先生がプンプン怒ってる文章が載っている。
「本音のコラム 法政大学 竹田茂夫 幸せな日本人」
竹田先生の視点、すっごく参考になるので、私はいつも講師会でマクロ経済の話をする時に、参考にさせて頂いている。なぜ、幸せな日本人に対して、先生がプンプンなのか?
「阿倍政権の場当たり的な経済政策には理由がある。政権の本音が内外で強権を振るう強面(こわもて)の国家作りにある。経済は国民を引き寄せる餌にすぎないからだ。政策思想は新自由主義や新旧のケインズ主義とマネタリズムの混合物だ。政策は実現不能でも構わないし、目標と実現値が離れても意に介さない。黒田日銀がいい例だ。“2年で2%のインフレ目標達成”は見ての通り、急きょ策定した 新“3本の矢 ”のでたらめさも米政権に匹敵する。名目GDP600兆円、希望出生率1.8%、介護離職ゼロをどう実行するのか。“人づくり革命” なる珍スローガンも出てきた。大衆迎合の日米政権が成立したもっと深い理由は、格差拡大やグローバル金融の不安定化で行き詰った資本主義をどうさばくか、決定打がないからだ。
株主価値重視のために、企業統治を形だけ導入しても、東芝、三菱自、東洋ゴム、日産、神鋼と不祥事が続く。
その背後で職場統治と勤労の価値観が確実にむしばまれていく。
賃金低迷や非正規の拡大や、老後の不安があっても、新卒者は売り手市場で、失業率は歴史的低水準。原発も爆発しそうにない。
“もりかけ”問題などは生活に大した意味はない。だまされたふりをして、当面は自公に任せようというわけだ。幸せな日本人!  2017.10.19 」

だまされたふりをして・・・・、幸せな日本人。
本当にでたらめな政治、一部の人が日本国民から甘い蜜を吸う。
しっかり見えてるけど、・・・・。まず幸せな日本人でいるためには、ドロドロの政治の世界を見ないようにするしかない。次々に告発したジャーナリスト達が命を奪われる恐ろしい時代だ。
だから、先生も気をつけてほしい。強面の国家に!! 
そしてだまされたふりをした幸せな日本人は、うたれ強い。それでも弱者の戦略がある。ランチェスターだ。
大量戦では、必ず、兵器の数や兵士の数、お金、情報の量、すべてで負ける。
だから、局地で一騎戦に持ち込むしかない。
そして、ニッチにやつらがやってこない地の果てまでも、開拓するしかないこともわかっている。 
幸せなふりをしている日本人に、もしかしたら、天の光がさす一点もあることを念じ信じる。先生いつも恐れず真実を叫んでくださってありがとうございます。

19日運勢 (先勝)松風庵主
とり年 尺取虫な曲がれば次は伸びる。不遇は他日の発展の基となる。