 」

京都芸大外苑キャンパスのデッサンの一日目はトマトを描いた。
自分のトマトを選び、じっくり観察しながら、6Hから6Bまでの13本の黒の鉛筆を使って描く。
私は、まずは2Bで、かげの部分を見つけながら、黒く見える部分をさがしながら、描いていく。
第一関門は、真っ白な画用紙に、黒を描きだす瞬間。心臓が高鳴る。
バレエの時もそうだ。音楽が始まり、踊り出す瞬間。
その第一歩が成功すれば、あとは自然に描けて、踊り出すことができる。
この時、私の脳は左脳から右脳へ切り替わる。
左脳がどんなに、ぐちゃぐちゃとちゃちゃを入れてきても、右脳は根拠なき自信があるから。
‟やればできるでしょう!!”
‟私は描ける” ‟私はおどれる”
で、実際右脳は裏切らない!!

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あー楽しかった。となる。



生活習慣が変わると

「安ければいいの?  コンパス
古美術店で1個のぐいのみい出会った。いずれ人間国宝になるのでは、との呼び声もある名匠が制作した逸品だ。晩酌の供にしたいとの欲望を抑えきれず、2万8千円をはたいて購入した。きっと、これから価値を高めていくに違いないと思いきや、‟値段が跳ねあがることはないのでは” と店員。日本酒の需要が減っている。いくら美術品として優れていても、ぐいのみを欲しいという人がいなくては仕方がない。店内には、世界的な画家ジャンセンの作品も、バレリーナを描いた水彩画で、豪華な額に入っている。さぞ値が張るだろうと聞くと、想定よりもはるかに低額。店員は、‟家に絵を飾る人が少なくなっているのです” と理由を説明した。生活習慣が変わると、顧みられなくなる美術品もある。先人が紡いだ‟美” が確かに込められているにもかかわらず。そばの箱に無造作に積み上げられた書画の掛け軸の山を見て、さみしさが胸に迫った。 林啓太  」

今日から2日間、京都芸大の外苑キャンパスでデッサンの講義で缶詰になる。
朝、会社へ行って、その足で動く。遅くなるから、外食となる。
生活習慣がこの2日間は、まず座ったまま描き続けるのは、身体の負担になるし、外食は家で食べる食事とまったく違う。
たいしたことないよネ、と。だけど、私にとっては大きな違いだ。その分をまた、1週間でもとに戻す作業が必要だ。
この健康体を維持するのにも、高齢者はけっこう普段の生活をストイックに微調整しなければと考えている。
変なところにこだわりがある、私の生活習慣。

キャベツの次は、結婚式の引き出物でいただいたフルーツを描いています。
2日目

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時はカネナリ!?!

「Re Life ローカルへ  時はカネなり?
私たちは歴史を経るにつれて一貫して労働時間が減ってきたと思い込んでいる節がある。だが産業革命以前の労働時間は1日3〜6時間だった。工業化でどこの国も、ローカルの人々を都市移住に誘い矮小な住まいから職場へ‟通勤”の型を生み出し、時間管理が始まり、長時間労働化した。働き方も能動的自発性から指揮命令になった。1897年フランス人が記した大阪の印象は、‟人々はもはや平和な暮らしを味わうゆとりもない。人々は忙しげに動き回り、駆け回るばかりだ。いつも不安で、心が充たされない。ここでは、職人は少なくとも週に4日は働かなければならない” と、週4日なら現代より少ない。石川啄木は‟我々近代人は、というのを、我々性急な者共は” と解した方がいいと述べている。‟時は金なり” の元々の意味は、無理ない範囲で生活に必要なものを得るために働くことで、多くの収入を得ることや限界まで労働時間にあてることではないらしい。ふむ。明治初期の外国人曰く、‟日本人は幸せな人種である。わずかなことで満足し、決して多くを成し遂げようとはしない”  高坂勝(脱‟経済成長”)  」

私はどちらかというと、忙しいのが好きかナあ。
ボーっとしていると、逆に疲れるから苦手だ。
そういえば、海に行って一日砂浜でボーっと過ごすことを楽しみにしていた。だけど長めの休みの時は、海外にでかけて、にぎやかな町やら、スーパーやらをまわり、朝から晩まで、せわしなくスケジュールをびっしりいれて、あー楽しい!!と感じた。
鳥どしは、バタバタ貧乏。
ということか。
なんとか週4日を目指して、がんばろうと!!
そうすると週3日は自由時間で、またスケジュールをびっしりいれよう!!


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