“中国の歴史物語ミーユエのDVDを6巻一気に見て、あと3巻のみ。
そろそろ年末に向かってお店が閉まりだし、オフィスに出ても電話もほとんどかからない。
そうなると、仕事中心の生活から自由度が大きくなって、つい遅くまでDVDの続きをみるのをやめられなくなったり、深酒が始まったりと、とたんに欲望に負けてしまう。だらしない生活を始めるとセーブがきかなくなる。それをきちんと整えてくれるのが、私は仕事。仕事がなくなったら、とたんに私は弱いダメ人間になってしまう。

「雪の上の足跡  動物学者 今泉忠明
雪の上の足跡を “読む” ことを教えてくれたのは、シートン動物記で知られるE・シートンだ。 読むことに熟達すると、動物たちが何を食べ、どのように行動したのか、彼らの暮らしぶりを垣間見ることができる。目の前で見ているときは分からなかったことも、その動物が通った跡をたどることによって理解できる。雪の上を歩くのは慣れないとすぐに疲れる。一息入れているとき、微かな“サッサッサッ”という足音がすぐそばで止まった。ゆっくり顔を向けると、真っ白な冬毛のノウサギが座っていた。それからそのノウサギが付けた真新しい足跡を追う。こうして歩いたルートを地図に記入すればノウサギのおよその行動範囲を知ることができるのである。 動物の足跡は雪の上だとはっきりわかるが、夏の野山でも足跡はついているはずなのである。臭覚の退化した人間には分からないが、動物たちは匂いで分かっている。ノウサギに限らず、キツネもリスもシカも、地面を歩くすべての動物は足跡を残す。動物は生まれたときから足跡を残し続け、それが残らなくなったときは死なのである。冬は寒いが楽しみもある。 」


そうか、私が私をコントロールできなくなって、ダメ人間になってしまうのは、仕事がない時、やるべきことがない時、夢や目標や叶えたいことが消えた時。それに向かって一心に歩き続ける自分を見失った時。
足跡を残せなくって、いや ぐるぐる迷路にはまったり、立ち止まって身動きがとれない状態。
休みって、私はいらないかなあ。