「筆洗 2019.4.7
博士の愛した数式などの作家 小川洋子さんが小惑星探査機はやぶさの名前をつけた人は偉いと思うと書いていた。単なる形式的な番号名ではなく、鳥のはやぶさという名前を得たことによって物語になるという。
“私の中では、勇敢な鳥が宇宙の漆黒を旅している。宇宙の起源が解き明かされる喜びと、一つの物語を得る喜びは、等しく私を幸福にしてくれる” 弟のはやぶさ2は、小惑星りゅうぐうに世界初、金属弾を衝突させることに、見事成功した。ここから、太陽光線の影響を受けていない地下の試料が採取できる。衝突で小惑星から岩石がカーテン状に飛び散る画像。まるで巨大な竜が飛翔していくかのようである。追い立てられた竜が飛翔していくのかのようである。追い立てられた竜が潜んでいた穴、クレーター。その奥に地球誕生の秘密が隠されているのかもしれぬ。技術開発には東日本大震災で被害を受けた福島の中小企業も携わっている。困難に立ち上がる人の努力と夢の物語でもある。 」

夢があるいい記事だ。もうすぐ夜があけていく。私は九州福岡にいた頃、仕事やらで行き詰った時は、必ず、大名にあったプラネタリウムにこっそりと仕事を抜け出し、一人星たちを眺めていた。何億光年から届く気が遠くなるような時間のあとに私たちは星の光の旅をしる。そうすると、悩みがみるみるうちに、とても小さく砂粒ほどになって、消化されていく。ハアー、すっきりしたあ。 それから今では、とにもかくにも、もやもやぐちゃぐちゃした溶岩のどろどろしたものを・・・・抱えたまま、ふつふつと眠りにつく。翌朝真っ暗闇に起きて・・・、そして夜が明けるころには、あれれ、ハアーすっきりしている。
あー そうか。一回曇天のカーテンを心に下す。暗闇、ブラックホールが、リセットしてくれるんだあ。
今週も池袋サンシャインに、とくももを連れて出かけた。ここのプラネタリウムは、宮沢賢治の銀河鉄道の夜をもとに作られている。シートは特別スペシャルな、雲のシートがカップルたちのために、ふわふわのクッションの中で空を二人占めできるように5000円くらいのものもあった。
うーん、ちょっと違うなあ。人が星に、宇宙に描くものは、もっともっとミステリアスな それでいてチャレンジしたい果て無き夢なんだけどナあ。
だからおれたちはトイザラスへ直行。
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