中国大使館、愛育病院を通り、有栖川公園の横の道を小走りで歩く。
6時を過ぎた頃はすでに真っ暗だ。
もりもりと繁った公園の木は、すでに紅葉が始まっている。風に吹かれて、カサコソと枯れ葉が舞い散る。
ふっと、父のことが、頭をよぎる。
暖かい肩をゆすりながら、“じいちゃーん、おきてえ” って声をあげた最後のお別れ・・・・。
なんで 急に すっごい淋しさが 私を襲ってきたんだろう。私はこの暗い道を、公園の中を、よく家路へ急いでいた。高校生、部活やらで遅くなったり、友達と遊びすぎたり・・・・。大学生、男友達と門限ぎりぎりまで、ディスコで踊ったり。いつも家路を公園の中を通り抜け、走る走る・・・。そこに、ある時は父は心配して家の外で私の帰りを待っていた。家に明りがついていて、どんなに遅くなっても、暖かい食事と笑顔が待っていた。
“今日はこんなことがあった、あんなことがあった” と私の話を待っている父と母。 私が早く自分の部屋に戻りたいのに・・・・。 もう、父も母もいない。
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あ、やっとナショナルストアにたどり着いた。
土曜の夜とあって、お目当てのトマトサラダや、鶏肉のお弁当も売り切れていた。
取り合えず、今日の食べるものをそそくさとカゴに入れて、レジに並ぶ。私はひとり。だから、私はマンションのリビングの電気はつけたままで、いつも外出する。暗い部屋に帰るのだけは・・・・、心が折れる。
CDをかけようと2枚買っていたものを封を切る。フランシス・レイとホイットニー・ヒューストン。二人とも旅立っていった。みんないつかは旅に出る。
「その唯一無二の歌声は、“ザ・ヴォイス” と称えられながら、2012年に急逝したホイットニー・ヒューストン。1985年にデビューした彼女は、R&B系シンガー枠組みを突き破って、ソウルフルな歌声で世界を魅了していったスーパースター」
「この旋律、永遠に切ないです。 〜白い恋人たち〜  フランシス・レイより日本のファンへメッセージ。 私の作曲した映画音楽達がこの新しく収録されたCDにより再び生き返ったことを私は幸せに思うとともに、長い年月を経た今日まで、私の音楽を親しんでくださる日本の友人の皆様を誇りに思います。 2010.2.10」

I Will Always Love You

I will always love you.                                  あなたをずっと愛している
If I should stay                                           もしとどまっていたら
I would only be in yuor way                         あなたのそばしかいられない
So I'll go but I know                                     だから私は行くわ でも分かってる
I'll think of you everystep the way                あなたのことをいつも考えるでしょう
And I ・・・・ will always love you, ooh          そして私はいつもあなたを愛している
Will always love you