“人を使えなくても億万長者になれますか?”
若い男の子から、ドアを開けて帰り際に質問された。度肝をぬかれて、えっ!?という顔の私に、
“あーだって僕は人を使うことができないから・・・・”
“そうか、君は技術者だからねえ。技術者は自分でできるから・・・・。人に任せるより、自分で何でもやっちゃうからねえ。”
“あーだけど、リアルアセットメントやペーパーアセットメントだと大丈夫。”
“投資ですか!?! それだと勉強しないといけないナあ。”
“まずはリアルセットメントから始めたら・・・・。手堅いよ。”
・・・・・・・。
億万長者かあ。なんか久しぶりに聞いた言葉だ!! しかも、若い男の人が私に近寄って、ふいに声をかけるって!?! ドギマギするのが、今までのよくあるパターン!! その場合、私から欲しいものは、〇〇〇〇〇。だけど今の私には・・・・、〇〇〇〇。
私もお人よしだから。もういくらでも教えてあげよう!!って気持になって、相手のことを考え出す。昔はそれが恋愛感情だったが、今では商売商売!! マニ、マニ、マニー!! マニーは、マニタというお金の女神。もしかしたら私の目指すべきはお金の女神!?!
と、もうひとつ、今日は男達と、お金の女神の商談があった。時間は11時30分まで。
まず契約期間は1年。そしてその結果により Go Go Go となる。MBB相談役、とくの ビジネスジージ は、そこんとこがバランスがとれていないと契約書をついてくる。さすが こちらも大手企業でたくさんの契約を見てきた彼がきっちり話をしてくれる。私は、中小企業の社長。契約で守ってもらうことも大切だが、結局はお客様が来てくださるかどうかにかかっている。A社とB社でいかにすばらしい契約を交わしたとしても、お客様である子供達の未来を考えない商談は意味がない。結果は明日でも1年先でも5年先でも・・・・、私はせめて20年後の子供達が社会にでる未来に夢をもって仕事をしている。だからそれがわかっていただきたくて、今回2度目の握手を、上場企業の社長さんの手を握った!!
ビジネスは、簡単に言えば、人、モノ、金。
人と人がつながって、会社が提供する物やサービスが喜んでお客様への大切なものとなり、そこでお金がまわっていく。質が量を生み、クオリティがクオリティを生み、継続していくこと、ゴーイングコンサーンで絆は強くなっていく。目的はゴーイングコンサーン!!
10月1日に、押されたはんこは、どこまで続いていくのだろうか? 今日入会した子供が、グローバルな社会に育っていく日まで、二つの会社で力を合わせて見守ることができれば、すばらしい契約になるだろう。

「冬の旅 10年を費やし、より深く
シューベルトの生きた時代を考慮すると、モーツアルトもベートーヴェンも旅することは学ぶことであった。中世の哲学者は旅して学んでいった。しかし、シューベルトはほとんどウィーンの中だけで活動し、まったく井の中の蛙。ところが、この蛙が一点を掘り下げると、 天の高さを知る。そこを突き抜けると、地域性を脱して世界的な広がりを持つ。シューベルトは極めて珍しい。そういう芸術家ではないだろうかという思いに達した。この本は長い間寝かせておいた。日々の仕事に追われて なかなか書き進めることができなかったからである。ワグナーが “ニーベルングの指輪” の “ジークフリート” を書いているときに、度々中断し、リストへの手紙に、“ 私はジークフリートを美しい森の孤独のなかに置き去りにした。菩提樹の下にジークフリートを置き、さよならを言って涙を流した。”
と綴っている。
シューベルトの冬の旅をより深く知りたいと、文で音楽を味わっていただけたら幸いである。  死せる菩提樹 梅津時比古 」

人、モノ、金、ビジネスは、旅。
できるだけ 遠くまで ずーっと、旅を続けていたい。