「週刊現代が4週にわたって大きなキャンペーンを続けている。反響も大きいらいし。
“10日でできるあなたの人生 最後の総力戦” という見出しを表紙にぶちあげた。いわゆる終活の話だ。“ご存知ですか? あなたが死んだら手続きはこんなに大変です。生きているうちに、やれることは自分でやって” などという中見出しが躍る。
突然亡くなると銀行口座が凍結されてしまうとか、ペットの引き取り先を確保しておかないと殺処分されかねないとか・・・・。翌週からは大反響と表紙に謳い、第二弾 第三弾を掲載。週刊現代や週刊ポストも高齢読者に照準をあてた誌面にシフトしているのは、この何年かの特徴だが、終活は究極の高齢者向け特集と言えるだろう。実は、週刊現代は、今年前半 4万部も部数を落とし、週刊ポストに抜かれてしまった。それに対して週刊現代がどんな手を打ったかというと、誌面をさらに高齢者向けにシフトさせることだった。つまり “守り” に徹して、中心読者である高齢者をしっかり確保しようという方針だ。それが功を奏して、秋以降、実売率が少しずつ回復。そこへダメ押しとして放ったのが今回の終活キャンペーン。確かにせっかく生命保険を掛けていても、突然亡くなって、子供たちが保管場所を知らないと請求できないとか、切実な話ばかりだ。反響を呼ぶのもわからないではない。でも部数に悩む総合週刊誌が誌面をどんどん高齢者向けにシフトさせていくというこの流れには寂しさを禁じえない。各誌とも深刻な部数減に直面しているから、新しい読者を開拓するよりも、手堅く守りに徹しようという方針は間違っていないかもしれない。でも今年最後の週刊誌評を書きながら、一抹の寂しさを感じざるをえないのも確かだ。」  高齢者シフトに寂しさ 月刊 “創” 編集長 篠田博之 


高度成長をサラリーマンとして、タフマンをぐいぐい飲み戦ってきた企業戦士の必読書、週刊誌が終活特集。ヌーの大群のビジネスが縮小していく。あとは介護に葬儀関係で幕を閉じる。私も一歩遅れてその様子を傍観する。明日は我が身。だけどあとだしジャンケンが使える。ということは、勝ち組終活で学ばせてもらおう。
ちょっと夕飯のお買物に行こうと、マンションのロビーでとくももを待つ。70代から80代とおぼしきご夫婦も家族を待っている。奥様は、髪も美容院へ行ったあとか、ふんわりと素敵で白髪は見えていない。手に薄手の手袋をはめ、スーツにヒールを履いて足はすらりと美しい。背中はまっすぐで、年を感じないし、そもそもこの年齢で、ハイヒールが履けてスーッと歩けるのは、ただもんじゃないぞお。お顔もしわらしいものがなく美しい。多分ここまで美しいのはオペレーションが入ってるかナあ。すべて完璧なのに、なんで年取ってみえるのだろう。私は失礼を承知でじろじろ観察した。首の動きがぎこちないけど、どう違うのか?

“バーバぁ!!” と、とくがやってきた。年末から年始にかけて、青山はガラーンとしている。みんなハワイやら外国へ行っちゃったぁ。
まあ、それはそれで、静かでいいナあ。