「それ!! まわりすぎよ。」
「え!?」 「クッペをして正面を向く。だから身体は半分しか回ってないの。」
そうか、だからピューンといってたのか。
背中、後ろ太もも、下腹など、ポイントの関節に、意識が目覚めてきた。お蔭で先生の指示を身体で理解できる。

「メガブルーバードのスピードについていけなかった」 
「早すぎて」
そうか、15年いっしょに働いてきたけど、彼との距離は遠く離れていたんだ。筋肉よりも脂肪がついてしまった。リメイクの時が必要かあ!? もう一緒に走っていけないんだ・・・・。
病気の姉とその娘は、私の責任の中に残った。
ブレーメンの音楽隊は多様性。飛べないニワトリ、荷物を運べないろば・・・・、 どんなものにもキラリと光る個性が宿る。ブレーメンの音楽隊。笛吹きの私は、みんなで楽しく仕事をしていく美しく楽しいハーモニー。

「科学者は頭がよくなくてはいけない。最もだが、その後に、同時に頭が悪くなくてはいけない。と続けば、うん? となる。そう書いているのは物理学者の寺田寅彦である。この場合の頭が悪いとは、効率や無駄を考えないということだろう。頭がよい人は見通しが利く分、無駄で価値のなさそうなことを試みない。頭が悪い人はそれにもがむしゃらに取組む。結果、無駄でも、その過程で予想もしていなかった重大な宝にぶつかることもあるものだと教える。」 筆洗 東京新聞  2017.11.26

この青山に引越してきたとき、こんな無駄の部屋(リビング42畳、トイレ3つ、お風呂2つの2LDK)に女一人が住むって、どうしてケンコーポさんは私にこの物件を紹介したんだろうって!?!?
だけど、今では、この無駄がしっくりいく。私が早く走りすぎるのには理由がある。人よりも早く目的地につきたい!! 一番のり。人は、一つのことをしっかりやり遂げようときちんと準備して一歩一歩進む・・・・。だけど私は、あれーという間にピューっと行っちゃって、折り返ししてきて、また次の道、そして次の道とずんずん走る。なぜか?
なぜか? 獲物を仕留めるのに、玉が一個の一発勝負より、散弾銃でバラバラバラと打つ方を選ぶからだ。・・・・要するに、殆んどの玉ははずれ!! その中に偶然に一発がかすめるかもしれない。
というわけで、とり年12月最後の最後まで、無駄と知りつつ、それでもバタバタと走りまわる。
みんなついてきてネー。