「すべてのがんが、放置すればどんどん大きくなって命を奪う病気というわけではありません。とくに甲状腺がんは、ほとんどの高齢者が持っているといわれます。一方、がんと告知されれば精神的ダメージがあります。甲状腺の全摘手術を受ければ、一生甲状腺ホルモンの薬を飲むため、マイナスの方が大きくなるでしょう。甲状腺がんの検診は無駄というより、しない方がよい、と言えるでしょう。甲状腺がんは、がんの中でも特殊なタイプで、若年者や子供でもめずらしくありません。東京電力福島第一原子力発電所のある福島県では200人を超える子供に甲状腺がんが見つかっています。放射線被曝によるものではなく、もともと自然に存在したがんを発見しているだけで過剰診断と考えられます。甲状腺の被曝線量が100ミリシーベルトを上まわる福島の子供はまずいませんから、“検査をしないことを推奨する” が当てはまることになります。次回は、前立腺がんにおける過剰診断をとりあげます。がん社会を診る 中川恵一 東京大学病院准教授 甲状腺がん 検診は慎重に 」

とくの頭の怪我はマキュロンで応急処置をして、念のためにまどかが病院へ連れていく。今日は、カーと一緒にさくらとももを連れて会社へ出勤する。
“社長わかりましたよ。なぜhelpが必要か”
ももは2歳で、反抗期。誰かを一人占めしてないと、ギャン泣きをする。だからバーバがももを、そして人見知りもないさくらをカーを抱っこして、
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オフィース到着。
月曜日の朝はまず、お清めの塩をまいて、柏手と水晶の鈴を鳴らして、いい気を呼び込む。グリーンに水をやり、掃除機に拭き掃除が始まる。新しい経理の矢田さんが早めに出社して、掃除に、さくらをみてくれる。
そうこうするうちに、お昼近く、まどかがとくを連れて戻ってきた。
“軟膏だけくれて、これくらいの年令の子は、成長期で怪我をしやすいらしい。自分の身体のサイズと感覚がずれるみたいで、へんな所で頭をぶっつけたりするらしい。”
“公園を走り回って、転ぶ練習や受身や・・・・、身体で学ぶことが必要な時期らしいよ。”
ママはほっとしていた。
そう言えば、とくは赤ちゃんの頃から私がオフィースへ連れてきていた。ろくもハチも赤ちゃんの頃は、3時間おきにエサをやらないといけないから、鳥たちもオフィースに。さくらと、ももも、やっぱり会社が好きだ。
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そこで働く人達をみて子供たちが育っていくと、仕事をすること、人の役に立つことをしてお金を稼ぐこと、子供達への一番のファイナンス教育になる。
私の子供時代、周りの大人達は、朝から晩まで働いていた。私は父の実家の回転饅頭や、そして母の実家の小料理屋、その二つをよく行き来して、商売というものを肌身で感じている。貧しい家で、お金と労働価値のバランスをうすうす知った。これくらいの働きに対して、これくらいの報酬が期待される。
この子供の時の環境が、大学を出て、社会に入り、ビジネスを作り、社長となる道しるべとなった。
私にとって、商売の世界は、唯一フェアーだ。
弱肉強食の世界であるだけに、男も女も、老いも若きも、人種も・・・・超えた、力と運の世界。 自分にあった結果となる。

とり年運勢
“思うように任せられないのが人生だと思うが、実は思うようになっている” 松風庵主