「ただより高いものはない 証券部 関口慶太
お金を払ってでも、投資力を身につけたい個人が増えている。楽天証券によれば、個人に資産運用を助言するアドバイザー(IFA)の提携口座数は10月で約2万8000口座と、この5年間で5倍になった。
楽天証券の楠雄治社長は、“株式など証券だけでなく、保険や税金も含めた総合アドバイスを求める個人が多い” と分析する。背景にあるのが長生きリスクだ。
例えば、サラリーマンの場合、定年までの労働時間は年2000時間を前提に8万時間とされる。定年後は平均寿命を前提にすると、睡眠、食事、入浴などを除いて同じく8万時間の“余暇”が生まれる計算だ。これだけの時間を有意義に過ごすには、お金に働いてもらうしかない。
“利益がでれば自分のおかげ、損失がでれば営業マンのせい” 日本に欠けているのは、自己責任原則だ。
営業マンの話にただのりすれば、資産が守られるわけではない。市場の不確実性の高まりが、“ただより高いものはない”ことを、個人に気付かせるきっかけになった。」  日経ヴェリタス
今回タイプが全く違う二人の男性にビジネスごとでお会いした。
私は、初めての方とは、待ち合わせ時間に店の外まで行って、お会いするようにしている。あの方かしら、この方かしら・・・・、エスカレーターから降りてくる方の紙袋、バッグ、服装、歩き方 ・・・・ 通り過ぎる人を観察する。
フランチャイズ希望のデータの中には、顔写真は入っていない。年齢や住所、仕事の状況、etc。  だけど第一印象は、立居振舞い、身体の動き方、歩き方、表情に、思ったよりその人なりがでてくる。
もしかして、チャンスがあれば、ご一緒にビジネスをともにすることになる、大切なお相手だ。
お二人とも素敵な魅力的な方だった。
50代と40代。すでにたくさんのビジネス経験をお持ちだ。
違いといえば、お一人は子供への関心度が高く、そしてファイナンスの考えができる。ビジネスは投資。やはり肝は、B/S、P/L、キャッシュフローの感覚。私が16年前に社長になった時、この能力はゼロだった。たくさんの火傷を経験して、今でも学び続けている。失ったお金は計り知れない。100万を失うことで、100万を稼げる能力が身についた。1000万を失うことで1000万を稼げる感覚が身についた。1億を投資することで・・・・、という具合だ。
“ということは、3000万ぐらいで、いけそうですか”
“いえそこまでは、それくらいの予算があると、2店舗めに進めますよね。” と、彼は瞬時に算盤をはじく。
そして、もう一人の彼は、“400万くらいしか・・・・ ” “リースや開業融資を使い、手元のキャッシュはおいておかれては” とアドバイスをしてみた。
身の丈のビジネスは、多分広げることが難しい。ビジネスのいいところは、レバレッジがかけられること。之に尽きる。だからファイナンスの視点が必要なのだ。なぜか、どんな投資でも、5%の利益を狙う。これが1〜2%だと、ローリスクローリターン。10%に近づけば近づくほど、ハイリスクハイリターン。5%のラインを、私はど真ん中に、まず目標にする。
というと、 400万の5%は20万。 3000万の8%は150万。
こんなもんだから、どれだけ資金を投入できるかに、やっぱりビジネスの肝はある。
だけど、人・モノ・カネ ビジネスの3原則は、3つあるから、まずは一歩踏み出すことに尽きる。