そろそろ次の本いかがですか? と何社かからのお誘いが入ってきた。だいたい秋から仕込んで春に出版というパターンだったから、たしかに・・・・。9月中に引越し先もはっきりしてくる。そこにはベッドルームとは別に書斎オフィスを作りたいと考えていた。ワンルームのアトリエから2LDKとオープンキッチンが次の部屋の条件。クリアできれば書斎にこもって執筆活動にも集中できるかな。それに食事もしっかりと改善しよう。壁に向かってもくもくと料理をするのがいやだった。もっと楽しく創造力を働かせて、オープンマインドのキッチンは、まずコンブ、ドンコなど出汁をしっかりとって、調理器具も揃えて、茹でる、煮る、蒸すなどプロ使用!?で料理も学びたいなあ。
「今、食べている食品が未来の自分も民族も構成する。民族の未来は、「口養生」にかかっている。それは、いかに自然の必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水を摂取し、約60兆個という自己の細胞を健全化するかという問題である。」
「ところが現代日本の食生活は、絶望的な状況である。各家庭のテーブルを見ただけで、健全な日本人が近い将来いなくなることが予見できる。
戦後、私たちの食生活は健康の基となる完全有機農法から、科学肥料、農薬農法へと変化した。さらに、米国マクガマンレポートで絶賛された「医食同源」の自然和食から、毒物である科学添加物だらけの食品へと落ちてしまった。危機管理研究家である元警察官の北芝健氏も科学添加物による精神作用で日本社会が凶暴化していることを指摘するほど、巷には化学物質漬けの食品があふれている。」 
−マインドコントロールして 池田整治−
我が家には味の素はなかった。嫁ぎ先では何かにつけて、お漬物、味噌汁、煮物・・・。シャッシャッシャッとふられていた。母は味の素は高くて買えないと言っていたが、そのくせ 出汁をとるコンブはラオス産の一本物とこだわりがあった。梅干だけは、妹のみっちゃんが漬けて瓶ごとくれていた。今思えば母からしっかりと料理を学ぶべきだった。私は決して過去を悔やむ人間ではない。前だけを見て突っ走っているが、それだけは・・・。ただ舌は作られている。そして音と鼻、夜明け前の暗いうちから、トントンと聞こえてくる、そして温かい湯気とともに漂いだすドンコ、薄口醤油の香り・・・。
“ ママー、家族が淋しい人が増えたよお ”
“ でも、その根っこを見てみると、みんなで一緒に食事をとるってことがほとんどないみたい。”
しかも、台所でお料理する女の人の姿が消えつつある。そうだネエ。どうかすると、包丁よりもハサミの方が活躍しているし、レトルトの袋を切ったり、紙パックや包装紙・・・。魚はとうの昔にさばくことはなくなった。昔はアジくらいは内臓を出し、とやっていた。レンコダイのウロコが飛び散るのに苦戦したり・・・・。本当にヤバイことだ。
新しい場所で、生活の見直しだ!!
このままで全てを人に任せて、いや工場製品に頼って生活していると大変なことになる。
もう一度地に足をつけて、きちんと正しく生活しよう。
母の記憶を頼りに!!