「感染症が変える都市と不動産  ジャック・ゴードン氏  Market Eye
感染症は何世紀に渡り、都市や不動産との関わりに影響を及ぼし続けてきた。聖武天皇は743年、天然痘の大流行で本州の1/4の人民が命をおとしたことで、大仏の建立を命じた。東大寺で出家できるようになった僧を中心に奈良への巡礼が中国への渡航にとって代わられた。その結果、奈良の重要性は著しく高まった。他の国や都市の在り方も、過去の感染症によって形成されてきた。1854年ロンドンの地図はコレラの感染源特定に役立ち、市内の給排水システムの設計方法を変更することになった。パリのオスマン計画、オルムステッドの設計によるニューヨークのセントラルパーク、上海ハーバー検疫所などはいずれも、19世紀における感染症対策として生まれたものだ。現代では人々は飛行機で旅行したり、大陸間を移動したりするため、感染症は局地的なものから、パンデミック(世界的な大流行)へと変貌を遂げている。その結果、不動産は世界のあらゆる主要都市において、あらゆる投資対象の中でも新型コロナウィルスの影響を最前線で受けている。ワクチンの開発が成功した後、不動産市場における恒久的な変化と一時的な変化とを見極めるには時間がかかるだろう。それまで不動産オーナーはセンサー技術を使い、管理された職場やショッピングセンターに人が戻ってくる状況を追跡することになる。  つづく 」

ということは、私たちはコロナがなかった時代の様式には、もう戻れないということかあ・・・・・。
東神奈川のイーオンに行った。その帰り道、浜松町で下りた。
モノレール駅の接続通りに、大きな本屋があったのを思いだし、久しぶりに新刊でもチェックしようと、いつもだったら、空港へ向かうガラガラの人混みをかきわけ、と思いきや、ガラーンとしている。
しかも本屋は7月に閉店と張り紙が。
そういえば、ここは20年前、九州から上京してくる関所だった。
羽田からモノレールに乗り、浜松町でJRやら地下鉄に乗り東京へ行く。
そして、あの喫茶店で、社長からポツリと“独立したら”と告げられた。縁切りの地だった。
そのゆかりの喫茶店も、9月で閉店と張り紙が・・・・・。
18年が経ち、その記憶の糸を手繰り寄せる場所もコロナで消えてゆく。すべては変幻自在。
何を頼りに、何を思い生きていくべきか?
過去から今に向かってつなげてきた橋はすべて消えてゆく。
ただ前を向いて、未来に橋をかけていくしかない。