王子にある北トピアで今日は松山バレエのシンデレラ公演。
とく、カー、山口先生と一緒に出掛けた。
森下洋子先生のシンデレラ。すばらしい!! トウシューズで高く立ち、箒を持って床をはく姿も、ワァーすてき。世界一美しい掃除をするシンデレラ!! 
2時半に大盛況のうちに公演は終った。よし、南北線に乗って帰る途中後楽園に寄り道をした。
とくとカーと一緒にメリーゴーランドに乗って、そこからパトレンジャーショーシアターに行ってみる。またそこから麻布公園へ・・・・。4時起きのとくは、そろそろ限界かなあー。
それにしても、孫、そして小さな子供は、何て可愛いんだろう。1日いろいろなところへ連れまわして、一緒にたくさんの経験をする。こうやって、どんどんバーバは孫に入れ込んでいくんだろうなあ。子供は人間がつくった最高の芸術。触れ合っていればいるほど幸せになってくる。

「政府が “先進美術館” の創設を検討しているというニュースが、人々を驚かせている。いままで美術館の役割は、価値の定まった作品の収集、保存、研究などに限れられてきた。
これからは、そこに投資も加えようという提案である。若手作家の作品を安値で買って、高値で売る。そんな売り抜けを可能にしようということらしい。
美術は市場と切り離せず、作品売買には昔から投資の側面がある。いまでは数十億で取引されるゴッホの名作も、生前は金にならなかった。隠れた名作の発見には高い価値があるし、それで利益を得るのも正当な行為だ。だから投資そのものが悪いわけではない。とはいえ、公共の使命を帯びた美術館が、税金を使って美術投資に乗り出すことに正当性があるのだろうか。
いまの美術市場はいささか異常である。世界の美術市場は今世紀に入って急成長を遂げている。2017年市場規模は6.75兆円。2001年の3倍以上にあたる。現代美術のオークションでは、売上規模は10倍以上、日本がそんなバブルに乗り遅れたとの危機感からか。実際2017年の日本の市場規模は2500億円、世界の4%弱でしかない。
しかし、その巨大市場の内実はいささか虚しいものがある。
今世紀の美術市場の成長は中国を中心とした新興国マネーだと言われる。そして取引の中心は評価の定まらない現代美術だ。ざっくり言えば、美術について知識のほとんどない新興富裕層が、よくわからない作品を金に物を言わせて買い漁り、相場を吊り上げる。むろん金持ちが何を買っても自由だし、けれども、そのゲームに税金を投じて参入すべきかといえば、答えは否だろう。
現代美術はマネーゲームと化している。
金融資本主義の奔流が公共性を吹き飛ばしてしまった。
何でも作品になるということは、何でも高値で売りつけられるということであり、実際そうやって巨額のマネーが動いている。しかし美術とは、そもそもそういうものだっただろうか。一歩立ち止まって考えてほしい。
美術とマネーゲーム 東 浩紀 」

税金を使って美術品に投資するって!?! しかもそれを売ったり買ったりするキャピタルゲイン狙い。ということは、安く買い叩いて高く売り抜ける。アートや芸術がマネーゲームに。しかも税金を使うということは、国をあげて取り組む!?!? カジノも究極は胴元しか儲からないビジネスモデルなのに・・・・。この国は、愛や優しさ、美しいものへの思いまで、お金もうけに売り渡そうとしているとしたら・・・・。