「美しいものを自分だけのものとして手元に置きたい。こうした古代から変わらない人間の欲望は今や美術品や宝飾品だけでなく、希少な動物にも向かっている。絶滅危惧種『アジア・アロワナ』、高級魚の巨大マーケットの実態。
東南アジアに生息し、世界最古と言われる淡水魚、アジアアロワナは、米国での輸入が禁止されている。それでも米国への密売が後を絶たない人気の高級魚だ。中国でも縁起がよく、最高で3000万円近い値がつくものもあるという。東南アジアの養殖業者は巨万の富を築き、日本のブローカーも活躍しているというから驚きだ。高級魚市場は価格が大きく変動し、米中のマネーを取り込んで、投資妙味がある点は、ほかの金融商品と同じ。シンガポールの養殖業者が株式を上場するなど、産業として確実に育っている。また、アンダーグラウンドな経済と関わりがあり、盗難事件も起きている点は、美術品市場の姿とも重なる。一見グロテスクで、飼育にも手間がかかるアロワナがなぜ、これほどまでに世界中の人を引き付けるのか。投資商品としても魅力があるとされる高級魚だが、本書で描かれる熱狂ぶりからは、カネ余りの危うさが切々と伝わってくる。   高級魚アロワナに群がるマネー  中尚子 この一冊 絶滅危惧種ビジネス 原書房2200円 」

けっこう高い本だなあ。 でもすぐ読みたい。
ここ一日二日で、アメリカ、日本と株価が一気にに下がった。バブルがはじけだしたのか?
そして、表参道の花屋にも色とりどりのチューリップが並びだした。
ロン毛のお兄さんの四つ角の花屋はすでに絶滅。ハアー、春は始まったばかり。三寒四温のゆさぶりが続く季節。右往左往なんてしていられない。 だって土曜日は発表会。
“末口さんって、そう言えば身体故障しないネ”
長くクラシックバレエをやっていると、腰だ、膝だ、足首だと、みんな何らかの痛みや不具合と闘いながら、踊り続けている。
“そうネ、末口ジャスミンは、痛気持ちいいと、感じることができる鈍感力を持っている。”
世の中、うまく泳ぎ続けるには、鈍感になることも大切だ。
そう、ほどほどに、鈍感に、アロワナのように、グロテスクにゆったりと泳ぐ、泳ごう!!