忙しいなあと感じるのは・・・・、
やらないといけないことや、やらないといけない思いにとらわれて、時間が足りないと切羽つまった時に、感じる焦燥感の一つ。
逆に、なーにもすることがないし、しなくてもいいし、時間はたっぷりとあって、時計の針の動きがおそーいと感じるとき、ボケーっとちょっと退屈なとき、ちょうどいい湯加減ってなかなかない。
あれれ、この暑いときに、ホワイトクリスマスがかかっている。

COLLABRO.ACT.TWO
“僕が夢見るのは雪のクリスマス
僕が過ごしてきたものと同じように
梢が煌めき
雪の中から聞こえてくるそりの鈴に
子供たちが耳をすませるような

クリスマスカードに一枚一枚書くのさ
あなたの日々が陽気で明るいものになりますように
そしてあなたのクリスマスに毎年雪が降りますように”

あらためてこの世界中の人が知って歌っているこの歌詞をみてみると・・・・。
人が追い求めている愛や幸せな心地よさって当たり前にくり返される些細なことと平和なひとときなんだなあと感じる。それらを見失うと、心は迷走を始める。そして欲望が目を覚まし、力をつけ、猛威を奮いだす。そうなると顔はゆがみ、この夏を冷房をガンガンかけ、全速力で駆け抜けようと躍起になる。
“ママー、あそこにかき氷やさんができてたよ。”
“末口さん、青山一丁目の夏祭りの盆踊りってすっごいんですよ。”
とくが見つけたあ。レジの前で私を見て、“にっこりー!!” って笑っている。
でも胸にはマンゴジュースを両手でしっかり抱えている。
“にっこりーィ”
本当はマンゴジュースとレジ前に山積みにされたチョコレートツンツンが、できれば二つほしい。
だけど暗黙のうちのルールが決まっている。
お買物で、とくが選んでいいのは一つだけ。
“今日は何にする?” だいたいレジ前に子供用のお菓子は並べてある。紀伊国屋はそれでもナショナルストアと比べて子供アイテムは少ない。だけどとくが一番好きな練りチョコレートにスティックスナックでチョンチョンとつけて食べるこのお菓子を、とくは限りなく愛している。
いつも隠れるようにおかれてあるその商品が今日はたくさーん!!
だけどだけど、とくはすでにマンゴジュースを手にとっていた。
バーバに、ニコーっと笑うのは、“バーバ一個しかだめ!?” と聞いている。
欲望と暗黙のうちのルールと闘って、泣かなかった。泣いておねだりしなかった。
一歩成長したナ。
暑い夏こそ、ホワイトクリスマスを聴いて、少し心をカームダウン。
心の平和、雪の中の鈴の音を聞こう!!