表参道にすごく狭い本屋がある。本当に新幹線駅のホームにあるキヨスクみたいに畳2畳くらいの長方形の薄い本屋。階段の踊り場にもずらっと本が並び、3階まで登りながら文庫本のタイトルの背表紙を見ていく。“老いない体 寺門琢己著”一冊。外の交差点交番前でベビーカーのとくとまどかが待っているから、急いで手に取った。
“本書で紹介する整体の知恵で、老化しない身体を手に入れましょう。愛し愛される体を作り生涯現役を目指しましょう。”
ところでそもそも老化、身体が老いるというのはどういうことか?
“若い頃のように歩けない、飲み食いできない、見えない、聞こえない、眠れない・・・・。 様々な答えを総合すると、自分のことを自分でできなくなる、生活動作が不自由になる、できないことが増える。”
「男の人が女の人よりも早く死ぬよね。78くらいですか?」
「いやいや、生活年令は75才でそれから介護など何とかで86才くらいが平均じゃないですか? でも2034年問題というのがあって、団塊の世代の人が86才で死ぬまで医療費やら介護費やらが大きな問題になってくるらしいですよ。」
商談の時にダンディHさんが話していた。
そうか。目指すは生涯現役、愛し愛される身体かあ。とざっとこの本を一気に読んだ。
“老いた体は乾燥と炎症ででいている。
年令とともに汗をかけなくなったり、唾液が出にくい、潤いがなくなって乾燥してくる。”
“体が乾燥するとバリア機能が落ちて雑菌が侵入、脳が過熱するとイライラが勃発。”
頭を冷やして潤いを取り戻し、手足は温める。頭寒足熱を目指せ。
老化は過熱、乾燥 → 雑菌の侵入 → 炎症、のステップで起こる。
ということで、週末は体のことを少しケアーしてみよう。
ゆったりとお風呂に入り、美しい音楽を聴いて、本を読んで、新しい知識を取り入れたり。今週はざわついていたなあ、いつもより自分にメンテナンスをかけよう!!
早速 夜明けの朝風呂をいれた。