1月1日
あけましておめでとうございます。
とくは、ひいじいちゃんから、ももも、お年玉をもらう。
ひいじいちゃん88才。米寿。六本木に元日早々足を伸ばし、あかすりをしてもらう。ドンキも開いていた。干しスルメ、出汁こぶ、ドンコを買って、数の子、子持ち昆布を、ハサミで千切りにして加える。焼き芋はお土産。すごーく甘いスイートポテト。じいちゃんはゆっくり一匙ずつスプーンで口に入れる。一本ペロリと平らげた。食欲はある。のどに詰まらせながらも、食べている。意識もしっかりしているから、何とか老人ホームや病院に入らないで自宅で生活できれば、今年もまた旅行にも行ける。

「行かねば、
行くの?
彼女が呼んでる
お前は荷物持ちだ
頼むぞ ジュヴェの26年とグラス2つ
食堂車のワインは猫の小便だ
己を責めるよ
彼女の直感に耳を傾けなかった
人生は何をしても無意味だ
瞬く間に終わる
次の瞬間に死後硬直
善人は若くして死んでしまう
なぜ麦畑で止まる
10月19日 19 October
Closing of the Frontier    国境の閉鎖 」

The Grand Budapest Hotel  グランド・ブダペスト・ホテル
ヨーロッパの最高峰 グランド・ブダペスト・ホテル。 伝説のコンシェルジュとロビーボーイの話。
「彼は取巻きと同じで
不安で虚栄心が強く
軽薄、金髪、寂しがり屋
ついに金持ちにもなった。
だが老人にはなれなかった。
2年後幼い息子と殺された。
プロセイン風邪なんかにね。
今なら1週間で治るが
当時は何百人も死んだ 」

人生は何をしても無意味。瞬く間に終わる。
そうやって、父の人生は88歳、米寿を迎えた。
私は61才になる。80才まであと20年。
しっかり生きよう。