今日は、レイバーディ。労働者、働く人たちの日。だから みんなお休み。ショッピングモールも、ホテルのプールもレストランも、すごーい賑わいだ。
“ビールを3つ下さい”
“何にしますか?”
“サンミゲール?”
とりあえずオーダーするけれど、それ以上は冷えたのは品切れ。イカもビーフも品切れ。どこのお店も行列待ちで、入っても・・・・。 ここは東京とは違う国。昭和の日本に近いかな。高度成長期で、ビルがぐんぐんと建ちはじめて、一つの家族に子供は3人4人とぞろぞろいて、若い人が多く、活気とエネルギーと欲望に満ちている。それでも、去年の6月にオープンしたこのショッピングモールで、“ あれー あのラーメン屋がなくなってウィンディーズに!? ” カミングスーンの壁の中は、前は何の店だったかしら!? 30%は閉店か入れ替わりで、1年もたないお店も多い。でも もし ここで10年続けることができれば・・・。この街はリトルラスベガスを政府が目指して巨大な街づくりを進めているから、ずらりとレジデンスに囲まれ、MBBマニラもそれなりに成長していることだろう。

「人間が豊かに暮らしてゆくには、ちゃんとした経済感覚をもつことが大切なのは言うまでもありません。しかし、どのような経済感覚を持つのがよいのかは、時代によってまったく異なります。
日本の昭和の時代、たとえば、1940年代(昭和15年)インフレで、1500円くらいだった土地が、50年の間に東京は1億円に化け、10倍も値上がりしました。1990年世界の富豪ランキング1位に、森ビルのオーナー森泰吉郎さんがフォーブス誌に載りました。その後不動産バブルは崩壊し、不動産の価格が下落し、たくさんの会社が衰退もしくは破綻しました。これらの会社の共通点は、多額の借入金で資金を集め、大きな実物資産(お金ではなくモノ)を保有していたという点です。
このような経営方法は、インフレの時代には富み栄えるためには有効でした。しかしデフレの時代においては、経営資源の主役は『モノ』ではなく『お金』になります。事業活動で利益を出せば、会社の資産は増えますが、その時に『モノ』を増やすのではなく『お金』を増やすことができるかどうかが、興亡のカギになります。」 
決算書はここだけ読め キャッシュフロー計算書 前川修満

日本はデフレと高齢者が溢れる国。政府の税金も上がっていく。年をとると、食べるもの、着るものも・・・たしかにモノはそんなにいらない。けど、介護やら医療やらなどのサービスを受けるためにお金は必要になってくる。しかも定年が65才だと、それから先は仕事がなくなれば、入ってくるお金はますます・・・・。
だから日本で生きていくためには、お金!! そしてデフレだからお金の価値は上がり、物の値段は下がる。
それと真逆の国が、このフィリピン。
すっごくクリアに時代をワープできる。頭の体操だ。