「19年度も上半期が終わるけど、例年になく資産形成に注目が集まったね。2000万円問題に加えて、5年に一度の年金財政検証が出たのが大きいだろう。
経済成長率が最も高いシナリオでも、将来の給付レベルが今より厳しくなるとの見通しを示した。個人が自分年金を作る必要性は年々増しているね。世界的な低金利が長引く中で、かつてのように定期預金の利息で暮らせる時代じゃないからね。バブル期で6%、今やその1/6000の0.001%だよ。債券や定期預金みたいな元本保証型だけでの運用は、もう限界を迎えている。個人もポートフォリオを組んで、運用していく必要に迫られている。 高齢者や初心者向けセミナー 海外投資も注目  日経ヴェリタス 」

資産運用に悩む人々のなかで、やっぱり消費増税の前日、かけこみでトイレットペーパー、お米など生活必需品を持てるだけ買い込みに走った人も多かった。だって、バレエスクールのコピー機の横に、トレイの入口に、真っ白な円柱形の紙が、山積みでおかれていたし。スーパーに行っているひろ君情報だと、売り切れの棚が続出していたらしい。
で、今日は、まどかと、さくらと、私は、渋谷へ出かけた。
なぜって、私たち女の狩場、フォーエバー21。ウインドーに売りつくしセールの大きな赤い文字が。
アメリカの法廷に破産宣告をした、私たちのお気に入りのお店。
“今日も時間はないけど、せっかくだら、1Fから6Fまで順番にみてみよう。”
念のために、いつもの戦利品袋、大きなあみ袋をさげて館内を歩く。まどかは、抱っこ紐でさくらをくくりつけているので、両手は空いている。一つ持ち、私も一つ持った。
客入りは、渋谷西武一階のメインブランド化粧品売り場よりも多い。
だが、一階レジはいつもと違って、誰も並んでいない。
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せっかく一階から六階まで全ての商品を見たにもかかわらず、なぜか、今日は一個も買わなかった。
まどかが、
“買ってもすぐにゴミになりそう” っとポツリと言った。
“あーそうだ。撤退したいお店の商談なんかに、大きくフォーエバー21って入ったTシャツなんか着ていけば うまくいくんじゃない。” なんて、ブラックジョークをとばした。
渋谷の一等地、多分日本のあちこちにも、出店しているだろうから、空床がどかっとでるナあ。それに、フォーエバー21だけじゃなく、それに類するお店も厳しいだろう。
早くもオリンピック不況の風が、すでに吹き始めてきたようだ。
トボトボとセンター街を歩いて、西武の地下へ。心を取り直し、食材を仕入れる。
ニラが安い。二束セット、よし、今日はニラ玉といこう。
ウクライナ産のハチミツが500円セールだ。よし。
とくは、渋谷西武の買い出しにはついてこない。大好きなアイスクリーム屋さんが、突然閉店したから・・・・・。あの時のとくの顔のショック!!
とくは、必ずお店の人と仲良しになって、これ何でつくってるの?とかいろいろ話して、フレーバーを選ぶ。そして、“またくるねー、おいしいよ、バイバーイ” って、物と物のやりとりに、必ず人との触れ合いを大切にする。
発展途上国のすし詰めの暗い工場で、労働者たちがひたすらミシンをかける。タグだけはブランド名を大きくいれて、大量に世界中にばらまかれるパンツ、スカート・・・・・。SS、S、M、Lとサイズを確認するだけで、接客はゼロのお店達。
競争に生き残るため、徹底的に効率重視でファイナンスの数字と化したビジネスは、ある意味、案外もろいものかもしれない。