朝4時、シャワーを浴びて、と‟ドンドンドン”とドアのノックの音。
あれれこんな早く!?! ‟おはようございます。川越に6時半まで行かないといけないから”とカーが。
もうろうとした頭の中、カーはテキパキと出発。
‟ごはん食べた?” ‟ハイ”
ボンジュ・バレリーナ、ラ・トミオカ(工場)、ラ・ニタ(工場)、そして川越、板橋と、それぞれに動きだし、着々と、そして一歩一歩動きだしている。
‟もしかして、ボンジュ・バレリーナって末ちゃんのとこ?”
‟ハイ、よろしくお願いします”
バレエのサナピーから、どこでどうつながったか、ショートメールが入った。
‟素晴らしい! 日本中のバレリーナに伝えたい! バレリーナを救ったのは末ちゃんよ!と!”
と、ショートメールは続いた。
8月の暑い日、コロナ騒ぎで、東京の街はもぬけの殻になった。
その非日常の中、バレリーナとの運命が始まった。
工場で働く職人の人たちのひたむきさ、管財人を通して、なんとか連絡をして下さるお客様、目黒店に貼られた一枚の貼り紙をじっと見つめるバレリーナ。点と点がつながり、一本の糸となった。
そして、これから、線と線が引かれ、少しづつ面になっていくことができれば、舟の帆が張れる。
三角の帆は風を受け、大海原に漕ぎ出してゆけるだろう。いつの日か、ずっと遠くまで旅をすることができるよう、大きなしっかりとした、強い帆を柱に張りたい。
 
「世界規模で高まる多国籍企業の市場シェア
2018年の種子法廃止によって国は、民間企業の種子ビジネスへの参入を促した。日本では現在、登録品種の育成者は農研機構や都道府県が大半を占める。が、近い未来、他国籍種子企業による種の支配が進み、農家の負担増などにつながるのではと、懸念する声が根強い。
世界種子市場の企業別シェア 
1位 モンサント(26.5%)、2位 デュポン、3位 シンジェンタ、4位 リマグレイン、5位 ダウ、6位 バイエル
要注意 3位のシンジェンタはケム・チャイナ(中国)が買収終了。2位デュポンと5位ダウは経営統合。1位モンサントはバイエル買収完了。モンサントの名前は消える。買収・統合で、これら巨大企業による寡占化が一層進行。
日本産の米や野菜、果物は芸術品として海外で高い評価を得ている。高値で取引されることから海外に流出するケースは果物が多い。(例)シャインマスカット(甘味食味に優れているうえ皮ごと食べられる人気品種)。農研機構が開発。2006年に品種登録された。苗木が中国や韓国に流出。16年ごろには中国で ‟陽光バラ、香印ひすい” などの名前で販売されていることが確認され大きな問題となった。芸術も資本主義とグローバルの波にさらされ、ぬすまれ または消えてゆく。

佐藤進氏がたくされたお宝、そして土屋社長から手渡されたバトンを、私は懐にしまい、走ってゆこう。